無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
辞書を編む (光文社新書) 新書 – 2013/4/17
飯間 浩明
(著)
◎『舟を編む』の三浦しをんさん大絶賛!
「殺人事件ではなく、「(辞書の)誕生事件」に
まつわる探偵小説を読んでいるみたいに、
わくわくドキドキしました。
著者の飯間さんが、なんかちょっと算数の計算が
苦手っぽいところも、高感度大です! 」
◎内容紹介
【右】【愛】【萌え】【キャバクラ】【スイスロール】……。あなたなら、これらのことばをどう定義するだろうか。
国語辞典を引くと、それぞれの辞書によって語釈の特徴が違う。われらが『三省堂国語辞典(サンコク)』は、
他の辞書とは違った視点で集めたことばに、誰にもまねのできない語釈をつけたい。でも、どうやって?
――『サンコク』の改訂作業に追われる著者が、辞書作りの実際を惜しみなく公開、「感動する辞書を作りたい」という情熱を語る。
街なかでの用例採集、他辞書の語釈との競争など、知られざるエピソードを通じて、
国語辞典がいかに魅力に満ちた書物であるかを伝える。
◎目次
第1章 【編集方針】――雑誌・新聞・単行本をどのように作るかという方針
第2章 【用例採集】――そのことばが実際に使われた例を集める
第3章 【取捨選択】――必要なものだけを選び取り、必要でないものを捨てる
第4章 【語釈】――語句の解釈・説明をする
第5章 【手入れ】――なおす、手を加える
第6章 【これからの国語辞典】――将来の国語辞典をどうするか/どうなるか考える
◎著者プロフィール
飯間浩明(いいまひろあき)
1967年香川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。博士課程単位取得。専門は日本語学。『三省堂国語辞典』編集委員。
早稲田大学などで非常勤講師。著書に『ことばから誤解が生まれる』(中公新書ラクレ)、『伝わる文章の書き方教室』
(ちくまプリマー新書)、『非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門』(ディスカヴァー携書)などがある。
「殺人事件ではなく、「(辞書の)誕生事件」に
まつわる探偵小説を読んでいるみたいに、
わくわくドキドキしました。
著者の飯間さんが、なんかちょっと算数の計算が
苦手っぽいところも、高感度大です! 」
◎内容紹介
【右】【愛】【萌え】【キャバクラ】【スイスロール】……。あなたなら、これらのことばをどう定義するだろうか。
国語辞典を引くと、それぞれの辞書によって語釈の特徴が違う。われらが『三省堂国語辞典(サンコク)』は、
他の辞書とは違った視点で集めたことばに、誰にもまねのできない語釈をつけたい。でも、どうやって?
――『サンコク』の改訂作業に追われる著者が、辞書作りの実際を惜しみなく公開、「感動する辞書を作りたい」という情熱を語る。
街なかでの用例採集、他辞書の語釈との競争など、知られざるエピソードを通じて、
国語辞典がいかに魅力に満ちた書物であるかを伝える。
◎目次
第1章 【編集方針】――雑誌・新聞・単行本をどのように作るかという方針
第2章 【用例採集】――そのことばが実際に使われた例を集める
第3章 【取捨選択】――必要なものだけを選び取り、必要でないものを捨てる
第4章 【語釈】――語句の解釈・説明をする
第5章 【手入れ】――なおす、手を加える
第6章 【これからの国語辞典】――将来の国語辞典をどうするか/どうなるか考える
◎著者プロフィール
飯間浩明(いいまひろあき)
1967年香川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。博士課程単位取得。専門は日本語学。『三省堂国語辞典』編集委員。
早稲田大学などで非常勤講師。著書に『ことばから誤解が生まれる』(中公新書ラクレ)、『伝わる文章の書き方教室』
(ちくまプリマー新書)、『非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門』(ディスカヴァー携書)などがある。
- 本の長さ268ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2013/4/17
- 寸法10.8 x 1.4 x 17.3 cm
- ISBN-104334037380
- ISBN-13978-4334037383
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2013/4/17)
- 発売日 : 2013/4/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 268ページ
- ISBN-10 : 4334037380
- ISBN-13 : 978-4334037383
- 寸法 : 10.8 x 1.4 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 211,941位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
国語辞典編纂者。
1967年、香川県高松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。同文学研究科博士後期課程単位取得。
『三省堂国語辞典』編集委員(第6版から)。
NHK Eテレ「使える!伝わる にほんご」講師(2014年から)。同Eテレ「ことばドリル」監修(2014年から。書き文字と作詞も)。
日本語をこよなく愛する。国語辞典編纂のために、新聞・雑誌・テレビ・インターネットなどから多くの現代語の用例を採集し、かつまた、意味を分かりやすく説明することに苦労している。
一方、クイズやディベートを取り入れた独自の文章指導を10年以上続けている。
趣味は、絵を描くこと、東京の街を歩くこと。
ツイッター:@IIMA_Hiroaki
