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ZOKUDAM (カッパ・ノベルス) 新書 – 2008/7/18
- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2008/7/18
- ISBN-104334076742
- ISBN-13978-4334076740
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2008/7/18)
- 発売日 : 2008/7/18
- 言語 : 日本語
- 新書 : 352ページ
- ISBN-10 : 4334076742
- ISBN-13 : 978-4334076740
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,373,166位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 82,123位新書
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
なんとなく、太宰治のグッドバイに似てる。。。気がする。愉快さとか妙な現実感とか。
外国の技術者のレポートのところとか、なんというか、ある意味内輪のネタというか、分かる人しか分からないというか。
森博嗣は技術者のココロのくすぐり方が上手いですよね。
積み上げられた分厚いマニュアル。直訳か?というへんな日本語。
ここおかしいんじゃないの?という疑問から派生するはてしない
技術的解決への模索。何かを誰かとなしとげるって、ほんとうに
たいへんなんですよね。
極めて地味に展開されるストーリーも、ケン十河の天然さ、ロミ品川の
不屈の精神、永良野乃のかわいさと揖斐くんのちょっとした優しさに
意外に退屈しません。
特に揖斐くんの最後の台詞は素敵です。
と、軽めに読んできたあとの最終話、すがすがしくて気持ちいいエンディング。
読み終わってこんなに爽やかな気持ちになるとはちょっと嬉しい誤算でした。
なおシリーズ作品ですが時間や物語の繋がりは無く,一種のパラレルワールドのようです.
そのタイトルの通り(?),巨大ロボットの開発や搭乗員たちを描いた物語なのですが,
SFやロマン,ヒロイズムなどはこれっぽっちも無く,緩く軽くだらだらと流れていきます.
特別に盛り上がる場面もなく,かといって強いテーマ性の作品…というのも感じられません.
リズミカルに連なる言葉遊びも捻りが効いていて,その微妙なセンスには思わずクスリ.
かと思えば,技術関連の話では妙に現実的で不思議と納得してしまうおかしさがあります.
物語の背景やラストなど,正直『放ったらかし』の部分があるのは否めないところですが,
むしろそのあたりの『適当さ(褒め言葉)』がこの作品の楽しみどころではないでしょうか.
逆に言えば,この手のやり取りや流れがダメなようだと最初から最後までしんどいと思います.
前作(?)で、もっとも個性的だった、自称『うら若き乙女』 ロミ・品川が主人公となって、立場としては、ZOKU側が正義の味方、TAI側が悪の組織っぽくもないんですけど、そんな感じなっています。
お話は、タイトルと表紙からもご推察の通り、ロミ・品川とケン・十河が、ZOKUDAMの巨大ロボットのパイロットに選ばれ、TAIGONの永良野乃が操る巨大ロボット怪獣と戦うというお話・・・になるはずですが、話は脱線しまくり、まったく話は前に進まず、肩透かしで終わること必死至極。
まぁ、「ZOKU」ですから。
これといった山場も見せ所もなく、だらだらと進んで、ぽちょんと終わりますが、いたるところにちりばめられた言葉遊びや、オタッキーなネタに、ニヤニヤ笑いは続きます。
万人にお勧めはできませんが、工学博士たる森博嗣氏の、ロボット工学(?)へのぼやき、つぶやき、うんちく、うんつく。 ミステリーでも、「スカイ・クロラ」のように、はかなげでもない、脱力系不思議お笑い空間が、この本には展開されています。
なにはともあれ、前作(?)で、ZOKUが巨大ロボットを作ろうとした話に萌えた人、わくわくした人は、ぜひ読んで、また萌えて、またわくわくして、また肩透かしをくらってください。
それでも、ラストは、なんだか、すがすがしい感じで終わっててよいです。
あとはもう、我ら読者の想像力で補完完結。続々編希望ってことで、ひとつ。
うーん、面白かったけど...
森博嗣らしさは理系っぽいところぐらいかな。
読み進むにつれ、テンションが下がってくる
『森博嗣』のレベルがなくては、最後まで読み進むことができません
駄作に分類されるのではないでしょうか
残念です
森博嗣さんらしいと言えばそうなのですが、あまりにもゆるゆるな作品です。「正義の味方」と「悪の組織」をゆるゆるに描き………………終わってしまいます。ラストは前向きと言えば前向きなので良いのですが、何か「感動したい」とか「泣きたい」とか「何かを得たい」とか、小説に何かを期待している人は……そもそも、そういう人は読まないか……。
一言で言うならゆるゆるな作品。
森博嗣さんの作品に慣れていない方にはお薦めできません。