著者の山口進氏は、あの「ジャポニカ学習帳」の表紙写真を40年以上撮り続けてきたカメラマンだそうで、
共生をテーマに昆虫に関する著作を多数著されています。
そんな山口氏が、50年以上昆虫を求めて、地球を歩き回り、出会った数々の奇妙な昆虫、その珍しい生態、
等を豊富なカラー写真で紹介しています。
全体は以下の章に大別されています。 第1章:東南アジア〇最も多様性に富む地域 第2章:オセアニア〇固有種の王国
第3章:中南米〇巨大昆虫を育む森林地帯 第4章:アフリカ〇砂漠に生きる小さき者たち 第5章:日本〇意外な昆虫大国
正直なところ、本文を読まず、写真だけを観ていても十分面白いのですが、中身を少しだけ紹介してみます。
表紙のカヴァー写真にもなっているハナカマキリ:本当に花そっくりですね!!しかし、ミツバチは、このハナカマキリが出す、
集合フェロモンにだまされ、おびき寄せられて捕食されてしまうのです。
ウツボカズラ・・・食虫植物です・・・の酸性の液の中に生息するシュミッツツイ・・・アリです・・・、不可思議ですね!!
この世の中にフンチュウがいなければ、地球は墳まみれになるそうです。その中でもゾウのふんを処理するダイコクコガネを紹介しています。
まさにフンチュウ様々ですね!!
これはかなり知られていると思いますが、アボリジニのデザート、ミツツボアリ、そのほか、脚の長いハーレクイン・ビートル、
砂漠の過酷な環境で生育する昆虫・・・・・・。
しかし、彼らが、奇妙な生態、形態をとるには、やはりそれなりの理由があるようです!!
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〈オールカラー版〉 珍奇な昆虫 (光文社新書) 新書 – 2017/2/15
山口 進
(著)
「ジャポニカ学習帳」の表紙写真を40年以上も撮り続けてきたカメラマンが、世界中で出会った昆虫のお宝写真を一挙披露! !
探検旅行の臨場感あふれる観察記
小学生に人気のノート「ジャポニカ学習帳」の表紙写真を発売から40年以上にわたって撮り続けてきたカメラマンが綴る世界の昆虫探訪記。希少なシーンをオールカラーで味わえる豪華版! 他人の子を食らうチョウ、タケノコが主食のカブトムシ、ゾウの糞の中で育つ巨大フンチュウ、〝音〟でコミュニケーションするアリ……世界中の奇妙で面白い昆虫たちが大集結!
【目次】
第1章 東南アジア~最も多様性に富む地域
第2章 オセアニア~固有種の王国
第3章 中南米~巨大昆虫を育む森林地帯
第4章 アフリカ~砂漠に生きる小さき者たち
第5章 日本~意外な昆虫大国
【プロフィール】
山口進(やまぐちすすむ)
1948年、三重県生まれ。コンピューター会社勤務を経て独立。昆虫植物写真家。「共生」をテーマに世界中を巡る。著書は、『世界クワガタムシ探検記』『実物大巨大昆虫探検図鑑』『米が育てたオオクワガタ』(以上、岩崎書店)、『地球200周! ふしぎ植物探検記』(PHPサイエンス・ワールド新書)、『砂漠の虫の水さがし』(福音館書店)、『カブトムシ 山に帰る』(汐文社)など多数。「ジャポニカ学習帳」(ショウワノート)の表紙写真を発売から40年以上にわたって撮影。NHK「ダーウィンが来た! 」「ワイルドライフ」などの企画撮影も担当している。山梨県在住。
探検旅行の臨場感あふれる観察記
小学生に人気のノート「ジャポニカ学習帳」の表紙写真を発売から40年以上にわたって撮り続けてきたカメラマンが綴る世界の昆虫探訪記。希少なシーンをオールカラーで味わえる豪華版! 他人の子を食らうチョウ、タケノコが主食のカブトムシ、ゾウの糞の中で育つ巨大フンチュウ、〝音〟でコミュニケーションするアリ……世界中の奇妙で面白い昆虫たちが大集結!
