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死んでも治らない (光文社文庫) 文庫 – 2005/1/12

3.9 5つ星のうち3.9 97個の評価

 元警察官・大道寺圭は、一冊の本を書いた。警官時代に出会ったおバカな犯罪者たちのエピソードを綴ったもので、題して『死んでも治らない』。それが呼び水になり、さらなるまぬけな犯罪者たちからつきまとわれて……。大道寺は数々の珍事件・怪事件に巻き込まれてゆく。
 ブラックな笑いとほろ苦い後味。深い余韻を残す、コージー・ハードボイルドの逸品!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 光文社 (2005/1/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/1/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 322ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4334738141
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4334738143
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 97個の評価

著者について

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若竹 七海
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若竹 七海(わかたけ・ななみ)

1963年、東京生まれ。立教大学文学部卒。1991年、「ぼくのミステリな日常」で作家デビュー。2013年、「暗い越流」で第66回日本推理作家協会賞“短編部門”を受賞。2015年、葉村晶シリーズ「さよならの手口」でミステリファンクラブ・SRの会による“SRアワード2015”国内部門を受賞、「このミステリーがすごい!」4位。2016年、同シリーズ「静かな炎天」が「このミステリーがすごい!」2位、“SRアワード2017”国内部門、ファルコン賞を受賞。2018年、同シリーズ「錆びた滑車」が「このミステリーがすごい!」3位。著書に「悪いうさぎ」(日本推理作家協会賞“長編及び連作短編集部門”候補)などがある

(本データは「不穏な眠り」が刊行された当時に掲載されていたものです。)「BOOK著者紹介情報」より

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
97グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短編集です。

私はこの本をブックオフで見つけ、タイトルに惹かれて買いました。
面白くて一気読みしました。
特に汚れ等が目立った中古ではありましたが、
若竹 七海さんに印税が入らないのは申し訳ないので
アマゾンで買い直しました。
もう1回読みました。
感想は「完璧」の一言だけです。

「短編集は嫌い」という人以外にはおすすめします。

これ以上は何を書いてもネタバレになってしまいそうなので書けません。

推理小説のレビューって皆さんどのように書いているのでしょうか・・・?
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまりよくわからないキャラな人だなぁ、、と思うんですが、ラストまで読むと なるほどと思います。最後の事件と現在の交互で 短編集です、がやはりそこは繋がりがあるのが 読む前からわかります。わかっていても楽しめました。
「最後の事件」の先輩刑事の小泉さんも、もっと緻密な約束をしとけばよかったと きっと頭痛くしたと思います(笑)
「現在」では元刑事が 出会ったマヌケな犯罪者たちという内容で タイトルと同じ本を 書いてなんとか生活しているアマチュア作家?です。いろんなニックネームの 犯罪者たちが登場しますが お気に入りは「マーメイド」でした(^^)
2020年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元警察官・犯罪ノンフィクションライターの大道寺氏が珍事件に次々と巻き込まれるお話。
若竹作品常連の彦坂夏見さんや角田先生、「製造迷夢」で一条刑事の相棒役の西村刑事が登場するのはファンとしては嬉しく、また、どこか間が抜けた犯罪者が起こす滑稽な事件だが、主人公が清濁併せ持つタイプのため、いまいち笑えない。一見コメディのようで、実はハードボイルド。

過去の事件と現在の事件を絡ませて、最後から最初に繋がるような物語の構成は面白い。伏線はあちこちに張り巡らされているのだが多くは後になって気付いた。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月9日に日本でレビュー済み
あまり期待しないで購入した分余計に面白かったです。
こちらを読む前に「古書店アゼリアの死体」を読んでいたので若竹作品でおなじみの葉崎市が出てきたり前田家が出てきたりで楽しく読めました。
私は若竹作品の中で今のところこちらの作品が1番好きです。
長編が好きではない方には読みやすいと思います。
2002年11月9日に日本でレビュー済み
元警官の主人公の前に現れる、おまぬな犯罪者達。設定だけ聴くと、コミカル系なのですが、ほとんど笑えませんでした。むしろ、おまぬな人達の弱さや、哀れさが感じられ、しんみりさせられちゃいます。
作品全体の構成をみると、連作ものの得意な若竹さんらしく、よく出来ているので、ミステリーファンなら、読んで、損はない一冊だと思いますが、楽しいお話を期待すると、ちょっと、あてが外れてしまうので、気をつけてくださいね。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年10月26日に日本でレビュー済み
元刑事の大道寺圭は幼馴染の編集者に強引に勧められて、刑事の時に遭遇したおまぬけな犯罪者たちの本を出版する。ところが、本に取り上げた犯罪者たちが、出版をきっかけに様々なトラブルを持ち込んでくる。命の危機さえ訪れるが、なんとか頭を働かせて解決する。出てくる登場人物たちがなにか間が抜けていて笑えるのだが、どうも自分勝手な奴らばかりでやれやれという感じである。それぞれの短編の終わり方も笑えないというか、結構ダークだ。間に挟まれた刑事時代の事件が最後に他の短編とつながってくる。若竹さんの小説って、こんな感じで人間の嫌なところばかりを描いていて、ちょっとやるせない気分になる。
2007年10月3日に日本でレビュー済み
軽〜く読める連作短編集。
なのに、徐々にそれぞれの短編の繋がりが見えてきます。
作者の持つ毒と人間に対するシニカルな視線はこの作品でも健在。
最後の最後までブラックな味わいを作品に与え続ける
作者の手管には喝采をあげたくなる。

読後のすっきり感はピカイチ。
ほろ苦い結末が心地いい作品だ。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若竹七海さんが好きなので、敢えて辛口評価です。登場人物は魅力的で、一つ一つのエピソードは面白いのですが、過去と現在を複雑に行き来するので、時々勘違いしてしまって読みにくかったです。もう少しシンプルの方が物語に入り込めたかなと思います。この主人公で長編があったら読みたいです。