本題のバックグラウンドと全体像を把握する為に「解説」を先ず読みましたが
資本論の概要を少なくとも理解していれば本題の真価が見えてくると思います
「本書は・・・「宝の山」であると言っても過言ではない」と言う通り
マルクスの躍動する思考作業が本題の中にはあります
マルクスが本題の中で使用する用語には不統一が一部に見られますが
それはマルクスの思考作業ひいては経済的要素の分析過程をたどるものです
そしてその鍵は私たちの生活過程をどのように見るのかにあり
19世紀に起きた出来事が動的で歴史的な視点をそこに与えたように思われます
或る動作はそれを順に説明することで動態の全容を知る(見る)こともできますが
この動作を支配する要素を機能として定義することもできます
そしてこの機能の相関として動態を系(システム)で表現することもできます
労働力や生産手段,商品,資本などを機能態様として系でマルクスは見ているとも言えます
資本論の読解が難しい理由は
この系の作動を時間軸上でかつ平面的に説明しているところにもあるように感じます
本書の範囲外ですが第1部門と第2部門との関係はレイヤー編制でも説明できます
但し大切なのはマルクスが描き出す私たち自身の姿です
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資本論第一部草稿 直接的生産過程の諸結果 (光文社古典新訳文庫) 文庫 – 2016/7/12
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- 本の長さ463ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2016/7/12
- 寸法10.7 x 1.7 x 15.2 cm
- ISBN-104334753353
- ISBN-13978-4334753351
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2016/7/12)
- 発売日 : 2016/7/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 463ページ
- ISBN-10 : 4334753353
- ISBN-13 : 978-4334753351
- 寸法 : 10.7 x 1.7 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 283,308位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 552位光文社古典新訳文庫
- カスタマーレビュー:
-
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2021年1月8日に日本でレビュー済み
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2016年7月12日に日本でレビュー済み
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(本解説421頁~で)
プルードンが総生産を無視しているというのは間違いだ。マルクスが引用した箇所のすぐ後でプルードンはフランスの労働者の日当の年間総量を二千億フランと仮定している。さらに要素として「所有権」「利子」「地代」等を挙げている(『プルードン3 所有とは何か』三一書房208頁)。
プルードンは集合力を重視する。だから剰余価値もそこから生まれるし、換算されるのは当然だ。
所有権に不変資本は入るだろう。
だから労働者は自分が生産した分全てを買い戻せないというのは間違いではない。そもそも引用が恣意的だ。
訳者は解説で草稿集邦訳2(大月書店)の説明を図入りで再現するが、プルードンの真意を理解していない。
ちなみに資本論第一部フランス語版(1872年)にはプルードンの名前が一つもない。マルクスが削除した。
マルクスはプルードンからアイデアを得て1850年以降経済学を勉強してリカード流価値論で体裁を整えたにすぎない。アイデアを得てその後で隠蔽したのだ。
その再生産表式はレオンチェフ、より本質的にはカレツキによる読解を待つ必要があった。
プルードンが総生産を無視しているというのは間違いだ。マルクスが引用した箇所のすぐ後でプルードンはフランスの労働者の日当の年間総量を二千億フランと仮定している。さらに要素として「所有権」「利子」「地代」等を挙げている(『プルードン3 所有とは何か』三一書房208頁)。
プルードンは集合力を重視する。だから剰余価値もそこから生まれるし、換算されるのは当然だ。
所有権に不変資本は入るだろう。
だから労働者は自分が生産した分全てを買い戻せないというのは間違いではない。そもそも引用が恣意的だ。
訳者は解説で草稿集邦訳2(大月書店)の説明を図入りで再現するが、プルードンの真意を理解していない。
ちなみに資本論第一部フランス語版(1872年)にはプルードンの名前が一つもない。マルクスが削除した。
マルクスはプルードンからアイデアを得て1850年以降経済学を勉強してリカード流価値論で体裁を整えたにすぎない。アイデアを得てその後で隠蔽したのだ。
その再生産表式はレオンチェフ、より本質的にはカレツキによる読解を待つ必要があった。