効きますよ、これ。
最近の格闘ブームに酔い痴れている人たちに、これを見せてあげたい。
最近、ライトノベルという小説漫画、小説もどきにはまっている人たちに、これを見せてあげたい。
特に後者の小説もどきにはまっている人たちよ。
最近『闘い』を『バトル』と表現しているライトノベルの世界の『バトル』なんて、『獅子の門』の『闘い』のシーンと比べたら、いかにお子ちゃまな『バトル』をしているんだなと思いました。
凄いです。
夢枕獏&『獅子の門』
圧巻ですよ。
これ以外、この作品を前に、言葉は生まれません。
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獅子の門 雲竜編 (カッパ・ノベルス) 新書 – 2006/3/27
挌闘小説、ここに極まる!激闘続く武林館トーナメントもいよいよ佳境へ。芥菊千代と志村礼二、因縁の二人による準決勝のゴングが鳴る。永遠に続くかと思われる死闘は、二人の肉体と精神を、誰も経験したことのない境地に導こうとしていた。そして新たな猛者も登場し、若き獅子たちの運命はまた一つ大きな転換期を迎える。
- 本の長さ231ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2006/3/27
- ISBN-104334076297
- ISBN-13978-4334076290
商品の説明
著者からのコメント
「今回は、息がつまるほど格闘のシーンを書き続けた。濃い。これだけのテンションの高さで、何百枚も格闘シーンだけが連続する小説というのも、そうそうはないであろう。書いていて、気力がすりきれそうになった。それでも、書いてゆくうちに、またあらたな力が湧いてきて、それがペンを走らせるのである」(「あとがき」より抜粋)
出版社からのコメント
『餓狼伝』と並ぶ夢枕獏のアルティメット・サーガ第6弾です。「最強」を求める男たちの闘いに、そしてその物語を紡ぐ圧倒的な描写力に痺れない人はいないでしょう。格闘技を愛する人にも、小説を愛する人にも読んでもらいたい作品です。コミック版『餓狼伝』や『グラップラー刃牙』の板垣恵介氏による超迫力のカバー&挿し絵も必見!
著者について
1951年神奈川県生まれ。東海大学文学部卒。1977年『奇想天外』誌に掲載された「カエルの死」でデビュー。以降、『キマイラ・吼』『餓狼伝』『闇狩り師』『陰陽師』『魔獣狩り』など多くのヒットシリーズを生みだし、実力派人気作家としての地位を確立した。1989年『上弦の月を喰べる獅子』で第10回SF大賞、1998年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞、2001年岡野玲子作画による漫画版『陰陽師』で第5回手塚治虫文化賞マンガ大賞、谷口ジロー作画による漫画版『神々の山嶺』で第5回文化庁メディア芸術祭優秀賞をそれぞれ
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2006/3/27)
- 発売日 : 2006/3/27
- 言語 : 日本語
- 新書 : 231ページ
- ISBN-10 : 4334076297
- ISBN-13 : 978-4334076290
- Amazon 売れ筋ランキング: - 574,777位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1951年、神奈川県小田原市生まれ。77年に作家デビュー後、“キマイラ・吼”“魔獣狩り”“闇狩り師”“陰陽師”シリーズ等人気作品を発表し、今日に 至る。89年『上弦の月を喰べる獅子』で、第10回日本SF大賞を、98年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞。日本SF作家クラブ会員(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 天海の秘宝(上) (ISBN-13: 978-4022507631 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年3月29日に日本でレビュー済み
今回、第一作から登場してきた主人公のうちの二人が、共にこれまで磨き上げてきた肉体と精神をぶつけ合います。
壮絶な死闘をここまで圧倒的に描ききる作者の筆力はもはやいうまでも無いと思いますが、贅肉をそぎ落としたシンプルな文章の組み合わせでそれらを表現するとは、見事としかいいようがありません。。第一作の発売から既に20年以上のときを経て(作品中の時間経過はわずか数年でしょうが)現在に至るまでの作者の構想の遠大さと、作中の主人公らの自己研鑽にかける血のにじむ様な地道な努力を続ける姿が、私の心の中で重なりました。
壮絶な死闘をここまで圧倒的に描ききる作者の筆力はもはやいうまでも無いと思いますが、贅肉をそぎ落としたシンプルな文章の組み合わせでそれらを表現するとは、見事としかいいようがありません。。第一作の発売から既に20年以上のときを経て(作品中の時間経過はわずか数年でしょうが)現在に至るまでの作者の構想の遠大さと、作中の主人公らの自己研鑽にかける血のにじむ様な地道な努力を続ける姿が、私の心の中で重なりました。
2006年6月14日に日本でレビュー済み
武林館全日本オープントーナメント後編
芥菊千代と志村礼二
二人の因縁の対決が再び!
遺恨の残る前回の試合を払拭すべく
菊千代が全身でぶつかり
礼二がそれに全霊で応え
二人はまさに二人だけの宇宙へと
誘(いざな)われて行く…
新たに登場した人物
久我重名の兄、久我伊吉
夢枕獏 作品の魅力は
どんどん面白さが加速していく
ほとばしる様な情熱が
文章から匂い立つところにある
まだまだ彼らの闘いは面白くなる
そんな期待を抱かせるには充分過ぎるほど
芥菊千代と志村礼二
二人の因縁の対決が再び!
遺恨の残る前回の試合を払拭すべく
菊千代が全身でぶつかり
礼二がそれに全霊で応え
二人はまさに二人だけの宇宙へと
誘(いざな)われて行く…
新たに登場した人物
久我重名の兄、久我伊吉
夢枕獏 作品の魅力は
どんどん面白さが加速していく
ほとばしる様な情熱が
文章から匂い立つところにある
まだまだ彼らの闘いは面白くなる
そんな期待を抱かせるには充分過ぎるほど
2006年5月16日に日本でレビュー済み
第1巻からこの第6巻目まで何年経過しているかを考えるべきだ。この物語は主人公達がそれぞれの人生を背負って、格闘家になるという、これまでの格闘・暴力ものとは異なるものであったはず。一人一人を描き分ける力を失ったのか。それとも記憶の彼方に設定を忘れてしまったのか。試合試合の連続で、打つ、蹴るの繰り返しに終始した本編はまさに残念の一言だ。また、夢枕獏に問いたい。あなたは太極拳の戦闘法についてきちんと取材しているのか?理解しているのか?私は失笑してしまいました。もうひとつ問いたい。貴方は長編小説をまとめるつもりはあるのか。それとも壮大になりすぎて収集がつかなくなってしまったのか。お金を出して買った読者だからこそのコメントです。