【目次】
第1章 東南アジア~最も多様性に富む地域
第2章 オセアニア~固有種の王国
第3章 中南米~巨大昆虫を育む森林地帯
第4章 アフリカ~砂漠に生きる小さき者たち
第5章 日本~意外な昆虫大国
【プロフィール】
山口進(やまぐちすすむ)
1948年、三重県生まれ。コンピューター会社勤務を経て独立。昆虫植物写真家。「共生」をテーマに世界中を巡る。著書は、『世界クワガタムシ探検記』『実物大巨大昆虫探検図鑑』『米が育てたオオクワガタ』(以上、岩崎書店)、『地球200周! ふしぎ植物探検記』(PHPサイエンス・ワールド新書)、『砂漠の虫の水さがし』(福音館書店)、『カブトムシ 山に帰る』(汐文社)など多数。「ジャポニカ学習帳」(ショウワノート)の表紙写真を発売から40年以上にわたって撮影。NHK「ダーウィンが来た! 」「ワイルドライフ」などの企画撮影も担当している。山梨県在住。
- 本の長さ290ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2017/2/15
- 寸法11 x 1.5 x 17.3 cm
- ISBN-104334039707
- ISBN-13978-4334039707
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2017/2/15)
- 発売日 : 2017/2/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 290ページ
- ISBN-10 : 4334039707
- ISBN-13 : 978-4334039707
- 寸法 : 11 x 1.5 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 515,610位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,751位光文社新書
- - 7,905位生物・バイオテクノロジー (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者の長年の世界を廻る活動で、多くの変わった昆虫を
紹介している。予想外の生態に驚かされる。
そこにまつわる様子もしっかり描かれている。
写真が小さいのが残念。電子版も購入したが、こちらは
拡大できるので、すばらしい質の写真であることが
分かる。もったいない。
景色の写真を減らしても、昆虫写真の拡大を図る
べきだった。
紹介している。予想外の生態に驚かされる。
そこにまつわる様子もしっかり描かれている。
写真が小さいのが残念。電子版も購入したが、こちらは
拡大できるので、すばらしい質の写真であることが
分かる。もったいない。
景色の写真を減らしても、昆虫写真の拡大を図る
べきだった。
2017年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は悪くないのですが、写真が小さく、楽しめませんでした。
文章を減らして、写真を大きくしてほしかったです。
文章を減らして、写真を大きくしてほしかったです。
2018年3月17日に日本でレビュー済み
山口さんの本は、これが3冊目。山口さんを知ったのは、岩波の図書に載った「研究者と写真家との幸せな出会い」という小文がきっかけ。そこには処女作の「五麗蝶譜―シジミチョウとアリの共棲」のことが触れられていた。感動して、他にどのような本を出しておられるかと調べて知ったのがこれ。
目次は次の通り。
はじめに
第1章 東南アジア―最も多様性に富む地域
ハナカマキリはランにはいない
スイミングアンツはなぜ泳ぐか
ゾウのフンを食べる巨大フンチュワ
アリの幼虫を貧る化け物チョウ
糸で生きるアリ
カブトムシ相撲に熱狂する人々
第2章 オセアニア―固有種の王国
クリスマスにしか現れないコガネムシ
色でコミュニケーションするクワガタ
おなかにためた蜜で乾季を乗り切る
ランにだまされるツチバチ
第3章 中南米―巨大昆虫を育む森林地帯
ダーウィンのクワガタムシ
タケノコを食べるカブトムシ
二生、巣の中で過ごすチョウ
天陸を縦断するチョウを追いかける超個体!ハキリアリ
巨大カブトムシの大陸
「美しい花と煙めくハチとの共演
脚の長さはだてじゃない
第4章 アフリカ―砂漠に生きる小さき者たち
霧で生きる昆虫
砂漠の小さなランナー
いまだに生態不明のアフリカの巨大怪チョウー
第5章 日本―意外な昆虫大国
