用語を自主規制した復刻版だそうだ。小生は、評判は知りながら手にしたのは初めて。
規制の問題云々よりも、中身は非常に楽しめる。評判どおりの良書である。
目の前に江戸人が闊歩する。江戸の情景が目に浮かぶ。評判の所以を感じてください。
規制抜きのオリジナルも読んでみたい気もする。
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ちみどろ砂絵 (光文社文庫 つ 4-23 光文社時代小説文庫 なめくじ長屋捕物さわぎ) 文庫 – 1997/6/1
都筑 道夫
(著)
- 本の長さ279ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日1997/6/1
- ISBN-104334724205
- ISBN-13978-4334724207
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (1997/6/1)
- 発売日 : 1997/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 279ページ
- ISBN-10 : 4334724205
- ISBN-13 : 978-4334724207
- Amazon 売れ筋ランキング: - 567,900位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
都筑先生のミステリは短編中心でしか読んでいませんが、切れ味があるので非常に楽しいです。
特に、このシリーズは登場人物が個性的なので、読んでいてあきません。
シリーズ中、前の方に比べると、解決があっさりしてきていますが、その分、気楽に読めます。
特に、このシリーズは登場人物が個性的なので、読んでいてあきません。
シリーズ中、前の方に比べると、解決があっさりしてきていますが、その分、気楽に読めます。
2007年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さらっと軽い気持ちで読める、と言う面白さはあるんですが、長さを表すのに「めーとる」と言う言葉を使ったり、やたら多くの外来語の当て字(当て字の使い方はうまいと思います)が出てくるように感じます。本格時代捕り物帳と銘打ってる割には、結構雰囲気壊れます。なので星三つにしました。
ちみどろ砂絵でしたっけ。解説に高橋克彦氏が寄稿してるのですが、これが最低。「鎌倉、平安時代くらいの時代背景なら作者はいくらでも時代描写をごまかせる」なんていう趣旨の解説があります。大量の歴史文献を読んで時代小説を書く人は、この解説をどう思うだろうか。
ちみどろ砂絵でしたっけ。解説に高橋克彦氏が寄稿してるのですが、これが最低。「鎌倉、平安時代くらいの時代背景なら作者はいくらでも時代描写をごまかせる」なんていう趣旨の解説があります。大量の歴史文献を読んで時代小説を書く人は、この解説をどう思うだろうか。
2004年8月12日に日本でレビュー済み
この本をはじめて読んだのは、今から20年ほど前・・・高校生の時のことだった。
それ以来この『なめくじ長屋』シリーズにハマり、さらには都筑センセーの作品にハマった。
そして長いこと、時代物といえば私の中ではこのシリーズだったが、
何年ぶりかにこの作品を読んで、その素晴らしさを再確認することになった。
なぜならその間、ほかの時代物を読んでもなんとなく物足りなかったからである。
その物足りなさの所以とは、まず第一に江戸言葉、そして当時の文化。
都筑センセーのそれは、『センセー、その時代に生きてたんじゃないの?!』
というくらい活き活きとして粋で自然で、テンポの良い会話を読んでいるだけで
わくわくして、なんとはなしに幸福感さえ覚えるほどなのだ。
文中でさりげなく紹介・説明される江戸の風俗や文化も分かりやすくていい。
未読の方・・ぜひ、『本物の』江戸時代が垣間見えるような・・・
しかも遊び心や洒落に富んだ捕り物帖を読んでみてはいかがですか?
ただ、時を現代から江戸に移しただけの時代小説とは、
一味もふた味も、いや、それ以上に違う面白さに夢中になること請け合いです。
それ以来この『なめくじ長屋』シリーズにハマり、さらには都筑センセーの作品にハマった。
そして長いこと、時代物といえば私の中ではこのシリーズだったが、
何年ぶりかにこの作品を読んで、その素晴らしさを再確認することになった。
なぜならその間、ほかの時代物を読んでもなんとなく物足りなかったからである。
その物足りなさの所以とは、まず第一に江戸言葉、そして当時の文化。
都筑センセーのそれは、『センセー、その時代に生きてたんじゃないの?!』
というくらい活き活きとして粋で自然で、テンポの良い会話を読んでいるだけで
わくわくして、なんとはなしに幸福感さえ覚えるほどなのだ。
文中でさりげなく紹介・説明される江戸の風俗や文化も分かりやすくていい。
未読の方・・ぜひ、『本物の』江戸時代が垣間見えるような・・・
しかも遊び心や洒落に富んだ捕り物帖を読んでみてはいかがですか?
ただ、時を現代から江戸に移しただけの時代小説とは、
一味もふた味も、いや、それ以上に違う面白さに夢中になること請け合いです。