再掲
三浦さんの本は多々購入してしまう、例えば「第4の消費」もそうだ。どうしても、何年か後に、または10-20年後に見てみたいと思う。
今回の著作もふんだんに調査結果を示し、視覚的に人口移動を推測している。また、3.11後の市民のマインドの変化、そして想定される首都直下型地震の可能性。
人口減少社会は地方ばかりではなく、首都圏でもすでに始まっている。
団塊世代、団塊ジュニア時代、そして、三浦さん的には「シェア」時代がこれからの街を作っていくのだろう。
ニュータウンがオールドタウンになる、これは確実である。そしてそのオールドタウンがゴーストタウン化するのもほぼ確実だろうゴーストタウン化をゴールドタウン化するためにはどうすべきなのか?
すでに郊外ではマンション等の急激な値下がりがある地域もあるとの事。また、幼稚園は保育園に入れない待機児童問題、職場と自宅、災害時の帰宅難民問題等々。
果たして都会、あるいはその周辺部に住むこと、働くこと、今後大きな動きがあるように思うのは私だけだろうか。
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東京は郊外から消えていく! 首都圏高齢化・未婚化・空き家地図 (光文社新書) 新書 – 2012/8/17
三浦 展
(著)
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【内容紹介】
かつて団塊世代が東京圏にあふれ、郊外に大量の住宅が建てられた。
それが今や、人口減少社会へと転じ、ゆくゆくは40%が空き家になるという予測も出ている。
そうなれば、東京の随所にもゴーストタウンが現れるだろう。
長年ローンを払い続けて手に入れたマイホームも、資産価値のない「クズ物件」となってしまう。
日本の都市は、他にもさまざまな問題をはらんでいる。居場所のない中高年、結婚しない若者、単身世帯の増加……。
とくに首都圏では、それらが大量に発生する。
これから郊外はどうなる? 住むべき街とは? 不動産を最大限に活用するには?
独自の意識調査をもとに、これからの東京の都市、郊外のあり方を提言する。
【目次】
第1章 あなたの街がゴーストタウンになる!
第2章 発展する街・衰退する街はどこか?
第3章 団塊ジュニア以降の世代はどこに住むのか?
第4章 団塊世代は親子二世帯同居をするか?
第5章 どういう郊外が生きのびるか?
第6章 郊外をゴールドタウンにする方法
【著者プロフィール】
三浦展(みうらあつし)
1985年新潟県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、㈱パルコに入社、情報誌『アクロス』編集長を務める。1990年、三菱総合研究所入社。1999年、カルチャースタディーズ研究所設立。家族、若者、消費、都市問題などを研究。主な著書に『下流社会』(光文社新書)、『「家族」と「幸福」の戦後史』(講談社現代新書)、『ファスト風土化する日本』(洋泉社新書y)、『郊外はこれからどうなる?』(中公新書ラクレ)、『第四の消費』(朝日新書)など。
かつて団塊世代が東京圏にあふれ、郊外に大量の住宅が建てられた。
それが今や、人口減少社会へと転じ、ゆくゆくは40%が空き家になるという予測も出ている。
そうなれば、東京の随所にもゴーストタウンが現れるだろう。
長年ローンを払い続けて手に入れたマイホームも、資産価値のない「クズ物件」となってしまう。
日本の都市は、他にもさまざまな問題をはらんでいる。居場所のない中高年、結婚しない若者、単身世帯の増加……。
とくに首都圏では、それらが大量に発生する。
これから郊外はどうなる? 住むべき街とは? 不動産を最大限に活用するには?
独自の意識調査をもとに、これからの東京の都市、郊外のあり方を提言する。
【目次】
第1章 あなたの街がゴーストタウンになる!
第2章 発展する街・衰退する街はどこか?
第3章 団塊ジュニア以降の世代はどこに住むのか?
第4章 団塊世代は親子二世帯同居をするか?
第5章 どういう郊外が生きのびるか?