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
辞書の編纂がこんなにも手間と議論を重ねていることに感動しました。日常で目にしたり耳にする言葉に敏感になりました笑 専門家同士のことばオタク?な会話も面白いです。
2015年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
辞書の編纂という超人的な根気を要する作業に長く従事してきた若手国語学者の著作です(「若手」の語釈について著者から突っ込まれるかもしれませんが)。著者が編纂者として携わってこられた『三省堂国語辞典』(『三国』)以外の『広辞苑』『岩波国語辞典』『明鏡国語辞典』についても、その長所などに言及しています。著者によれば、「その言葉が正しいか間違いか、判断を求めたい人」にとっては『岩波国語辞典』『明鏡国語辞典』、「そのことばが、今、広く使われているかどうかを確かめたい人には『三国』が向いているそうです(230〜232頁)。『三国』は、こうした編集方針に沿って、「キャバクラ」「がち(ガチ)」(本気であること)が収録されたそうです。この編集方針には一理も二理もあるのでしょうが、「キャバクラ」や「がち(ガチ)」の語釈を国語辞典に求める人がいるのかどうか、レビュアーにははなはだ疑問です。少なくとも社会人の辞書ユーザーにとっては、「広く使われている」かどうかよりも、「正しいか間違えか」という規範性を国語辞典には期待するのではないでしょうか。
以上は、レビュアーの管見ですが、社会人はもとより学生諸君にも一読を推奨したい一冊です。言葉に対する感性が高まること請け合いです。
以上は、レビュアーの管見ですが、社会人はもとより学生諸君にも一読を推奨したい一冊です。言葉に対する感性が高まること請け合いです。
2021年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず文章がとても平易で読みやすい。それに著者の見解や議論に説得力がある。辞書に関する初心者が辞書の面白さを知るにはうってつけの本だと言える。
日本語にこんなに色々な使い方があって(新しく生まれていて)、それを紐解いていく職業があることに面白さと敬愛を感じた。
日本語にこんなに色々な使い方があって(新しく生まれていて)、それを紐解いていく職業があることに面白さと敬愛を感じた。
2018年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても読みやすくて、エピソードからは筆者のユーモラスな人柄が伝わってきます。
2013年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中一の息子の夏休みの課題用。他の辞書とは一味違う三省堂国語辞書。その言葉の選び方など興味深く読めます。
2016年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者が実際に辞書を編纂したときの仕事内容や姿勢がわかりやすく書かれています
辞書編集の全てを解説するわけではなく、あくまで著者の三国の編纂を追った内容で、これだけで辞書編集の全てを網羅できるわけではありません(著者も折に触れてそう述べています)
しかし、その分リアルな編纂の現場が感じられて読み物としても大変興味深く内容になっています
辞書編集の全てを解説するわけではなく、あくまで著者の三国の編纂を追った内容で、これだけで辞書編集の全てを網羅できるわけではありません(著者も折に触れてそう述べています)
しかし、その分リアルな編纂の現場が感じられて読み物としても大変興味深く内容になっています
2014年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高校の教員として38年間、さらに上海で日本語専家として勤務した私にとって、辞書は私と切り離すことのできない先生であった。その辞書がどのような理念の下、どのような方々によって編まれていったのかを読むのはとても楽しいことでした。そしてそれ以上に、辞書の世界に引き込まれていく思いでした。今、別の方の書かれた本を読み始めましたが、読み比べる愉しみを味わおうと思っています。
2013年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学校以来、約30年間辞書好きをやっているが、国語辞典の完成度にはずっと不満を持っていた。それ対して近年の英和辞典の進歩は著しく、完成度がはるかに高いと感じる。どうしてこうも差がついてしまったのか。もちろん直接的には書かれていないが、本書では、その答えをうかがい知ることができる。
辞書編纂者の仕事は、辞書好きとして当然興味を持っていたが、なかなか知る機会がなかった。そういう意味では大変興味深い内容である。辞書編纂者や出版社が目指している方向性がよく分かる。どういう点にこだわって言葉を選んでいるか、語釈を書いているか。はからずも、新語ばかりに注目して「何千語追加!」的な辞書作りに陥るメカニズムが浮き彫りになっている。我々が辞書に求めているのはそういうことではないんですけど…と言いたくなる。
本書は、辞書好きにおすすめである。しかし一方で、こういう辞書作りをしている限り、永遠に完成度の高い国語辞典は生まれないだろうと感じざるをえない。
辞書編纂者の仕事は、辞書好きとして当然興味を持っていたが、なかなか知る機会がなかった。そういう意味では大変興味深い内容である。辞書編纂者や出版社が目指している方向性がよく分かる。どういう点にこだわって言葉を選んでいるか、語釈を書いているか。はからずも、新語ばかりに注目して「何千語追加!」的な辞書作りに陥るメカニズムが浮き彫りになっている。我々が辞書に求めているのはそういうことではないんですけど…と言いたくなる。
本書は、辞書好きにおすすめである。しかし一方で、こういう辞書作りをしている限り、永遠に完成度の高い国語辞典は生まれないだろうと感じざるをえない。