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肉体の悪魔 (光文社古典新訳文庫) 文庫 – 2008/1/10
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購入オプションとあわせ買い
第一次大戦下のフランス。パリの学校に通う15歳の「僕」は、ある日、19歳の美しい人妻マルトと出会う。二人は年齢の差を超えて愛し合い、マルトの新居でともに過ごすようになる。やがてマルトの妊娠が判明したことから、二人の愛は破滅に向かって進んでいく……。
- ISBN-104334751482
- ISBN-13978-4334751487
- 出版社光文社
- 発売日2008/1/10
- 言語日本語
- 本の長さ230ページ
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2008/1/10)
- 発売日 : 2008/1/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 230ページ
- ISBN-10 : 4334751482
- ISBN-13 : 978-4334751487
- Amazon 売れ筋ランキング: - 202,472位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不倫を肯定するわけではないが、美しい話は感動的であり余韻が残る
2024年1月12日に日本でレビュー済み
タイトルと著者の名は知っていたが読んだのは今回が初めてだ。知り合いから推されなかったら読まなかっただろう。その理由は、ティーンズの男の子が人妻とはいえ同じくティーンズの女の子を籠絡する話なんて興味をそそられなかったから。
フランス語からの翻訳なのにとても読みやすい。表現は鋭く時に冷笑的だ。
読み始めてすぐに、今の大人の自分の価値観で読んだらこの小説は理解できないだろう、嫌悪や軽蔑しか抱かないであろうことがわかった。この作品を書いた頃の著者の年齢は「僕」やマルトと同世代であるから、自分もそこまで降りていく必要がある。すると初読ではませた自分勝手なエロガキ(さらに勉強ができて傲慢)の印象だった「僕」が、私が高校生の頃に周囲にいた男子たちと大した差が無いように思えてきた。
その頃の男の子は尖っていて、とにかく周囲とは差をつけたがる。一方の女子は周囲から浮かないように、でも仲間たちに負けないように、恋愛でも趣味でもファッションでも、周囲の女子が知っていることやっていることは自分もやってみる。個性的だと思っているのは自分だけであって、結局のところ、その世代の若者でしかない。そしてその事実に気づいていない。
「僕」は傲慢で大胆で自分勝手なくせに臆病者だ。さんざんマルトを振り回しておいて、でもその行動によって嫌われたのではないかと恐れる。尖っているように見えるけれど、けっこう読みやすい性格をしている。人妻が好きになるぐらいなのだから、きっと美少年なのだろうね。そう考えると生意気な「僕」が可愛く思えてきた。
この小説は著者ラディゲの恋愛体験に基づいているという。年上の人妻に対してマウントをとっている…ように見える。でも女は嘘をつく。
誘惑したのは「僕」なのか?彼女にキスをしようとした「僕」の首にしがみついたのは彼女であり、キスを交わしたあとに「もう来ないで」と言い、彼を不安に突き落とし、さらに彼を夢中にさせた。そして妊娠した子どもの父親は本当に「僕」なのか?
「ジャック(夫)と幸福になるより、あなたと不幸になるほうがいい」
マルトのこのセリフは私にはあまり響かなかった。なんというか、大げさすぎるし、女なら、自分に気がある(自分も気に入っている)男をさらに沼らせるためなら言いそうだから。
人妻なのになぜマルトは「僕」と関係を持ったのか?その理由は、新婚なのに夫が兵士として戦地へ行ってしまい寂しかったから、ではなかろうか。夫の長期出張で寂しくなった妻がよろめいてしまうみたいに。
女は嘘をつく。好きな男の前ではなおさら。
フランス語からの翻訳なのにとても読みやすい。表現は鋭く時に冷笑的だ。
読み始めてすぐに、今の大人の自分の価値観で読んだらこの小説は理解できないだろう、嫌悪や軽蔑しか抱かないであろうことがわかった。この作品を書いた頃の著者の年齢は「僕」やマルトと同世代であるから、自分もそこまで降りていく必要がある。すると初読ではませた自分勝手なエロガキ(さらに勉強ができて傲慢)の印象だった「僕」が、私が高校生の頃に周囲にいた男子たちと大した差が無いように思えてきた。
その頃の男の子は尖っていて、とにかく周囲とは差をつけたがる。一方の女子は周囲から浮かないように、でも仲間たちに負けないように、恋愛でも趣味でもファッションでも、周囲の女子が知っていることやっていることは自分もやってみる。個性的だと思っているのは自分だけであって、結局のところ、その世代の若者でしかない。そしてその事実に気づいていない。
「僕」は傲慢で大胆で自分勝手なくせに臆病者だ。さんざんマルトを振り回しておいて、でもその行動によって嫌われたのではないかと恐れる。尖っているように見えるけれど、けっこう読みやすい性格をしている。人妻が好きになるぐらいなのだから、きっと美少年なのだろうね。そう考えると生意気な「僕」が可愛く思えてきた。
この小説は著者ラディゲの恋愛体験に基づいているという。年上の人妻に対してマウントをとっている…ように見える。でも女は嘘をつく。
誘惑したのは「僕」なのか?彼女にキスをしようとした「僕」の首にしがみついたのは彼女であり、キスを交わしたあとに「もう来ないで」と言い、彼を不安に突き落とし、さらに彼を夢中にさせた。そして妊娠した子どもの父親は本当に「僕」なのか?
