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マンガの描き方: 似顔絵から長編まで (知恵の森文庫) 文庫 – 1996/7/11
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- 本の長さ249ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日1996/7/11
- 寸法10.5 x 1.5 x 14.8 cm
- ISBN-104334722636
- ISBN-13978-4334722630
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商品の説明
商品説明
著者が想定している主な読者は「今まで描いたこともなかった人」。落書きから始めればいい。紙と鉛筆さえあればいい。手塚は、繰り返しそう言う。そして、「省略、誇張、変形」という基本的な考え方やそれに基づく絵の描き方、実際にアイデアを「ひねり出す」ための「問題集」、など具体的なテクニックを惜しげもなく披露し、漫画の世界への扉をいっぱいに開いてみせる。例えば、「いろいろな顔をつくろう」と題した見開きページ。まゆげ、目、鼻、口の4つのパーツがそれぞれ8つのバリエーションで右ページに描かれ、左ページにはそれぞれを組み合わせて32パターンの顔の例を並べていく。これなら描けるかも…と著者の思惑通りについ手近な紙に落書きしたくなってくるような楽しさ、わかりやすさである。
一方で、読み飛ばしてもかまわない、と前置きしつつ本格的な技法や印刷などの専門的な知識、そしてプロを目指す人や新人漫画家への厳しいメッセージも幾度も顔を出している。後半になるにつれその傾向は強くなり、手塚ファン、漫画ファンには読み応えのある記述が並ぶ。「(アイデアを生む苦しさについて)ぼくだってこうなのだから、みなさんだって労力や努力を惜しんではいけない」。「ぼくの漫画から、戦後の長編漫画が確立されたと、気の弱いぼくだけど、これだけはそう信じている」。漫画の「神様」であった手塚の、漫画界を引っ張る者としての自信と責任感、後輩たちを育てることへの熱い思いに溢れている本。巻末に収録されたQ&A形式のあとがき、夏目房之介の解説も興味深い。(門倉紫麻)
登録情報
- 出版社 : 光文社 (1996/7/11)
- 発売日 : 1996/7/11
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 249ページ
- ISBN-10 : 4334722636
- ISBN-13 : 978-4334722630
- 寸法 : 10.5 x 1.5 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 85,191位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 44位知恵の森文庫
- - 451位漫画・アニメ・BL(イラスト集・オフィシャルブック)
- - 658位アート・建築・デザイン作品集
- カスタマーレビュー:
著者について

1928年、大阪府豊中市生まれ。本名・治。大阪大学付属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。翌年、ス トーリー漫画の単行本『新宝島』がベストセラーになり、注目される。以後、幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、子どもたちに夢を与えつづけてきた。『ネ オ・ファウスト』など3作連載中の89年2月9日に胃ガンのため死去。無類の昆虫好きとして知られ、「オオムラサキを守る会」の理事や「日本昆虫倶楽部」 の初代会長を務めた(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 手塚治虫の昆虫博覧会 (ISBN-13: 978-4900963474)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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漫画の神様の作品作りとは一体どんなものだろうか? そういう次第。
まえがきで、「この本は、いわゆる漫画家の卵とか、漫画グループとか、マニアが見ると、きっと物足りなくてぜんぜんつまらないだろう」と言って退ける。
手塚治虫の真意とはこうだ。
「この本は手ほどきである。この本一冊で、何百人か、何千人かの、今まで描いたこともなかった人たちが漫画をちょっと描いてみる。それで目的が達せられる本である」
そこで本文は、まず落書きから始めよう、まったく絵が描けなくったっていいと説くところから始まる訳だが、即座に、漫画には不満を含んだ欲求を描くものだとか言い出すところが面白い。
そしてその後に続くのが、ものをそっくり書き移すなんて作業は、漫画家にとっても、あんまりほめられたものじゃない。自分の頭の中に浮かんだイメージを描くのだ。その為に色々なものをじっと観察し、覚えこんでしまうという練習をしようとかなり高度なことを促すのである。
実際、手塚治虫はほとんど資料を紐解くことなく、あらゆるものを自在に絵に落とし込んでいたという話をどこかで読んだ覚えがある。やはり神様なのだ。
ということで、大きく分けて、「絵をつくる」「アイデアをつくる」「漫画をつくる」と展開する本書だが、書籍名から連想すると、アレレ? となるかもしれないほど、テキスト主体の本である。
道具のあれこれとか、作例や表情集とかといった作画のテクニックがどうとか、そういう類のことも書かれてはいるが、漫画家になる覚悟とか、アイデアを生む苦しさについてなど、厳しいメッセージも語られている。
なんと言おうか、教科書の様な、手塚治虫指南書なのである。
芯や軸となる大切な部分が書かれているので、私は時代が令和に変わっても、
初心を忘れかけた時にしつこく読み返しています。
絵が好きだけど、描くことに抵抗があり
躊躇している初心者の方にはお勧めです。
絵を描くことには決まりがなく、最初は下手でもいいのです。
絵を描くことに手慣れてきた方には
少し物足りない内容かもしれませんが、
絵を描くことで多少なりとも稼いでいる方にとっては
答え合わせになる本でもあると感じます。
単純にデッサン力の向上やキャラクターの緻密な造形などの
『画力を上げるための指南書ではない』ので、
そちらが目的の方には向きませんが
小説やアニメシナリオの制作者にも役立つ本だと感じます。
解釈によっては漫画家版『孫子の兵法』もしくは『五輪書』
と言っても過言ではないくらい味わい深い名著です。
私は、決してマンガの神様と手塚治虫先生を贔屓しているわけではないですが、
やはり、現代漫画の基軸をこの方が構築したと言っても過言ではありません。
鳥山明先生も幼少期に手塚先生の絵を模写していたくらいですから、
現代の漫画家の多くは間違いなく手塚治虫先生の遺伝子を受け継いでいます。
絵の描き方に加えてストーリーの組み立て方なども書いてあり
入門書としてよい本だなと思いました。
プロになるというよりも趣味で漫画を描く人向けかもしれない。
興味があったので購入した本でしたが思いのほか面白かったです。
* はじめに
* 第一章 絵をつくる
1. 漫画は落書きから始まる
2. 漫画の道具、選び方と使い方
3. 顔の描き方から構図まで
* 第2章 案(アイデア)をつくる
1. 「案」を考えるためのふたつの方法
2. 「おかしさ」をつくる六つの要素
3. 漫画アイデア問題集
* 漫画をつくる
1. 物語の考え方
2. 主役を決め、台本を書く
3. 人物の表情や動作から風景まで
* ふろく−漫画が描きたくなった人へ
* あとがき
* 解説 夏目房之介
256ページ。 コミPo! を使って何かマンガを描きたいと思ったとき、シナリオから演出、台詞といった、ある意味1つの映画を作るのと同じ事を一人の人間でやることの大変さに気づき、何か良い入門書がないかと思って探したところ、この本を見つけました。
平易な文章で書かれていることからスラスラと楽しく読むことが出来ましたが、そこで述べられていることはかなり深く、描く側だけでなく、読む側としても考えさせるものでした。
例えば「顔の描き方から構図まで」の中で、「人間の顔を漫画にするには、それぞれの顔をいろとりどりの別人に描きわけると同時に、その顔が、日本人なのか外国人なのか、何歳なのか、おとななのか子供なのかという点でも同時に描きわけなければならないのだ。」という部分。
最近のマンガはどれも綺麗に描かれていて、いわゆる下手くそな絵を見つけることの方が難しくなっていますが、その一方でマンガに登場するキャラの顔は皆同じで、髪型とほくろとメガネを消せば誰が誰なのか分からない状態になっています。
最初に「漫画の絵の第一歩は、まず人間の顔が描けるということである。」と述べられており、描き手はこの段階からダメであり、また読み手はこのような状況を受け入れていると思いました(読み手の見る目が甘くなったというのかな?)。
他にはマンガを描く上でも注意しなければいけないのは「基本的人権を茶化すこと」とあります。
* 戦争や災害の犠牲者をからかうようなこと。
* 特定の職業を見くだすようなこと。
* 民族や、国民、そして大衆をばかにするようなこと。
またマンガの本質を一言で言うなら「風刺」というのは、なるほどと思いました。
この辺を注意しながら、コミPo!で漫画を描いていきたいと思いました(コミPo!では顔の描き分けはできないと思うけど・・・)。