第6章 郊外をゴールドタウンにする方法
【著者プロフィール】
三浦展(みうらあつし)
1985年新潟県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、㈱パルコに入社、情報誌『アクロス』編集長を務める。1990年、三菱総合研究所入社。1999年、カルチャースタディーズ研究所設立。家族、若者、消費、都市問題などを研究。主な著書に『下流社会』(光文社新書)、『「家族」と「幸福」の戦後史』(講談社現代新書)、『ファスト風土化する日本』(洋泉社新書y)、『郊外はこれからどうなる?』(中公新書ラクレ)、『第四の消費』(朝日新書)など。
- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2012/8/17
- ISBN-104334036988
- ISBN-13978-4334036980
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2012/8/17)
- 発売日 : 2012/8/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 206ページ
- ISBN-10 : 4334036988
- ISBN-13 : 978-4334036980
- Amazon 売れ筋ランキング: - 765,745位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
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2018年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年7月7日に日本でレビュー済み
本書はデータに基づき郊外の現状を示して、今後の進むべき道を示している。
ややアンケート調査による部分が大きいが、データがあるので納得して読み進めることができた。
首都圏の郊外の動向や今後20年がどうなるかが分かり、郊外に住むものとしては非常に興味深く読み進めた。
今後の郊外が進むべき道として参考になった。
ややアンケート調査による部分が大きいが、データがあるので納得して読み進めることができた。
首都圏の郊外の動向や今後20年がどうなるかが分かり、郊外に住むものとしては非常に興味深く読み進めた。
今後の郊外が進むべき道として参考になった。
2018年8月7日に日本でレビュー済み
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本書を読むと何故郊外から消えていくかを、歴史背景から丁寧に解説されており行政、政治家も研究する必要があると思います。
2012年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
団塊世代の人口増加と現代の収入源による郊外の凋落の分析だけでなく、
首都圏全体での盛衰に言及し、
今後の街のあり方まで提言している本です。
キーワードは「さいたま」です。
首都圏全体での盛衰に言及し、
今後の街のあり方まで提言している本です。
キーワードは「さいたま」です。
2013年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本のタイトルに掲げられた問題は、今、多くの人に考えてもらいたい、重要な問題である。(世間ではそんなことは気にも留めないように
みえるが)しかし、この本の中では現実の問題をいくつかなぞってみるだけで、なにも掘り下げておらず、読んだ後に読後感というものが残らない。これも羊頭狗肉の類か。テーマが今日的なだけに、内容のなさが余計に際立つ。事態は深刻なことのはずなのだが。
みえるが)しかし、この本の中では現実の問題をいくつかなぞってみるだけで、なにも掘り下げておらず、読んだ後に読後感というものが残らない。これも羊頭狗肉の類か。テーマが今日的なだけに、内容のなさが余計に際立つ。事態は深刻なことのはずなのだが。
2012年9月27日に日本でレビュー済み
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東京とその近郊を地域や沿線ごとにわけて,地域の印象やそこに住むひとの生活のようすなどをこまごまと統計をとり,分析している. 田園都市線沿線の主婦がいまも 1950 年代のアメリカのライフスタイルをまもっているという指摘は,ほんとうかどうかは疑問だが,おもしろい. 世代や性別による印象のちがいにも,いろいろ,おもしろい点がある. 読者はこういうエピソードのなかから,なにかのヒントをえることができるかもしれない.
2012年8月30日に日本でレビュー済み
自分(団塊ジュニア/既婚/子供ナシ)である自分がマイホーム購入にあたり、どのエリアを選ぶべきか、という観点で本書を手にとった。調査データから導かれる現状分析はわかりやすく、「若い世代はブランド性より文化的な場所を求める」「若い女性ほど世田谷ではなくて、中央線でOK」など、共感できる点は多かった。また、著者のいう「ニュータウン→オールドタウン→ゴーストタウン」に陥いるエリアは回避すべきという主張についても理解できたが、では、自分がどこに住めばいいのか、という話に立ち返ると、「イメージの横浜に対して、実質の埼玉、千葉は団塊ジュニア向き」などと、若干漠然として感じが残り、具体性に欠けてしまった点が残念。ただ、豊富な調査データが掲載されているので、自らじっくり読み解けば、自分に最適なエリアが見えてくるような気がした。マイホーム購入にあたっては、参考になるべき1冊と思う。
2014年2月11日に日本でレビュー済み
sonoyan
少子高齢化がとても身近に迫った課題だと再認識させられました。今後、限られたお金(予算)で公共サービスを維持していくためには都心で効率的なコンパクト社会が必要ということですね。
少子高齢化がとても身近に迫った課題だと再認識させられました。今後、限られたお金(予算)で公共サービスを維持していくためには都心で効率的なコンパクト社会が必要ということですね。