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密室に向かって撃て!: 長編推理小説 (光文社文庫 ひ 12-2) 文庫 – 2007/6/20
東川 篤哉
(著)
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- 本の長さ354ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2007/6/20
- ISBN-10433474270X
- ISBN-13978-4334742706
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2007/6/20)
- 発売日 : 2007/6/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 354ページ
- ISBN-10 : 433474270X
- ISBN-13 : 978-4334742706
- Amazon 売れ筋ランキング: - 400,404位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年9月18日に日本でレビュー済み
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一気読み。おもしろかったです。ユーモアあるやり取りも好きです。事件が起きたところのアリバイ崩しもおもしろく、納得感もありました。
ただ、、犯人が偶然に拾った拳銃を使った犯罪ということで、その拳銃を拾えた時刻(かなり限定される時刻)の関係者のアリバイを探ったら犯人はすぐに特定できたんじゃないかとか思ってしまいました。
ただ、、犯人が偶然に拾った拳銃を使った犯罪ということで、その拳銃を拾えた時刻(かなり限定される時刻)の関係者のアリバイを探ったら犯人はすぐに特定できたんじゃないかとか思ってしまいました。
2011年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お笑いミステリーの第一人者と勝手に思っているこの著者ですが、今作もいい感じです。
前作に続いて、名探偵とその弟分がユーモアを織り交ぜながら活躍します。
そして、この作風にぴったりマッチするさくらお嬢様がいい味出してます。
お笑いと純心無垢なお嬢様。それがこの作品の魅力ですかね。
なので、本格ミステリーを期待すると肩すかしを食らうかもしれません。
前作に続いて、名探偵とその弟分がユーモアを織り交ぜながら活躍します。
そして、この作風にぴったりマッチするさくらお嬢様がいい味出してます。
お笑いと純心無垢なお嬢様。それがこの作品の魅力ですかね。
なので、本格ミステリーを期待すると肩すかしを食らうかもしれません。
2021年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何故犯人がそんな方法をとったのかを知った時、絶句しました
2013年10月16日に日本でレビュー済み
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東川篤哉は実力派だと思う。
謎解きはミステリー・・・が売れてしまったために、軽いお笑い小説家と思われている方にはこの本をおすすめしたい。
この小説もユーモアは組み込んでいるものの、トリックの妙やその伏線は秀逸だと思う。
むかし、音楽で「愛は勝つ」がヒットしたKANがその色がついていたので聞かず嫌いしていたら、知人からKANはすごいと言われて改めて聴いてみたらすごかったのと同じ感じ。
キャラもとてもよい。
これからもこのシリーズは読むだろうな。
謎解きはミステリー・・・が売れてしまったために、軽いお笑い小説家と思われている方にはこの本をおすすめしたい。
この小説もユーモアは組み込んでいるものの、トリックの妙やその伏線は秀逸だと思う。
むかし、音楽で「愛は勝つ」がヒットしたKANがその色がついていたので聞かず嫌いしていたら、知人からKANはすごいと言われて改めて聴いてみたらすごかったのと同じ感じ。
キャラもとてもよい。
これからもこのシリーズは読むだろうな。
