(1)、(2)の続き。〈学界出身者のやおい論や腐女子論〉がしばしば、〈やおいやBLを、〈女性〉に対する社会的抑圧、特に性的抑圧からの解放を指向する政治的文脈に、間接的にあてはめようとするものが多い〉と森川氏は指摘し、こう続けます(引用者の責任で改行しました)。この『BLスタディーズ』の論考部分にも、そのような傾向があるかもしれない。 本書の前書にあたるユリイカ増刊『腐女子マンガ大系』の、学界の書き 続きを読む