最近、ホームズの活躍が少なくなってしまったのが残念です。
今回も、ホームズも晴美も「推理」という意味での活躍はありません。ただ、晴美は女性ということで、この物語では重要な役割を果たします。
物語は、殺人犯の逮捕に行って、同僚の刑事を射殺したために脅迫されて犯人の逃亡を助ける話ですが、後半は、その殺人犯が人間らしさを取り戻してという展開です。
真犯人の動機が、ちょっと弱いのではという気がします。
それにしても、片山義太郎の遅すぎた春もようやくと思いきや、またまた肩透かしです。そろそろ相手を決めてやってもいいのではと思うのですが・・・。
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三毛猫ホームズの暗黒迷路 (カッパ・ノベルス) 新書 – 2007/3/20
赤川 次郎
(著)
- 本の長さ220ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2007/3/20
- ISBN-104334076513
- ISBN-13978-4334076511
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2007/3/20)
- 発売日 : 2007/3/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 220ページ
- ISBN-10 : 4334076513
- ISBN-13 : 978-4334076511
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,419,061位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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1948年、福岡県生まれ。’76年、「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。「三毛猫ホームズ」「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 幽霊物語 下 (ISBN-13: 978-4198931827 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年9月17日に日本でレビュー済み
長く続いている三毛猫ホームズシリーズの作品です。長編とはいえ会話が多く読みやすいので読書の秋にお勧めできる作品です。推理ものですが堅苦しくなく登場人物が面白いので楽しく読めました。またちょっとした人生の教訓、厳しさも出てくるので楽しいです。ただ事件解決の過程で強引な感じを受けたので星を4つとしました。
2011年8月20日に日本でレビュー済み
警察官とその娘が、別々の視点から同一人物と関与する。
晴美とその兄の刑事も、それぞれとの接点を結ぶ。
三毛猫ホームズ の物語のよいところは、
警察官である前に人間であろうという姿勢だ。
結果として悲しい思いをするので,残念なところもある。
人生ですべてがうまくいくというような結末を望むなという教訓だろうか。
晴美とその兄の刑事も、それぞれとの接点を結ぶ。
三毛猫ホームズ の物語のよいところは、
警察官である前に人間であろうという姿勢だ。
結果として悲しい思いをするので,残念なところもある。
人生ですべてがうまくいくというような結末を望むなという教訓だろうか。
2007年3月28日に日本でレビュー済み
43作目となる今作ですが、ホームズがほとんど登場しません したがってホームズの活躍を期待している人は肩透かしをくらうでしょう。ちなみに石津刑事もほとんど登場しません。
しかし追い詰められていく老刑事の心情はよく伝わってきました。話しの内容はよく考えるとかなり陰惨な内容ですが、読んだ後の後味もそう悪くなかったし
テンポよく例によって2時間くらいで読み終えました正直途中で真相に気付き、最後はこうなると予想できるあたりミステリーとしてはイマイチですが、ずっとシリーズを読んでいる人には読んで損はない内容に思います
しかし追い詰められていく老刑事の心情はよく伝わってきました。話しの内容はよく考えるとかなり陰惨な内容ですが、読んだ後の後味もそう悪くなかったし
テンポよく例によって2時間くらいで読み終えました正直途中で真相に気付き、最後はこうなると予想できるあたりミステリーとしてはイマイチですが、ずっとシリーズを読んでいる人には読んで損はない内容に思います
2007年3月27日に日本でレビュー済み
ほぼすべての三毛猫ホームズシリーズを読んでいますが、久しぶりの新刊なので楽しみです。やはり僕はいろんなミステリー小説を読んでいますが、三毛猫ホームズが一番面白いと思います!!キャラクター一人一人の性格が、とても愛着が持てます。
2016年11月6日に日本でレビュー済み
このシリーズは他にも買っていて、好きな作品も多々ありますがこの暗黒迷路はつまらなかったです
真犯人にそれは無理があるだろう、という配役をあてるのはこれまでもあったので
この作品でも真犯人こいつかよとはなってもそれでつまらない、とはなりませんでしたが
一部のキャラクターが非常に不快です
犯人役側に同情的な話を入れるのもいつものことですが
今回は犯人側がやっていることが非常に不快なことばかりなことにたいして、同情的な部分がどうでもいいです
亜希子というキャラクターは個人的にはホームズの中で最も嫌いなキャラクターになりました
彼女が自分のしでかしたことに対して、それ相応の償いをする場面があればよかったのですが
殺したと思っていた彼は実は生きてましたー彼女は無罪ですーやったぁ!じゃねぇよ
そして最後真犯人に対して説教側になるので、読んでる側の溜飲が全く下がりません
久々に酷いキャラクターが守られている作品だったので星1です
真犯人にそれは無理があるだろう、という配役をあてるのはこれまでもあったので
この作品でも真犯人こいつかよとはなってもそれでつまらない、とはなりませんでしたが
一部のキャラクターが非常に不快です
犯人役側に同情的な話を入れるのもいつものことですが
今回は犯人側がやっていることが非常に不快なことばかりなことにたいして、同情的な部分がどうでもいいです
亜希子というキャラクターは個人的にはホームズの中で最も嫌いなキャラクターになりました
彼女が自分のしでかしたことに対して、それ相応の償いをする場面があればよかったのですが
殺したと思っていた彼は実は生きてましたー彼女は無罪ですーやったぁ!じゃねぇよ
そして最後真犯人に対して説教側になるので、読んでる側の溜飲が全く下がりません
久々に酷いキャラクターが守られている作品だったので星1です
2011年7月17日に日本でレビュー済み
ホームズの活躍がほとんど無くつまらない。ミステリーは犯人がだいたいわかるが妥協範囲で、最初からまる分かりでは読者に失礼。最後に、人を殺そうとしたことをたいして反省もせず、生まれてくる我が子の心配しかしない、こんな女(亜希子)を許す男(努)はいないだろう!!