2009年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
烏賊川市(いかがわし)シリーズの第二段。前作と同様、題名は映画「明日に向かって撃て !」のもじり。作者は余程の映画ファンらしい。前作の主人公流平はいつの間にか探偵鵜飼の助手になっているし、砂川警部、志木刑事もレギュラーになったようだ。
志木達のドジで拳銃が盗まれ、その銃で前作も登場したホームレスの金蔵が殺害される。金蔵が残した電話番号から警察は鵜飼に辿り付く。そして、前作も登場したバイク女の朱美が鵜飼事務所のビルのオーナーとして現われ、家賃取立てを迫る。一方、流平はフトしたキッカケで金蔵殺害事件のあった岬にある十文字屋敷の当主の十文字食品会長の十三や孫の美少女"さくら"と知り合い、前作を基にホラを吹く。"さくら"の婿選びの足しに十三は"名探偵"鵜飼に婿候補の身辺調査を頼む。鵜飼は朱美に脅迫され、嫌々ながら調査を引き受けるが...。展開は自然で、小刻みなオトボケ・ギャグを挟んで物語を紡ぐが、ミステリの序章としては流石に悠長な印象を受ける。しかも、伏線の張り方が弱い。
三人の婿候補が屋敷に集まった晩に、お約束通り事件が起こり、候補の一人が殺され、もう一人の候補が現場(岬のテラス)に昏倒していた。現場から逃げ出した人物はいない。凶器は上述の盗まれた銃である。一応、犯人消失を装っているが、物理的に犯行可能な人物な人物は一人だけなのでミステリ的興趣に欠ける。前作と合わせ、ユーモア・ミステリを装っている割には作者が本格ミステリに掛ける情熱は強いと思うので、懸命に謎解きするシーンでは逆に空回りの印象を受けた。金蔵事件を本事件に絡ませた執念は買えるが。
朱美を加えてユーモア度は更にアップしたが、屋敷の関係人物の書き込みが甘いため、肝心のトリックが活きていないと思う。次作以降、楽しい本格ミステリを期待したい。
志木達のドジで拳銃が盗まれ、その銃で前作も登場したホームレスの金蔵が殺害される。金蔵が残した電話番号から警察は鵜飼に辿り付く。そして、前作も登場したバイク女の朱美が鵜飼事務所のビルのオーナーとして現われ、家賃取立てを迫る。一方、流平はフトしたキッカケで金蔵殺害事件のあった岬にある十文字屋敷の当主の十文字食品会長の十三や孫の美少女"さくら"と知り合い、前作を基にホラを吹く。"さくら"の婿選びの足しに十三は"名探偵"鵜飼に婿候補の身辺調査を頼む。鵜飼は朱美に脅迫され、嫌々ながら調査を引き受けるが...。展開は自然で、小刻みなオトボケ・ギャグを挟んで物語を紡ぐが、ミステリの序章としては流石に悠長な印象を受ける。しかも、伏線の張り方が弱い。
三人の婿候補が屋敷に集まった晩に、お約束通り事件が起こり、候補の一人が殺され、もう一人の候補が現場(岬のテラス)に昏倒していた。現場から逃げ出した人物はいない。凶器は上述の盗まれた銃である。一応、犯人消失を装っているが、物理的に犯行可能な人物な人物は一人だけなのでミステリ的興趣に欠ける。前作と合わせ、ユーモア・ミステリを装っている割には作者が本格ミステリに掛ける情熱は強いと思うので、懸命に謎解きするシーンでは逆に空回りの印象を受けた。金蔵事件を本事件に絡ませた執念は買えるが。
朱美を加えてユーモア度は更にアップしたが、屋敷の関係人物の書き込みが甘いため、肝心のトリックが活きていないと思う。次作以降、楽しい本格ミステリを期待したい。
2017年8月3日に日本でレビュー済み
前作はマイノリティに対して若干の偏見を助長するような描写があったため、好きではありませんでした。ですが今回はそういうのがなく、純粋に楽しめました。個人的にヒロインのさくらさんには驚きました。超古風。面白い意味で。カンブリア紀かと思った。犯人超わかりやすいのも親切。動機と犯行方法こそ最後らへんまでわかりませんでしたが、ある人が中盤で、ドアノブガチャガチャレベルのベッタベタな行動を取った時に、犯人こいつや!と予想をつけたら、ラストほんとにそいつでした。ギャグが古典的なのも、推理小説としてはむしろ斬新かと。シリーズ4作目まで読みましたが今のところ1作目以外全部好きです。どひゃー!
2013年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全部読みました。思わずクスッと笑っちゃう東川氏のユーモアは嫌いじゃないなぁ(笑)