無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
西郷札 3版 (カッパ・ノベルス 松本清張短編全集 1) 新書 – 2002/8/1
松本 清張
(著)
- 本の長さ307ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2002/8/1
- ISBN-104334074804
- ISBN-13978-4334074807
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
松本清張のデビュー作や芥川賞受賞作など、最初期の作品を中心に収録。その後に発表された歴史小説とはやや趣を異にする歴史を扱った作品や、九州を舞台にした作品8編を収める。1963年初版の3版。
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2002/8/1)
- 発売日 : 2002/8/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 307ページ
- ISBN-10 : 4334074804
- ISBN-13 : 978-4334074807
- Amazon 売れ筋ランキング: - 559,694位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
(1909-1992)小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。
カスタマーレビュー
星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
6グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やはりカッパノベルス 版を持っていたかったので購入しました。
2004年9月29日に日本でレビュー済み
一気に読了した。
松本清張氏の作品を今まできちんと読んだことがなかったのだが、
本作を読んで、松本清張=推理小説作家とくらいしか認識していなかった
自分が恥ずかしく思えた。
昭和二十年代の作品であるが、
平成の今読んでもまったく古さを感じさせない
完成度の高い珠玉の短編集である。
歴史の一駒から想をとったデビュー作「西郷札」から
維新後の幕臣の悲哀を描いた「くるま宿」、
芥川賞受賞作「或る『小倉日記伝』」、
ミステリー仕立ての「火の記憶」、
徳川家に仕えた本多父子の悲劇「戦国権謀」、
初めて江戸に出てきた田舎侍の数奇な体験「白梅の香」、
現実と虚構のグレーゾーン「情死傍観」。
そのすべてから作者の人間愛と人生の悲しみのようなもの
が伝わってくる。
この中から1つあげろといわれれば、私は間違いなく
同年同日に生まれた三人の男の人生の流転を描いた「秋々吟」を推したい。
松本清張氏の作品を今まできちんと読んだことがなかったのだが、
本作を読んで、松本清張=推理小説作家とくらいしか認識していなかった
自分が恥ずかしく思えた。
昭和二十年代の作品であるが、
平成の今読んでもまったく古さを感じさせない
完成度の高い珠玉の短編集である。
歴史の一駒から想をとったデビュー作「西郷札」から
維新後の幕臣の悲哀を描いた「くるま宿」、
芥川賞受賞作「或る『小倉日記伝』」、
ミステリー仕立ての「火の記憶」、
徳川家に仕えた本多父子の悲劇「戦国権謀」、
初めて江戸に出てきた田舎侍の数奇な体験「白梅の香」、
現実と虚構のグレーゾーン「情死傍観」。
そのすべてから作者の人間愛と人生の悲しみのようなもの
が伝わってくる。
この中から1つあげろといわれれば、私は間違いなく
同年同日に生まれた三人の男の人生の流転を描いた「秋々吟」を推したい。