* はじめに
* 第一章 絵をつくる
1. 漫画は落書きから始まる
2. 漫画の道具、選び方と使い方
3. 顔の描き方から構図まで
* 第2章 案(アイデア)をつくる
1. 「案」を考えるためのふたつの方法
2. 「おかしさ」をつくる六つの要素
3. 漫画アイデア問題集
* 漫画をつくる
1. 物語の考え方
2. 主役を決め、台本を書く
3. 人物の表情や動作から風景まで
* ふろく−漫画が描きたくなった人へ
* あとがき
* 解説 夏目房之介
256ページ。[[ASIN:B004BR2J4I コミPo!]]を使って何かマンガを描きたいと思ったとき、シナリオから演出、台詞といった、ある意味1つの映画を作るのと同じ事を一人の人間でやることの大変さに気づき、何か良い入門書がないかと思って探したところ、この本を見つけました。
平易な文章で書かれていることからスラスラと楽しく読むことが出来ましたが、そこで述べられていることはかなり深く、描く側だけでなく、読む側としても考えさせるものでした。
例えば「顔の描き方から構図まで」の中で、「人間の顔を漫画にするには、それぞれの顔をいろとりどりの別人に描きわけると同時に、その顔が、日本人なのか外国人なのか、何歳なのか、おとななのか子供なのかという点でも同時に描きわけなければならないのだ。」という部分。
最近のマンガはどれも綺麗に描かれていて、いわゆる下手くそな絵を見つけることの方が難しくなっていますが、その一方でマンガに登場するキャラの顔は皆同じで、髪型とほくろとメガネを消せば誰が誰なのか分からない状態になっています。
最初に「漫画の絵の第一歩は、まず人間の顔が描けるということである。」と述べられており、描き手はこの段階からダメであり、また読み手はこのような状況を受け入れていると思いました(読み手の見る目が甘くなったというのかな?)。
他にはマンガを描く上でも注意しなければいけないのは「基本的人権を茶化すこと」とあります。
* 戦争や災害の犠牲者をからかうようなこと。
* 特定の職業を見くだすようなこと。
* 民族や、国民、そして大衆をばかにするようなこと。
またマンガの本質を一言で言うなら「風刺」というのは、なるほどと思いました。
この辺を注意しながら、コミPo!で漫画を描いていきたいと思いました(コミPo!では顔の描き分けはできないと思うけど・・・)。

頭が良かったんんだろうなーと思わせる知的で理性的な文体で納得感を持って読めた 特に、案の出し方で帰納法と演繹法を紹介していて、そんなふうに使うのか!と感心させられた
もちろん今読むと通用しないような考え方もちらほら見受けられる(絵の書き方の章とか)が、現代の日本漫画の創始者なので漫画化志望なら目を通すのが吉
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