正義感が強く不器用だが居合いの達人である部屋住みの主人公が、妖怪達に拾われ彼等の暮らす場末の長屋に厄介になるが、そこを地上げしようとするヤクザ、その黒幕相手に妖怪達と共に大暴れ。
妖怪達も面白いが、怒ると町中でも薙刀を振り回す主人公の姉や、お人好しのヤクザなど、登場するキャラクターにコミカルで面白い者が多い。
ラストを読むと、これ一冊で完結している感じだが、続編希望。妖怪達と主人公の絡みやドタバタをもっと読みたい。
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ちゃらぽこ: 真っ暗町の妖怪長屋 (光文社文庫 あ 22-12 光文社時代小説文庫) 文庫 – 2012/9/12
朝松 健
(著)
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2012/9/12
- ISBN-104334764665
- ISBN-13978-4334764661
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2012/9/12)
- 発売日 : 2012/9/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 328ページ
- ISBN-10 : 4334764665
- ISBN-13 : 978-4334764661
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,657,181位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,637位光文社文庫
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本そのものや配送にはまったく問題はなかったが、本の中身自体が予想以上に私には面白くなかった。
2013年8月5日に日本でレビュー済み
妖怪の住む長屋に引っ越してきた一本気な青年、その長屋に住む妖怪たち、
長屋ののっとりを狙う悪党たち…
個性的なキャラがばたばたと動いて、物語もどんどん進んでいきます。
文も読みやすくて勢いで最後まで読めてしまいます。
ですがなんとなく都合良すぎなところもあり、
もっと妖怪について掘り下げてほしいところもあり(なじみのない妖怪だからなおさら)、
友人に勧めるかといわれると、うーん…。
レビュー見て読んでみたけど、続きはどうしようかな。
長屋ののっとりを狙う悪党たち…
個性的なキャラがばたばたと動いて、物語もどんどん進んでいきます。
文も読みやすくて勢いで最後まで読めてしまいます。
ですがなんとなく都合良すぎなところもあり、
もっと妖怪について掘り下げてほしいところもあり(なじみのない妖怪だからなおさら)、
友人に勧めるかといわれると、うーん…。
レビュー見て読んでみたけど、続きはどうしようかな。
2012年9月20日に日本でレビュー済み
この作品は、本所真っ暗町の妖怪長屋を舞台に繰り広げられる壮大で胸がわくわくする物語のはじまりである。これまで歴史もの、とくに室町物の優れた短編小説をいくつも書かれた朝松健氏だが、本作においてもその練達の筆や語り口はなお一層冴えわたり、さまざまな歴史的事実や事件を単なる披瀝や羅列に終わらせることなく、それらを複層的に重ね合わせからませ氏一流の味付けを施すことによって、江戸時代の市井の妖怪や人々の息遣いを見事にユーモラスに描き出すことに成功している。だから、読み手は本作を手に取るや一気に読み進めずにはおられないのである。現代の閉塞きわまりない時代に、かような胸のすくような小説が待たれていた。痛快なる傑作シリーズの誕生を心から喜びたい。続編が今から楽しみだ。