「ジャック(夫)と幸福になるより、あなたと不幸になるほうがいい」
マルトのこのセリフは私にはあまり響かなかった。なんというか、大げさすぎるし、女なら、自分に気がある(自分も気に入っている)男をさらに沼らせるためなら言いそうだから。
人妻なのになぜマルトは「僕」と関係を持ったのか?その理由は、新婚なのに夫が兵士として戦地へ行ってしまい寂しかったから、ではなかろうか。夫の長期出張で寂しくなった妻がよろめいてしまうみたいに。
女は嘘をつく。好きな男の前ではなおさら。
2018年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いたるところに箴言あり。
三島由紀夫が愛していたというのも納得。
また、三島が読みたくなった。
三島由紀夫が愛していたというのも納得。
また、三島が読みたくなった。
2021年10月8日に日本でレビュー済み
光文社の古典新訳文庫
「いま、息をしている言葉で。」
訳者の中条省平さんは1954年生まれです。
意味のわからない古い言葉はありません。
「魔に憑かれて」と訳したのは堀口大學さん。
レーモン・ラディゲは
「三日後に僕は神の兵隊に銃殺される」と言い
その三日後に息を引きとりました。20歳没。
「作品に驚くのであって年齢にではない」
とラディゲを評したのは誰でしたか?別の人?
本作の執筆を始めたのは16歳。
ジャックという婚約者がいる18歳のマルトを愛する12歳の僕。
「僕はこのおてんば娘が好きになった」
「これは、愛の告白だ」
鉄製の椅子から立ちあがったマルトの格子模様がついた素肌を想像するなど早熟です。
彼女の両手が僕の首に絡みついていた
彼女は救助してもらいたいのか
一緒に溺れてほしいのか
文中にある「悲劇を待ち望んでいた」
ラディゲ自身もどこかで怖れながらも悲劇を待ち望むような破滅的な面があった!?
物語の結末にもそれは表れているようです。
「いま、息をしている言葉で。」
訳者の中条省平さんは1954年生まれです。
意味のわからない古い言葉はありません。
「魔に憑かれて」と訳したのは堀口大學さん。
レーモン・ラディゲは
「三日後に僕は神の兵隊に銃殺される」と言い
その三日後に息を引きとりました。20歳没。
「作品に驚くのであって年齢にではない」
とラディゲを評したのは誰でしたか?別の人?
本作の執筆を始めたのは16歳。
ジャックという婚約者がいる18歳のマルトを愛する12歳の僕。
「僕はこのおてんば娘が好きになった」
「これは、愛の告白だ」
鉄製の椅子から立ちあがったマルトの格子模様がついた素肌を想像するなど早熟です。
彼女の両手が僕の首に絡みついていた
彼女は救助してもらいたいのか
一緒に溺れてほしいのか
文中にある「悲劇を待ち望んでいた」
ラディゲ自身もどこかで怖れながらも悲劇を待ち望むような破滅的な面があった!?
物語の結末にもそれは表れているようです。
2014年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少年と大人の女性の、愛。
生々しい心情、肉欲を描いた文章が、いかにも感性の鋭い少年のものです。
でも、どこか冷めている。とても冷静に自分を見つめているのに、驚かされます。
作者の実生活を知ったうえで読むと、ますます魅惑されます。
自伝にかなり近いのではないか、とされているからです。
もうすこし長生きしていたら、いったいどんな小説を書いたのでしょう?
生々しい心情、肉欲を描いた文章が、いかにも感性の鋭い少年のものです。
でも、どこか冷めている。とても冷静に自分を見つめているのに、驚かされます。
作者の実生活を知ったうえで読むと、ますます魅惑されます。
自伝にかなり近いのではないか、とされているからです。
もうすこし長生きしていたら、いったいどんな小説を書いたのでしょう?
