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森山大道 路上スナップのススメ (光文社新書) 新書 – 2010/8/17
写真のすべてはスナップにあり。カメラ愛好家必携、スナップ撮影の入門書
60年代、「ブレ・ボケ・アレ」と呼ばれる作風で注目を集めたカメラマン・森山大道。
あれから半世紀。路上に立ち続けた彼が、フィルムカメラ、デジカメを駆使して撮り
下ろしスナップを敢行。砂町、佃島、銀座、羽田といった東京の街のほか、北関東
を縦横にひた走り、いつものモノクローム以外にカラー写真も撮影。自身のスナップに
対する考えや視点、カメラマンとしての姿勢やそのノウハウについて語った、写真学校
の学生、カメラ愛好家必携のスナップ入門書!
森山式スナップの心得
●大事なのは"撮りたい"という「欲望」
●とにかく表へ出て、歩け!
●理屈は後からでもつけられる。とにかく撮れ!
●何でもよく見て、気になったものを全て写せ!
●商店街のスナップでは、必ず往復。
●デジカメは、撮ったものを逐一見返すな!
森山大道(もりやまだいどう)
一九三八年、大阪府生まれ。六四年にカメラマンとして独立。六八年、ブレ・ボケ・アレと称される前衛的写真の先陣を切り、『にっぽん劇場写真帖』を発表。以降、写真という概念/制度の最大限までの拡張・解体を試みる。世界的評価も高く、九九年のサンフランシスコ近代美術館を皮切りに二年にわたって全米を巡回した回顧展や、二〇〇三年、パリのカルティエ現代美術財団での個展など、海外でも大規模な展覧会を多数開催。
仲本剛(なかもとたけし)
一九六八年、神奈川県生まれ。フリーの雑誌ライター業の傍ら、写真集を制作。森山大道氏の撮影に同行した『BUENOS AIRES』『S'』『São Paulo』をはじめ、『Light & Shadow』『NAKAJI』(以上、講談社)など、同氏の複数の作品集をプロデュース。
- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2010/8/17
- 寸法11 x 1.2 x 17.5 cm
- ISBN-104334035817
- ISBN-13978-4334035815
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登録情報
- 出版社 : 光文社; 新書版 (2010/8/17)
- 発売日 : 2010/8/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 206ページ
- ISBN-10 : 4334035817
- ISBN-13 : 978-4334035815
- 寸法 : 11 x 1.2 x 17.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 149,904位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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あと、文より写真が多い。ほぼ、写真集。
スポーツの自問自答に似ていると思った。
森山大道がなぜこんなに評価されているのか。彼の発する言葉の内にその片鱗を垣間見る。
自らを欲望体とし、カメラを媒介にして時に外界を切り出し、時に自らと向き合う。欲するままに、自らに忠実に。50年以上もそれを続けている森山の言葉には、深みと重みがある。
翻って現代、私たちは誰もがスマホを持ち、気軽にスナップ写真が撮れる時代の中にある。だが一方、個人情報や肖像権の意識が生まれ、迂闊に通行人にレンズを向けることは難しくなった。
スマホとSNSが普及したことで、街行く人々の自然な表情をとらえることが困難になったことは、なんとも皮肉な顛末と言えるかもしれない。
それでも森山の言葉を糧に、自分なりの「異世界」を撮らんとする気概を腹の底にしまって街に繰り出してみようと思う。