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アイルランドの薔薇 (光文社文庫) 文庫 – 2004/9/10
石持 浅海
(著)
南北アイルランドの統一を謳う武装勢力NCFの副議長が、スライゴーの宿屋で何者かに殺された! 宿泊客は8人――そこには正体不明の殺し屋が紛れ込んでいた。やはり犯人は殺し屋なのか? それとも……。宿泊客の一人、日本人科学者・フジの推理が、「隠されていた殺意」をあぶり出してゆく!
本格推理界に衝撃を走らせた期待の超新星の処女長編!
本格推理界に衝撃を走らせた期待の超新星の処女長編!
- 本の長さ306ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2004/9/10
- ISBN-104334737455
- ISBN-13978-4334737450
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2004/9/10)
- 発売日 : 2004/9/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 306ページ
- ISBN-10 : 4334737455
- ISBN-13 : 978-4334737450
- Amazon 売れ筋ランキング: - 686,496位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年12月14日に日本でレビュー済み
アイルランドや紛争問題等の背景をよく知らなくても、物語の世界に引き込まれます。テロリストが探偵役や殺し屋に振り回されたり、一途に女性を想う姿もあり面白いと思いました。
2007年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宗教対立のない国に生まれて良かった。この国で問題なのは牢獄の教祖を敬うモノだけだろう。エメラルドは違う。キリスト教同士が殺し合うという悲惨な場所なのだろう。人々は信念よりも教えに従っているのか?書き手の勢いが読み手を興奮させ、ぐいぐいその世界に引き込んでくれる。
2010年8月28日に日本でレビュー済み
読むだけでひんやりとしたアイルランドの空気に触れているような気分になります。
(行ったことないですけれど)
アイルランドの問題って日本人には「なんかよくテロがあるよね」ぐらいの認識でしたけれど、これを読めばわかりやすくまとめてあります。
ミステリーも面白いですが、このアイルランド独特の雰囲気が魅力的な本です。
(行ったことないですけれど)
アイルランドの問題って日本人には「なんかよくテロがあるよね」ぐらいの認識でしたけれど、これを読めばわかりやすくまとめてあります。
ミステリーも面白いですが、このアイルランド独特の雰囲気が魅力的な本です。
2004年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アイルランド紛争から、所謂“嵐の山荘”状況を作ってしまうアイデアの勝利。
文章は下手で、話の展開や構成も甘いですが、作者のセンスを感じられる作品です。
ミステリ・フロンティアから刊行される次作に期待。
文章は下手で、話の展開や構成も甘いですが、作者のセンスを感じられる作品です。
ミステリ・フロンティアから刊行される次作に期待。
2019年7月31日に日本でレビュー済み
北アイルランド紛争という社会派テーマを絡めた「嵐の山荘もの」。そのなりゆきが自然ですっと物語に入っていけます。
読む前は政治とか絡んでとっつきにくそうだなと思っていたのですが、これが読みやすい。謎も本格ミステリしてて、論理的でした。終わり方が大好きです。オススメ。
読む前は政治とか絡んでとっつきにくそうだなと思っていたのですが、これが読みやすい。謎も本格ミステリしてて、論理的でした。終わり方が大好きです。オススメ。
2007年2月18日に日本でレビュー済み
ほんの小さなヒントから、人の偽りを見抜いていく、
この作者さん得意の面白さは十分でした。
でも、ひとつ、あれれ? と思ったことが。。。
アイルランドの小さな宿屋の厨房に、「ごぼう」という
野菜が、常備されているだろうか? ということです。
ごぼうの根をを食材として扱うのは、世界でも日本だけ、
と聞いたのですが。 ・・・
この作者さん得意の面白さは十分でした。
でも、ひとつ、あれれ? と思ったことが。。。
アイルランドの小さな宿屋の厨房に、「ごぼう」という
野菜が、常備されているだろうか? ということです。
ごぼうの根をを食材として扱うのは、世界でも日本だけ、
と聞いたのですが。 ・・・
2021年11月18日に日本でレビュー済み
ミステリー好きなら絶対ワクワクするだろう設定を考えるのが上手いのでつい読んでしまう。しかし、読み終えて面白い!と思った作品は一個もない
毎回毎回えーッこいつらサイコパスかよってレベルで登場人物の感情が読めない。なのに一丁前に恋愛脳でほんとに不気味
ついでに人の死に対してあまりに無頓着
それならそれで西澤保彦さんレベルの冷淡さならば読者に衝撃を与えられると思うがそんな深みもない
なんで人殺しが幸せになってんだよwなにがハートウォーミングな結末やねんw多分だけどこの作者って人の感情が理解できてないよね?ズレててなんか怖いんだよ
内容が薄くて早く読めるから暇つぶしにはおすすめです。
毎回毎回えーッこいつらサイコパスかよってレベルで登場人物の感情が読めない。なのに一丁前に恋愛脳でほんとに不気味
ついでに人の死に対してあまりに無頓着
それならそれで西澤保彦さんレベルの冷淡さならば読者に衝撃を与えられると思うがそんな深みもない
なんで人殺しが幸せになってんだよwなにがハートウォーミングな結末やねんw多分だけどこの作者って人の感情が理解できてないよね?ズレててなんか怖いんだよ
内容が薄くて早く読めるから暇つぶしにはおすすめです。
2006年8月31日に日本でレビュー済み
設定はおもしろいし、本格的な展開はよかったです。中盤で
北アイルランド問題をまとめて紹介させるところも、絶妙で親切
だと思いました。
ただ、少々描写に欠けていて、謎解きにかかる時間感覚が共感
できなかったこと、アイルランドの空気が伝わりきらなかったこと
――文章のスタイルが好みでないせいもあるでしょうけど――など、
ちょっと残念な読後感でした。
バラエティに富んだキャスト設定も、一人ひとりが雑な存在感で
終わってしまったかな〜と思いましたし。
それにしても、文庫版p185の終わり4行目、校正見落とし……残念
ですね。
「へたり込みそうになるのwジェリーが支えた」
↑このまま出版されちゃっているのはどうなんでしょう。
北アイルランド問題をまとめて紹介させるところも、絶妙で親切
だと思いました。
ただ、少々描写に欠けていて、謎解きにかかる時間感覚が共感
できなかったこと、アイルランドの空気が伝わりきらなかったこと
――文章のスタイルが好みでないせいもあるでしょうけど――など、
ちょっと残念な読後感でした。
バラエティに富んだキャスト設定も、一人ひとりが雑な存在感で
終わってしまったかな〜と思いましたし。
それにしても、文庫版p185の終わり4行目、校正見落とし……残念
ですね。
「へたり込みそうになるのwジェリーが支えた」
↑このまま出版されちゃっているのはどうなんでしょう。