2012年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
語り手の主人公である「僕」はある日年上(19歳)の女性マルトに出会い、恋に落ちます。
しかしマルトには結婚したばかりのジャックという夫がいる人妻。それでも僕はマルトと情事を重ね、ついにマルトの妊娠が発覚します。
主人公の僕はまだ10代。高校生で人妻を妊娠させてしまったかもという事態に陥るという私にとっては(?)リアリティの無い設定なのにもかかわらず、僕やマルトに感情移入してしまうのは、キャラクターの心の微細な動きがこちらに伝わってくるためでしょう。
三島由紀夫がラディゲを好んでいたという話は有名ですが、この作品を読んでみて三島の『春の雪』の登場人物と重なって見えました。(特に清顕)
ページ数もそんなに多くなく、割とすっきりと読める作品です。
しかしマルトには結婚したばかりのジャックという夫がいる人妻。それでも僕はマルトと情事を重ね、ついにマルトの妊娠が発覚します。
主人公の僕はまだ10代。高校生で人妻を妊娠させてしまったかもという事態に陥るという私にとっては(?)リアリティの無い設定なのにもかかわらず、僕やマルトに感情移入してしまうのは、キャラクターの心の微細な動きがこちらに伝わってくるためでしょう。
三島由紀夫がラディゲを好んでいたという話は有名ですが、この作品を読んでみて三島の『春の雪』の登場人物と重なって見えました。(特に清顕)
ページ数もそんなに多くなく、割とすっきりと読める作品です。
2020年2月8日に日本でレビュー済み
"彼女の両手が僕の首に絡みついていた。遭難者の手だってこれほど絡みつくことはないだろう。彼女は僕に救助してもらいたいのか、それとも一緒に溺れてほしいのか、僕には分からなかった"1923年発刊の本書は、三島由紀夫が『究極の小説』と絶賛した事や映画化でも知られる【若くして夭折した天才作家が描いた】洗練さと冷徹さが印象的な悲劇的恋愛小説。
個人的には【好き嫌いがはっきり分かれる気がする】本書ですが、主宰する読書会に備えて三島由紀夫を再読している事もあり、強い影響を与えたことがよくわかる本書を再読してみました。
さて、そんな本書は第一次世界大戦下のフランスを舞台に15歳の『僕』と、19歳の人妻マルトとの不倫という題材としてはありきたりな小説なのですが、驚かされるのは著者本人が嫌悪感を抱くとしてもやはり指摘せざるを得ない【著者の執筆当時の若さ】(17歳から執筆開始、20歳で完成)そして、年齢にそぐわない【恋愛心情の把握に対する深さ】でしょうか。完成度の高さには唸らされます。
一方で、物語全体の構成としては恋愛小説の【王道というかテンプレ的で】昼ドラ的ドロドロ展開が好きな人には逆に【あっさりしすぎて納得がいかないかもしれませんが】それがかえって本書を普遍的な名作として位置付けているのではないかと思いました。
ジャン・コクトーや三島由紀夫ファンはもちろん、悲劇的な恋愛小説好きな人にもオススメ。
個人的には【好き嫌いがはっきり分かれる気がする】本書ですが、主宰する読書会に備えて三島由紀夫を再読している事もあり、強い影響を与えたことがよくわかる本書を再読してみました。
さて、そんな本書は第一次世界大戦下のフランスを舞台に15歳の『僕』と、19歳の人妻マルトとの不倫という題材としてはありきたりな小説なのですが、驚かされるのは著者本人が嫌悪感を抱くとしてもやはり指摘せざるを得ない【著者の執筆当時の若さ】(17歳から執筆開始、20歳で完成)そして、年齢にそぐわない【恋愛心情の把握に対する深さ】でしょうか。完成度の高さには唸らされます。
一方で、物語全体の構成としては恋愛小説の【王道というかテンプレ的で】昼ドラ的ドロドロ展開が好きな人には逆に【あっさりしすぎて納得がいかないかもしれませんが】それがかえって本書を普遍的な名作として位置付けているのではないかと思いました。
ジャン・コクトーや三島由紀夫ファンはもちろん、悲劇的な恋愛小説好きな人にもオススメ。
2015年7月14日に日本でレビュー済み
久しぶりに小説を読んだが、よりによって恐ろしい小説を読んでしまった。
かつて私が経験した恋愛時の心理にそっくりなところがあったからだ。
例えばある人に恋したために友人への友情が減ったり、愛している人に逆に冷たい態度をとってしまったり、闘争本能だろうか、その女性を他の者から剥奪したいと思ったり。。。
読んでいるうちは人妻に手を出したマセたガキの自己チュー的たわごとと思っていたが、なんだか読んでいるうちに、主人公の心理も共感できるようになってきた。
愛しているがゆえにそれに反発をしたがるひねくれた心理。
愛の秘密がばれると不都合だが、逆にばれることを心のどこかで願っているアンビバレンツな心。
そしてやがて訪れる永遠の別れ。
私が主人公だったら、心が張り裂けそうになるだろうが、小説ではそこまで描かれずに終わっている。
続きは読者の想像に任せるということか。
いや~、本当に恐ろしい小説だった。
かつて私が経験した恋愛時の心理にそっくりなところがあったからだ。
例えばある人に恋したために友人への友情が減ったり、愛している人に逆に冷たい態度をとってしまったり、闘争本能だろうか、その女性を他の者から剥奪したいと思ったり。。。
読んでいるうちは人妻に手を出したマセたガキの自己チュー的たわごとと思っていたが、なんだか読んでいるうちに、主人公の心理も共感できるようになってきた。
愛しているがゆえにそれに反発をしたがるひねくれた心理。
愛の秘密がばれると不都合だが、逆にばれることを心のどこかで願っているアンビバレンツな心。
そしてやがて訪れる永遠の別れ。
私が主人公だったら、心が張り裂けそうになるだろうが、小説ではそこまで描かれずに終わっている。
続きは読者の想像に任せるということか。
いや~、本当に恐ろしい小説だった。