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近頃の若者はなぜダメなのか 携帯世代と「新村社会」 (光文社新書 441) 新書 – 2010/1/16

3.6 5つ星のうち3.6 49個の評価

ここ10年で劇的に変化した、今の若者の人間関係----
30歳以上の人は、この本の内容が信じられないかもしれません。10代、20代の子供や部下、そして消費者が何を考えているかさっぱりわからない、という人必読!
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商品の説明

出版社からのコメント

今の20代後半以下の世代は、中学生、高校生くらいからケータイを持ち始めた、日本で初めての世代です。イメージしてみてください。自分が中高生のときに、もしも携帯電話や電子メールが存在していたら・・・。生活は良くなっていたでしょうか? 友達との関係はどう変わっていたでしょうか? 私(著者)は7年をかけて、10代半ば~200代後半の若者、約1000人に実際に会って、じっくりと話を聞いてきました。その結果見えてきたのは、現在32歳の私ですら驚くほど劇的に変化した、彼らの生活と人間関係です。近頃の若者はいったいどういう環境にいて、いつも何を考えているのか? 本書を読めば、彼らのリアルな姿を肌感覚で理解できるようになるでしょう。

著者について

原田曜平(はらだようへい)
1977年東京都生まれ。慶応義塾大学商学部卒業後、(株)博報堂に入社。博報堂生活総合研究所時代にJAAA広告賞・新人部門を受賞(2003年)。専門は若者研究で、こわもてな風貌と本音を引き出す話術を武器に、日夜若者へのインタビュー調査にいそしんでいる。共著に『中国新人類・八〇后が日本経済の救世主になる!』(洋泉社)、『10代のぜんぶ』(ポプラ社)、『黒リッチってなんですか?』(集英社)、『情報病』(角川oneテーマ)など。本書が初の単著になる。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 光文社 (2010/1/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/1/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 288ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4334035442
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4334035440
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 49個の評価

著者について

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原田 曜平
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カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
49グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 
タイトルはセンセーショナルだが、本書の中身とほとんど関係ない。

近頃の若者も山本七平の言う日本的な「空気の支配」の中で
生きているのだ、ということを、筆者が行ったインタビュー事例に
基づいて、意外と地味に、実証的に論じている。

「既視感」など博報堂のマーケティングアナリストっぽい
キャッチフレーズに、あまり惑わされず、地味なルポルタージュ
として読めば、一読の価値がある。

基本的に宮台真司の若者論とそれほどかけ離れていないが、
宮台真司の書物のように、社会システム論の専門用語が
散りばめられていて、訳がわからなくなることはない。

ふつうのサラリーマンにも分かりやすく、宮台真司的な若者論を
プレゼンテーションしたら、こんな本になりました的な、気軽に
読める若者論で、若者批判にも、若者擁護にもかたよっていない
バランス感覚もすぐれている。
 
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「若者を批判する」か「大人や社会を批判する」という二項対立が、
まことしやかにマスコミでも取り上げられ、いまのこの閉塞的な社
会からして、かつて若者批判に軍配が上がった、というような構図
にはなっていないように感じます。

しかし、この二項対立をしている限りにおいては、世代間闘争の域
を出る事がないので、一歩踏み込んで、世代というより、いまの
「時代」を読み解くというのが、この本の趣旨です。

今の日本の20代後半以下の世代は、中高生あたりからケータイを
持ち始めた、日本で最初の世代です。日本の若者の特殊性は、まさ
にこのケータイ化という点に集約されます。

そこにはパソコンによる「情報収集」という側面より、ケータイに
よる「人間関係の維持・拡大」を重視して生活しているということ
が言えるのです。

もちろん狭い人間関係にこもる若者もいるのですが、基本的に、携
帯メール、SNS、プロフによって、かつての「親友」ではなく、
「友達の友達」や「友達の知り合い」という形で拡大しています。

そういう関係は、一見希薄に見えそうでいながら、継続性があると
いう部分を見過ごすことができません。

こういう環境において、24時間いつでもどこでも井戸端会議がで
き、かつて個人化・多様化ということから、かつての昔の村社会の
ような、空気を読むことが掟とされる「新村社会」になったという
ことなのです。

そして「新村社会」では、昔の村と違い、構成人員が膨大で、24
時間常時接続なので、一度村八分にあると、逃げ場もなく、完全に
村十分までになってしまうのです。

またこの「新村社会」のなかで、情報ネットワークの多さから、自
分では経験がないのに、身近な仲間の中の情報から、あたかも自分
が経験したかのような「既視感(デジャヴ)」を生み出しました。

しかしこの「新村社会」には、肯定的な面もあります。それはネッ
トワークの大きさ、自由さから、行動力さえあれば、「地域」「偏
差値」「世代」を超えてつながることができ、あたらしいマーケッ
トを生み出しています。

