YouTubeで、若くしてがんを克服し、人生を熱く語る著者に感銘を受け、注文した。
世の多くの類書が、最後は切り捨てて答えを
出さない一番肝要な部分が、第7の教えにしっかりと記されているのは、著者の人生における造詣の深さからであろう。特に210ページは圧巻であった。
是非とも他で満足の得られなかった諸氏に、
本書の一読をお勧めする。
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人間を磨く 人間関係が好転する「こころの技法」 (光文社新書) 新書 – 2016/5/19
田坂 広志
(著)
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- 本の長さ243ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2016/5/19
- 寸法10.8 x 1.3 x 17.3 cm
- ISBN-104334039227
- ISBN-13978-4334039226
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商品の説明
出版社からのコメント
◎なぜ、欠点の多い人間が好かれるのか?
・「嫌いな人」は、実は自分に似ている
・人間関係がこじれていく「本当の理由」
・心がぶつかったときこそ、「絆」を深める好機
・どうすれば、本当の自信と強さが身につくのか?
・「人間を磨く」とは、「非の無い人間」をめざすことではない
・難しい人間関係に直面したときが、人間を磨く最高の機会
・「優等生」が、周りから好かれない理由
・なぜ、心の中の「思い」が、相手に伝わるのか?
・なぜ、「自分の非」を認められないのか?
・心の中で相手を誉める、それだけで、嫌悪感は薄れていく
・相手の心に「正対する」だけで、関係は良くなる
・自分から心を開いて、拒否されたらどうするか?
・感情的な非難をすると、相手に対して、ますます攻撃的になる
・「和解」は、ときに、十年の歳月を超えて起こる
今すぐ実践できる「7つの技法」
【目次】
人間関係が好転する「こころの技法」
第一の「こころの技法」 ‐ 心の中で自分の非を認める
第二の「こころの技法」 ‐ 自分から声をかけ、目を合わせる
第三の「こころの技法」 ‐ 心の中の「小さなエゴ」を見つめる
第四の「こころの技法」 ‐ その相手を好きになろうと思う
第五の「こころの技法」 ‐ 言葉の怖さを知り、言葉の力を活かす
第六の「こころの技法」 ‐ 別れても心の関係を絶たない
第七の「こころの技法」 ‐ その出会いの意味を深く考える
「人間を磨く」ことの真の意味
さらに「人間を磨く」ことを求める読者のために
※詳しい目次をご覧になりたい方は、下記「目次を見る」をクリックしてください。
【著者紹介】
一九五一年生まれ。七四年東京大学卒業。八一年同大学院修了。
工学博士(原子力工学)。
八七年米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員。
九〇年日本総合研究所の設立に参画。取締役等を歴任。
二〇〇〇年多摩大学大学院教授に就任。
同年シンクタンク・ソフィアバンクを設立。代表に就任。
〇五年米国Japan Society よりUS-Japan Innovatorsに選ばれる。
〇八年世界経済フォーラム(ダボス会議)Global Agenda Council のメンバーに就任。
一〇年世界賢人会議ブダペスト・クラブの日本代表に就任。
一一年東日本大震災に伴い内閣官房参与に就任。
一三年「現実を変革する七つの知性」を学ぶ場「田坂塾」を開塾。
・「嫌いな人」は、実は自分に似ている
・人間関係がこじれていく「本当の理由」
・心がぶつかったときこそ、「絆」を深める好機
・どうすれば、本当の自信と強さが身につくのか?
・「人間を磨く」とは、「非の無い人間」をめざすことではない
・難しい人間関係に直面したときが、人間を磨く最高の機会
・「優等生」が、周りから好かれない理由
・なぜ、心の中の「思い」が、相手に伝わるのか?
・なぜ、「自分の非」を認められないのか?
・心の中で相手を誉める、それだけで、嫌悪感は薄れていく
・相手の心に「正対する」だけで、関係は良くなる
・自分から心を開いて、拒否されたらどうするか?
・感情的な非難をすると、相手に対して、ますます攻撃的になる
・「和解」は、ときに、十年の歳月を超えて起こる
今すぐ実践できる「7つの技法」
【目次】
人間関係が好転する「こころの技法」
第一の「こころの技法」 ‐ 心の中で自分の非を認める
第二の「こころの技法」 ‐ 自分から声をかけ、目を合わせる
第三の「こころの技法」 ‐ 心の中の「小さなエゴ」を見つめる
第四の「こころの技法」 ‐ その相手を好きになろうと思う
第五の「こころの技法」 ‐ 言葉の怖さを知り、言葉の力を活かす
第六の「こころの技法」 ‐ 別れても心の関係を絶たない
第七の「こころの技法」 ‐ その出会いの意味を深く考える
「人間を磨く」ことの真の意味
さらに「人間を磨く」ことを求める読者のために
※詳しい目次をご覧になりたい方は、下記「目次を見る」をクリックしてください。
【著者紹介】
一九五一年生まれ。七四年東京大学卒業。八一年同大学院修了。
工学博士(原子力工学)。
八七年米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員。
九〇年日本総合研究所の設立に参画。取締役等を歴任。
二〇〇〇年多摩大学大学院教授に就任。
同年シンクタンク・ソフィアバンクを設立。代表に就任。
〇五年米国Japan Society よりUS-Japan Innovatorsに選ばれる。
〇八年世界経済フォーラム(ダボス会議)Global Agenda Council のメンバーに就任。
一〇年世界賢人会議ブダペスト・クラブの日本代表に就任。
一一年東日本大震災に伴い内閣官房参与に就任。
一三年「現実を変革する七つの知性」を学ぶ場「田坂塾」を開塾。
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2016/5/19)
- 発売日 : 2016/5/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 243ページ
- ISBN-10 : 4334039227
- ISBN-13 : 978-4334039226
- 寸法 : 10.8 x 1.3 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 8,884位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 54位光文社新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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多摩大学大学院名誉教授。田坂塾 塾長。2005年米国Japan SocietyよりUS-Japan Innovatorsに選ばれる。2008年世界経済フォーラム(ダボス会議)Global Agenda Councilメンバーに就任。2010年世界賢人会議・ブダペストクラブ日本代表に就任。2011年東日本大震災に伴い、内閣官房参与に就任。シンクタンク・ソフィアバンク・President。詩人。思想家。著書は、国内外で、100冊余。
◇公式サイトhttp://hiroshitasaka.jp/
◇田坂塾 http://hiroshitasaka.jp/tasakajuku/
◇田坂広志チャンネル https://www.youtube.com/channel/UCuM5UFGWYmH_mh79V2yh_pw
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
田坂広志氏の著書を読み、また別な本も読んでみたくなり、この作品を手に取った。
「人間を磨く」とは、「非のない人間」をめざすことではなく、自分の中の未熟な部分もしっかりと受け止め、その上で周りの人とより良い人間現関係を築いていくことなのである。「知識とは風船の如きもの」という比喩があり、風船が膨らめば膨らむほど、外界と接する表面積が増えていくように知識が増えれば増えるほど、未知と接する表面積が増えていく。「人間成長もまた、風船の如きもの」なのかもしれない。人間として成長すればするほど、人間として目指す高見が見えてきて、自分の未熟さを痛切に感じるようになる。
親鸞の言葉「心は蛇蝎のごとくなり」人間の心は蛇、さそりのごときものであり、どれほど人間としての修業を積んで歩んでも、心の奥の未熟さを抱えて生きるのが人間の姿だと。
古典から「理想的人間像」ではなく、「具体的修行法」を学ぶ。「高き山の頂」(理想的人間像)ではなく、「山道の登り方」(具体的修行法)を学ぶのである。
ここでは、人間観が好転する「こころの技法」として、次の七つの技法を語ってくれる。
「人間を磨く」とは、「非のない人間」をめざすことではなく、自分の中の未熟な部分もしっかりと受け止め、その上で周りの人とより良い人間現関係を築いていくことなのである。「知識とは風船の如きもの」という比喩があり、風船が膨らめば膨らむほど、外界と接する表面積が増えていくように知識が増えれば増えるほど、未知と接する表面積が増えていく。「人間成長もまた、風船の如きもの」なのかもしれない。人間として成長すればするほど、人間として目指す高見が見えてきて、自分の未熟さを痛切に感じるようになる。
親鸞の言葉「心は蛇蝎のごとくなり」人間の心は蛇、さそりのごときものであり、どれほど人間としての修業を積んで歩んでも、心の奥の未熟さを抱えて生きるのが人間の姿だと。
古典から「理想的人間像」ではなく、「具体的修行法」を学ぶ。「高き山の頂」(理想的人間像)ではなく、「山道の登り方」(具体的修行法)を学ぶのである。
ここでは、人間観が好転する「こころの技法」として、次の七つの技法を語ってくれる。
2018年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
職場でのコミュニケーションに悩み、手に取った。
読んでみて、人間は自分の中に「非」や「欠点」を抱えたまま、良い人間関係を築くことができるという著者の主張を、よく理解できた。
そのために必要なのは、「ただひたすら、自分の心の中に潜む小さなエゴに気づき、その動きを観察すること。」だと感じた。
自分自身、本当に自分が悪いと思えた時、なぜか幸せを感じたことが何度もあるからである。
人に気に入られようと非や欠点を無くし、立派な人間になろうと頑張り過ぎてしまう人に、特にオススメしたい。
読んでみて、人間は自分の中に「非」や「欠点」を抱えたまま、良い人間関係を築くことができるという著者の主張を、よく理解できた。
そのために必要なのは、「ただひたすら、自分の心の中に潜む小さなエゴに気づき、その動きを観察すること。」だと感じた。
自分自身、本当に自分が悪いと思えた時、なぜか幸せを感じたことが何度もあるからである。
人に気に入られようと非や欠点を無くし、立派な人間になろうと頑張り過ぎてしまう人に、特にオススメしたい。
2017年12月19日に日本でレビュー済み
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特にここ数年、父が亡くなり介護や相続の問題など生々しい苦悩が私の中で渦巻いていました。
怒り、悲しみ、惨めさ…疲労困憊。
はっきり申し上げて親兄弟への憎しみでいっぱいでした。
この気持ちをどう処理していいかわからず、沢山の本を読みました。
三回忌を終えた先日、こちらの本を拝読して目からウロコと涙がポロポロこぼれ、親兄弟を許す事ができそうです。
この10年ほど、特にここ数年の苦悩の意味を私なりに理解することができました。
本当にこの本に巡り会えたことを感謝します。
ありがとうございます。
怒り、悲しみ、惨めさ…疲労困憊。
はっきり申し上げて親兄弟への憎しみでいっぱいでした。
この気持ちをどう処理していいかわからず、沢山の本を読みました。
三回忌を終えた先日、こちらの本を拝読して目からウロコと涙がポロポロこぼれ、親兄弟を許す事ができそうです。
この10年ほど、特にここ数年の苦悩の意味を私なりに理解することができました。
本当にこの本に巡り会えたことを感謝します。
ありがとうございます。
2021年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
勧められて読んでみたけど、どれもピンとこなかった。まだ自分には、人間を磨くだけのスタートラインに立ててないんだと思う。
かといって、何年かしたら読み返すかというと、そんな気もしなくて、個人的に無用の長物。
かといって、何年かしたら読み返すかというと、そんな気もしなくて、個人的に無用の長物。
2018年6月9日に日本でレビュー済み
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著者の過去の体験に基づき、著者が実際に実践してきた人間関係が好転する「こころの技法」がわかりやすく解説されている。「技法」というと何となく小手先のやり方というイメージを持つかも知れないが、実際はもっと奥の深い「こころの置き方」が語られている。
著者が過去に苦しんだり、救われたりした実体験もふんだんに盛り込まれているので、非常に説得力があるし、読んでいると著者の心の動きがこちらの心にも沁みる感じがして、結構感動した。
著者が過去に苦しんだり、救われたりした実体験もふんだんに盛り込まれているので、非常に説得力があるし、読んでいると著者の心の動きがこちらの心にも沁みる感じがして、結構感動した。
2016年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
精進して、そして最終的には「人の分の責任も引き受けて、黙って引っ張る、支える」域に達する、という著者の説く人生の道のり、人間としての成長の姿に共感しました。
それは、昨今の「今、損か得か」、「コスパ」、「変わり身の早さ=美徳」、「人に見せるためだけの空疎な『リア充』」、「的外れな断捨離」、「何でもネット・間が持たなきゃスマホ」等々の、軽佻浮薄、刹那的な風潮の対極にあるものだと感じます。
そして時代が変わっても変わらない普遍的なもの、誰しもやがて直面するものだと。
まさに「目先の損得はその場限り(小さなエゴ)」、「成長への意欲で自分を律する(大きなエゴ)は一生もの」です。
そう、この本には、一生懸命仕事してれば、経営者・管理職はもとより、若者も含めて感じるであろう耳に痛い点が列挙されていると感じます。
先輩や顧客に怒鳴られ、手順もロクに教えてもらえず、夜遅くまで休日も返上で不器用にしかし懸命に働いている若手社員にとっては、ひたすら理解のない上司や周囲に反感もつのり、「ぜんぶ一端引き受ける」など「とんでも無い」ことかもしれません。
虎視眈眈と上を狙う後輩、手柄を横取りせんとする先輩・上司の板挟みとなり苦しむ中堅社員にとっては、「誰があんな奴の尻拭いなんかするかよ」との思いが強いかも知れません。
一生懸命やり成果を挙げる社員、受け身的にできることだけ楽にこなす社員、自分よりも人に優しい人、自分よりも人に厳しい人、入り混じる中、どうやって全員を一体的な集団として目標達成に向けて引っ張れるか。悩む管理職や経営者にとっては、「そんなことまで俺が面倒みなきゃいけないの」という思いがあるかも知れません。
その場その場では一方的に「自分の丸損」と思うことが多いかも知れない。
それでも自分のため、自分の成長のために一歩一歩やっていけたらいい。
こう思うと、組織の中でなにがしかの不満を言っている人は、「誰かに何とかしてほしい」「私の要求を誰かに引き受けてほしい」と叫んでいるんですね。
そしてこの本で説かれる「引き受け」は、妥当なもの・単なる甘えのものも両方含めて「自分の責任として甘受する」ということなんですね。日銀ではありませんが、最後の引き受け手ですね。
組織のリーダーは、あるいはリーダーを目指す人は、少なからず身につけてゆかなければならない根幹の部分だと思います。
どこまでできるかわかりませんが、自分自身も少しずつやってゆきたいと思います。
それは、昨今の「今、損か得か」、「コスパ」、「変わり身の早さ=美徳」、「人に見せるためだけの空疎な『リア充』」、「的外れな断捨離」、「何でもネット・間が持たなきゃスマホ」等々の、軽佻浮薄、刹那的な風潮の対極にあるものだと感じます。
そして時代が変わっても変わらない普遍的なもの、誰しもやがて直面するものだと。
まさに「目先の損得はその場限り(小さなエゴ)」、「成長への意欲で自分を律する(大きなエゴ)は一生もの」です。
そう、この本には、一生懸命仕事してれば、経営者・管理職はもとより、若者も含めて感じるであろう耳に痛い点が列挙されていると感じます。
先輩や顧客に怒鳴られ、手順もロクに教えてもらえず、夜遅くまで休日も返上で不器用にしかし懸命に働いている若手社員にとっては、ひたすら理解のない上司や周囲に反感もつのり、「ぜんぶ一端引き受ける」など「とんでも無い」ことかもしれません。
虎視眈眈と上を狙う後輩、手柄を横取りせんとする先輩・上司の板挟みとなり苦しむ中堅社員にとっては、「誰があんな奴の尻拭いなんかするかよ」との思いが強いかも知れません。
一生懸命やり成果を挙げる社員、受け身的にできることだけ楽にこなす社員、自分よりも人に優しい人、自分よりも人に厳しい人、入り混じる中、どうやって全員を一体的な集団として目標達成に向けて引っ張れるか。悩む管理職や経営者にとっては、「そんなことまで俺が面倒みなきゃいけないの」という思いがあるかも知れません。
その場その場では一方的に「自分の丸損」と思うことが多いかも知れない。
それでも自分のため、自分の成長のために一歩一歩やっていけたらいい。
こう思うと、組織の中でなにがしかの不満を言っている人は、「誰かに何とかしてほしい」「私の要求を誰かに引き受けてほしい」と叫んでいるんですね。
そしてこの本で説かれる「引き受け」は、妥当なもの・単なる甘えのものも両方含めて「自分の責任として甘受する」ということなんですね。日銀ではありませんが、最後の引き受け手ですね。
組織のリーダーは、あるいはリーダーを目指す人は、少なからず身につけてゆかなければならない根幹の部分だと思います。
どこまでできるかわかりませんが、自分自身も少しずつやってゆきたいと思います。
2016年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一気に通読させて頂きました。いつもながら、深い薫陶をまさに語りかけるかのように伝える田坂氏のスタイル。
なぜ、いつもながら深いのか。シンプルな問い→具体的な場面→智恵による解釈→問いに対する結論という
シンプルな構成。まさに走馬灯のように、これまでの全人生、特に仕事人生での場面を思い起こされ、
改めて内省する。その繰り返しをこの書を読み進めると体験できる。
田坂氏が別著で述べておられる次代のリーダーに求める「7つの知性」。
即ち「思想・ビジョン・志・戦略・戦術・技術・人間力」。そのうちの「人間力」について改めて深く思考することが出来る。
決して答えのある世界ではないが、自己の歩みを無駄にしないために、経験をただの経験で終わらせないためにも、
人間を磨く、死ぬまでに「どれだけ成長できるか」を改めて心に刻ませて頂く機会を得ました。
志・使命をもっている吾人には必読の問いが満載です。
なぜ、いつもながら深いのか。シンプルな問い→具体的な場面→智恵による解釈→問いに対する結論という
シンプルな構成。まさに走馬灯のように、これまでの全人生、特に仕事人生での場面を思い起こされ、
改めて内省する。その繰り返しをこの書を読み進めると体験できる。
田坂氏が別著で述べておられる次代のリーダーに求める「7つの知性」。
即ち「思想・ビジョン・志・戦略・戦術・技術・人間力」。そのうちの「人間力」について改めて深く思考することが出来る。
決して答えのある世界ではないが、自己の歩みを無駄にしないために、経験をただの経験で終わらせないためにも、
人間を磨く、死ぬまでに「どれだけ成長できるか」を改めて心に刻ませて頂く機会を得ました。
志・使命をもっている吾人には必読の問いが満載です。