アリに育てられるチョウ
トビモンオオエダシャクの化学擬態
何もできないアリ
第5章では、その五麗蝶譜に書かれた内容が再掲されている。「はじめに」では、生い立ちについても少し触れられている。読書少年がどのようにして昆虫写真家になったか。本が契機だというのが面白い。
それにしても、この昆虫の多彩さ。すべてを自分で確かめようという山口さんの探求心。日本にこういう人がいることを誇らしく思う。
目次は次の通り。
はじめに
第1章 東南アジア―最も多様性に富む地域
ハナカマキリはランにはいない
スイミングアンツはなぜ泳ぐか
ゾウのフンを食べる巨大フンチュワ
アリの幼虫を貧る化け物チョウ
糸で生きるアリ
カブトムシ相撲に熱狂する人々
第2章 オセアニア―固有種の王国
クリスマスにしか現れないコガネムシ
色でコミュニケーションするクワガタ
おなかにためた蜜で乾季を乗り切る
ランにだまされるツチバチ
第3章 中南米―巨大昆虫を育む森林地帯
ダーウィンのクワガタムシ
タケノコを食べるカブトムシ
二生、巣の中で過ごすチョウ
天陸を縦断するチョウを追いかける超個体!ハキリアリ
巨大カブトムシの大陸
「美しい花と煙めくハチとの共演
脚の長さはだてじゃない
第4章 アフリカ―砂漠に生きる小さき者たち
霧で生きる昆虫
砂漠の小さなランナー
いまだに生態不明のアフリカの巨大怪チョウー
第5章 日本―意外な昆虫大国
アリに育てられるチョウ
トビモンオオエダシャクの化学擬態
何もできないアリ
第5章では、その五麗蝶譜に書かれた内容が再掲されている。「はじめに」では、生い立ちについても少し触れられている。読書少年がどのようにして昆虫写真家になったか。本が契機だというのが面白い。
それにしても、この昆虫の多彩さ。すべてを自分で確かめようという山口さんの探求心。日本にこういう人がいることを誇らしく思う。
2017年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学生のノート懐かしいですね。最初は珍しかったのですが、だんだん見なくなって本棚にあるので4つにしました。
2017年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
写真がカラーで美しく、サイズ感も良い。昆虫と植物の不思議が楽しめる一冊。
2017年5月1日に日本でレビュー済み
他の人も書かれてますが写真があまりにも小さいし少ない。
では内容に期待できるのかといえば初心者なら満足するかもしれないけど特に新しい切り口も無くただ我慢できずに現地まで行ってしまいましたというだけ。
40年以上ノートの表紙写真を・・・という肩書きに期待して膨大な写真とか種類が載ってるのかと期待して買ったら思いっきり拍子抜けでした。
その後「わくわく昆虫記」を購入しそこに提供されているお写真をみると素晴らしいんですよ。
この人は文章に重心を置くべき人じゃないんでしょう。
では内容に期待できるのかといえば初心者なら満足するかもしれないけど特に新しい切り口も無くただ我慢できずに現地まで行ってしまいましたというだけ。
40年以上ノートの表紙写真を・・・という肩書きに期待して膨大な写真とか種類が載ってるのかと期待して買ったら思いっきり拍子抜けでした。
その後「わくわく昆虫記」を購入しそこに提供されているお写真をみると素晴らしいんですよ。
この人は文章に重心を置くべき人じゃないんでしょう。
2022年5月20日に日本でレビュー済み
著者は昆虫写真家。
本書は、何十年にもわたって世界中の昆虫を撮影してきたなかから、えりすぐりの写真とエピソードを紹介したもの。ハナカマキリ、蟻の巣に潜み暮らす虫たち、南米の大型カブトムシ、糞虫、オオカバマダラの数千キロもの渡り、ナミブ砂漠に生きる昆虫たちの不思議な生態など、どれをとっても興味深い。
写真がカラーで収録されているのが素晴らしい。くっきり明瞭にディテールまでしっかり写っており、昆虫たちの姿がよく分かる。
文章がいささか物足りないか。
本書は、何十年にもわたって世界中の昆虫を撮影してきたなかから、えりすぐりの写真とエピソードを紹介したもの。ハナカマキリ、蟻の巣に潜み暮らす虫たち、南米の大型カブトムシ、糞虫、オオカバマダラの数千キロもの渡り、ナミブ砂漠に生きる昆虫たちの不思議な生態など、どれをとっても興味深い。
写真がカラーで収録されているのが素晴らしい。くっきり明瞭にディテールまでしっかり写っており、昆虫たちの姿がよく分かる。
文章がいささか物足りないか。