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隻眼の狼王―時の剣 (カッパノベルス) 新書 – 2004/11/18

4.0 5つ星のうち4.0 3個の評価

天衣無縫の想像力――時代劇小説の醍醐味がここにある!

江戸、家光の時代に突如現れた剣士・無斬祭之介。
死期を迎えた宮本武蔵の依頼で、再び世に戦乱を起こそうとする柳生十兵衛と対決することになる。
江戸、尾張、そして柳生庄を舞台に、忍者や異能の魔物たちが入り乱れる戦いの連続。
十兵衛を煽り、魔物を操る謎の老人の正体とは?
そして最強の誇りをかけた男たちの戦いに生き残るのはどちらか!?

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 光文社 (2004/11/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/11/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 294ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4334075916
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4334075910
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 3個の評価

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赤城 毅
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年6月22日に日本でレビュー済み
この作者の『冒険王』という作品が話題らしい。
「面白いというのはこういうこと」とかいうたしか評論家縄田一男の一言で興味を持ったが、
本屋で見当たらず、代わりを探そうと調べたら、
この作者には珍しいらしい時代小説(というか伝奇小説)があるとわかって
そちらを先に読むことにした。

宮本武蔵すら倒していたという超人の主人公が、
ここでは悪役である柳生十兵衛や、それと組む魔神と対決する話。

やたら強い大男の話というのは、
強すぎて却って魅力がないのではないかと思っている。
しかし荒唐無稽な強さなのに妙に読ませる。
一つは相手が妖怪、化け物のレベルで、
こちらもそれに匹敵する人間以上の存在だからだが、
同時に作者の筆力のせいだろうと思う。

あとがきに、講談であり忍者マンガであり、テレビ時代劇であり、
かつ、と、山田風太郎他先達の名前をいろいろ上げて、
それらを総合したような痛快な小説を書きたいというようなことが書いてある。
なるほどそうした、ある意味主人公を思わせるような大胆な、
野心的というとちょっと違うかもしれないが、
ためらわず思い切り何かを作ってやろうという一種の豪快さがこの作家の持ち味でもあり、
どこか突き抜けたスケール感につながっているのだろうと思った。
「冒険王」という題も(昔の月刊コミック誌の名前だから年代もあるのかもしれないが)
そう考えるとよくわかる。

文章は駆動力があって一気に読ませる。
ただけっこう冗舌なスタイルというか、
作者がわりに遠慮なく顔を出して、
場面やら描くときでも描写ではなく説明しだす感じがあってときに煩わしい。
これは好みがありそうだ。

続編は今のところないようだが、シリーズ化しそうな終わり方で、
作家のインタビューによればそれは構想にあったらしい。
 
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年3月29日に日本でレビュー済み
柳生十兵衛と結託した妖術師+魔物の軍団を敵にまわし、不老不死の剣豪無斬祭之介が大活躍。宮本武蔵・柳生兵庫助のように登場人物がかぶっていたり、島原の乱が発端だったりで『魔界転生』オマージュがひしひし伝わってくる伝奇チャンバラ活劇なのであります。善悪逆転の裏『魔界転生』…?
面白くならないとウソだ!という素敵な設定ながら、ところがどっこい、説明過多でテンポがいま一つ。誰かが行動したり発言するたび、どういう心理だったかやどんな効果があるのかの説明が入るんだもの。それともここまで書かないと近頃の読者は理解できないの?
敵チームはクモ男だったり、トカゲ男だったり、コウモリ男(といおうかギャオス)だったりでほとんどショッカーの怪人のノリ。無斬祭之介ももともとは敵の手で改造されて、危うく洗脳されるところだったんだから、まるきり仮面ライダーですな。個性溢れる魔物たちとの戦いはいいとして、八百年来の宿敵のはずの骨噛無限斎が何とも小物臭くて威厳なしなのが残念。柳生十兵衛からも侮られているし。その十兵衛との戦いも、魔物との戦いの後で剣豪vs剣豪のシンプルな対決は盛り上がりを欠いてしまい、いささか拍子抜け。個々の要素は大好物なんですがねえ……
ヒロイン枠のくノ一織月が、テンプレートみたいなはねっ返りの小娘なのは御愛嬌。
本書はいかにも「新たな戦いは続巻で」といった終わり方でしたが、十五年経つのに続巻はとうとう出版されず。無斬祭之介と骨噛無限斎の戦いの結末が見届けられなかったのが残念であります。
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