つまりこの「新村社会」においても、閉塞感にさいなまれる人と、
活動の幅を広げる人という「ネットワーク格差」を生み出してきて
いるのです。

ということを理解しました。タイトルのように、若者がダメという
のは比喩だということが、よくわかります。そして決してダメだと
は思ってないのです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半は面白く読ませてもらったが、中盤以降になると著者が考えながら事象を羅列している感があり、いったいなにを言いたいのかわからなくなる。ドキュメンタリーは編集が命。ページを埋めるためにたらたらとインタビューの内容を流し続ければいいというわけではない。これは出版社の編集者の力量不足とも言える。さらにタイトルが最悪。もっと明るいタイトルにするか、「新村社会」とか新鮮なタイトルをいくらでも考えられるはずだ。ただし、これだけ豊富なフィールドワークをしたのは立派なもので、一考に値する。ただしあくまでも「インタビューに応えた若者」というバイアスがかかっていることを忘れないようにしたい。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年1月9日に日本でレビュー済み
自分たちの若いころとは違う、俺たちのころは、といって批判するこのような本に何の意味があるのでしょうか。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生身の若者を取材しているだけに、現代の若年層の実態がよく分かる。
ただ、ほかの方のレビューにあるように、この本で取材している若者は一部の突出した個性で、多くの若者は日常に流されて忙しい毎日を送っている、平均的な日本人像とほとんど変わらないという点は注意しておきたい。
また、本書は表題の「近頃の若者はなぜダメなのか」という問いよりも、「携帯世代と新村社会」という副題のほうが当てはまる。なぜ今の若者はダメなのか、そんなダメな若者とどう折り合っていくのかという重要な問題の答えはほとんど書かれていない。イマドキの若者がよく分からないと嘆いている人には参考になるが、大人としてどう接すればよいのか分からないという人は別の本を読んだほうが良い。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今の若いものはしょうがないと、ある程度年を取ると口癖になるのはずっと受け継がれていくのだろうと思う。
この本にも同じ事がいえて所詮、年配者の最近の若者はダメだの愚痴にすぎないとは思う。
これを読む際に共感できるかどうかで自分の今の立ち位置がわかるという点ではよい本だと思います。
2010年3月14日に日本でレビュー済み
ここで描かれる若者というのは、「平均的な若者」と言えるのだろうか?
読んでいて、何よりも感じたのは、そのことへの疑問である。

というのは、著者の調査の仕方というのは、街頭で若者に声を掛け、インタビューをする、というやり方だからである。あなたなら、見ず知らずの人にいきなり声を掛けられて、インタビューに応じるだろうか? 自分なら、何かの勧誘と疑って無視するだろう。実際、そのように断られることが多い、というのを著者自身が序文で述べている。
となれば、著者のインタビューに応じた若者というのは、特殊な存在である可能性を捨てきれない。

本書のインタビュー内容として紹介されるものは、数多くのやりとりの中から「印象的なもの」を並べた感があり、そのやりとりが実際にあったとしても、それがごくごく普通に見られることなのか、それとも、特殊なことなのかもわかりづらい。
さらに、以前がどうだったのか、についても著者自身の個人的な経験や、こうだったと言われている、などばかりで、それが正しいという保証はない。つまり、比較になっていないのである(例えば、東京近郊の若者がローカル化し、行動範囲が狭くなっている、というのだが、上の世代の人たちは本当に行動範囲がそんなに広かったのだろうか? 松戸の女性が、休日は地元で同じように過ごし、新宿にすらいかない、という話が出てくるが、距離的に近くても、用がない場所には行かないのではなかろうか?)

本書で行われている調査のやり方というのは、社会調査のやり方で言うところの「質的調査」のやり方である。質的調査の結果を、一般化するには、細心の注意を払う必要がある。しかし、本書は極めて杜撰に一般化してしまっているケースが目立つ。
著者のインタビューに応じるような若者はこういう人だ、という風には言えるかも知れないが、これをもって、若者全体を語るのは危険ではないかと思う。
161人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
音楽に関わる仕事をしているのですが、最近の「着うた」チャートの上位に入ってくるような楽曲の歌詞のワンパターンさには相当の違和感を覚えます。

それらの歌詞のほとんどが「恋愛グダグダ系」「友達ありがとう系」「夢に向け頑張ろう系」のいずれかで、自分としてはいい加減食傷気味なのですが、若者に聞くと、口を揃えてこれらの歌詞に「共感できる」と答えます。この感覚のズレの根っこにあるものは何なのだろうかと。そんな想いの中、巡り会ったのがこの本です。

本書の視点を借りながら言えば、現在の若者はケータイで繋がったネットワーク「新村社会」の中で、村人として正しく振る舞うことを強いられます。すなわち、友達を気遣い、弱っている子を励まし、一体感を演出し - 彼らの日常は「身近な絆」を確認するためのコミュニケーションに多くの時間が割かれています。

となると、先ほどの紋切型の歌詞もそれぞれが「身近な絆」への強い執着を表現したものと受け取れますし、まさに若者にとってはリアルに刺さるものなのでしょう。自分の持っていた違和感が少しだけ解消されたような気がしています。

広告代理店系の人が書く本というのは、妙なマーケティングの造語を振りかざして煙に巻くようなものが多く、あまり良い印象を持っていなかったのですが、本書は著者の人柄なのでしょうか、地に足が付いた論が展開されており好印象だったことも付記しておきます。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート