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一休暗夜行 (光文社文庫 あ 22-5) 文庫 – 2001/1/1
朝松 健
(著)
- 本の長さ365ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2001/1/1
- ISBN-104334731007
- ISBN-13978-4334731007
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2001/1/1)
- 発売日 : 2001/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 365ページ
- ISBN-10 : 4334731007
- ISBN-13 : 978-4334731007
- Amazon 売れ筋ランキング: - 715,025位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』で小説家デビュー。伝奇とホラーを中心に幅広い執筆活動を続けている。近年は『暁けの蛍』をはじめとする室町時代に材をとった時代伝奇小説で注目されている。2005年に「東山殿御庭」で日本推理作家協会賞短編部門候補となる。ホラーの分野ではアンソロジストとしても活躍し、監修・編纂した『秘神界』は英訳されニューヨーク・タイムズはじめとする海外メディアで絶賛された。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2003年10月23日に日本でレビュー済み
一休さんといえば「そむさん」「せっぱ」のとんち小坊主。なのだが、本書の主人公、一休は筋骨逞しく、唐人伝来の丈術を巧みに使い、野党からもののけからなぎ倒すマッチョマスターである。足利将軍家はおろか日の本をゆるがすような呪いを解く旅が物語の縦軸となり、ストーリーはめまぐるしく読者を翻弄する。全体の印象は高橋克彦の『時迷宮』なんかに似てる気もするが、これはこれでちゃんとエンターテイメントしてるので充分楽しめますよ。要所要所で武蔵坊弁慶やら立川流密教(マニアはよく御存じあろう。出たな!て感じ)やら絡んでるわりに楽に読めるのが好印象。道中を共にする蜷川新実(にながわちかざね)なる武士、実は一休暗殺の密命をうけた隠密なんだが、アニメの“新衛門さん”にしか思えませんでした。続編もあるみたいですが、私的には本作だけでお腹いっぱいです。日本史に詳しい人ならより堪能できるでしょう。