最初はやや微妙かなと思いましたが、全体の霧たちこめる雰囲気や、
類子さんの心理の動きに最後はけっこう引き込まれました。やはり
霧とか、得意でいらっしゃるのでしょうか。
それから桃井君のオタク的バイタリティがすばらしく、牧場智久君
とは違う純粋さが良い感じです。またパソコン通信(および様々の
オタク文化)が今ほど浸透していないと思しき状況など、今の視点
から読むのも興味深いです。しかし、私はオタクになることのでき
ない悲しい人間なので、『風刃迷宮』を読んだときもそうでしたが
植島君に少し共感致しました。
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妖霧の舌 (カッパ・ノベルス) 新書 – 1992/11/1
竹本 健治
(著)
- 本の長さ209ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日1992/11/1
- ISBN-104334070132
- ISBN-13978-4334070137
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
異常気象で連日霧の立ちこめる東京世田谷区では、少女誘拐未遂事件が多発していた。武藤類子がパソコン売り場を通りかかった時、ディスプレイに「悪魔の警告!!」という文字が浮かびあがった…。智久と類子が挑む連続少女殺人事件の驚愕の真相は?
登録情報
- 出版社 : 光文社 (1992/11/1)
- 発売日 : 1992/11/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 209ページ
- ISBN-10 : 4334070132
- ISBN-13 : 978-4334070137
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,863,628位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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