19人の悩みをマンガにして、著者が文章のコメントでアドバイスする人生相談本。
活字にしたら深刻過ぎて見たくない・辛過ぎて読めない悩みを、独特な丸くて可愛い絵で描かれています。
文庫版のレビューで、著者のコメントに対して、『ちょっとえらそーに感じられて』『独りよがりな感じで、読んでいて「ほんとにそんな結論で言い訳?」と突っ込みたくなる』『必要ないのでは』『同じ境遇の人が読んだら、「ぐさっ!」と心に刺さり、追い討ちでは…。』『結構キビシく、病に気付いていない人への警告としては有効かもしれませんが、「作者の言う通りだとわかっていても、できない」人もいる訳で、本当に病で苦しんでいる人は読まない方が良いかもしれません。』と厳しい感想が多いですが、本に出てくる人達は自分の病に気付いていない場合が多いし、悩みの答えとして実に的を射た意見だったと思います。私は著者のコメントに納得出来ましたし、目からウロコが落ち視野が広がりました。著者の鬱病&不安神経症カミングアウトに、「自分も同じだ」と共感して泣きそうになりました。
この本を読んでいると、「苦しんでいるのは、自分だけじゃないんだ。」と思えてきます。好き嫌いが分かれる本ですが、心の病に悩んでいる人は読んでみたら如何でしょう?
『みんな元気に病んでいる。―心がしんどい普通の人々』というタイトルは巧いと思います。
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みんな元気に病んでいる。: 心がしんどい普通の人々 (知恵の森文庫 b ふ 1-1) 文庫 – 2004/10/1
藤臣 柊子
(著)
「ゆるめる事も大事だよ」——読んで癒すコミック・エッセイ
「目立ちたくない」「買ってるときは、楽しいの」「悪いのは、あたしじゃないのに」
——。うつ病・不安神経症・過食・拒食・依存症など、ふとしたことから、心の病いにか
かった「普通の人々」を描き、著者が自身の体験をもって、励まし語りかけるコミック・
エッセイ。「決して自分だけじゃないんだ」と、読んで心がふーっと軽くなる本。解説・衿野未矢
「目立ちたくない」「買ってるときは、楽しいの」「悪いのは、あたしじゃないのに」
——。うつ病・不安神経症・過食・拒食・依存症など、ふとしたことから、心の病いにか
かった「普通の人々」を描き、著者が自身の体験をもって、励まし語りかけるコミック・
エッセイ。「決して自分だけじゃないんだ」と、読んで心がふーっと軽くなる本。解説・衿野未矢
- 本の長さ226ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2004/10/1
- ISBN-104334783198
- ISBN-13978-4334783198
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2004/10/1)
- 発売日 : 2004/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 226ページ
- ISBN-10 : 4334783198
- ISBN-13 : 978-4334783198
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,458,256位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 783位知恵の森文庫
- - 39,006位エッセー・随筆 (本)
- - 62,223位医学・薬学・看護学・歯科学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2017年5月7日に日本でレビュー済み
見出しは病んでる人向けに書いた本なのに、読んでみると病んでる人を楽しむ本。
「こんな人居るんだよー大変だよねー、あなたの方がまだマシ」
って言われてる気がした。
そういった人が不幸になるのを楽しむジャンルもあるので、 内容は否定しません。
が、書き方が偽善で結末も中途半端。不幸を楽しむ人も面白くないので、結構は病んでる人を更に病ませるトラップ本だと思いました。
嫌いな エセ病んでる系友人にプレゼントすれば、更に病みが加速すると思います。見た目は応援本なのでいいと思います。
「こんな人居るんだよー大変だよねー、あなたの方がまだマシ」
って言われてる気がした。
そういった人が不幸になるのを楽しむジャンルもあるので、 内容は否定しません。
が、書き方が偽善で結末も中途半端。不幸を楽しむ人も面白くないので、結構は病んでる人を更に病ませるトラップ本だと思いました。
嫌いな エセ病んでる系友人にプレゼントすれば、更に病みが加速すると思います。見た目は応援本なのでいいと思います。
2005年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者本人も鬱の経験があった上でいろんな人の経緯を漫画で書いて
コメントを寄せる形をとっているのだが・・・・
で、どうしましょ?的な大きなメッセージが無くて。。。
みんなそういう風に悩んでるんだよーだから大丈夫だよー、とも
言い切れない方向性だしな。
うーん。困った。
コメントを寄せる形をとっているのだが・・・・
で、どうしましょ?的な大きなメッセージが無くて。。。
みんなそういう風に悩んでるんだよーだから大丈夫だよー、とも
言い切れない方向性だしな。
うーん。困った。
2003年6月27日に日本でレビュー済み
いまさら言うのもなんですが、こころが壊れて苦しむ人はたくさんいます。「わたしだけこんなになって、やっぱりおかしいのかなー・・・」と暗くなってしまっている人がいたら、これを読んでください。
いろんなこころの問題で悩んでる人がたくさんいるんです。それは別に特別な世界に生きてる人だけではありません。この本を読んですこしでも気をラクにしてくださいね。
本の内容はわかりやすいです。いろんなケースを取り上げ、マンガで詳しく描かれています。また各マンガのあとには、藤臣さんの読みやすいアドバイスが書かれているので、ホッとしますよ^^
マンガのほかにも、藤臣さん自身の体験もあるので、こちらもおすすめです。
これを読んで、「精神科に行こうかなー」と思って、「でもまだ抵抗があるなあ」という人は、「精神科に行こう!」を読むといいと思います。
いろんなこころの問題で悩んでる人がたくさんいるんです。それは別に特別な世界に生きてる人だけではありません。この本を読んですこしでも気をラクにしてくださいね。
本の内容はわかりやすいです。いろんなケースを取り上げ、マンガで詳しく描かれています。また各マンガのあとには、藤臣さんの読みやすいアドバイスが書かれているので、ホッとしますよ^^
マンガのほかにも、藤臣さん自身の体験もあるので、こちらもおすすめです。
これを読んで、「精神科に行こうかなー」と思って、「でもまだ抵抗があるなあ」という人は、「精神科に行こう!」を読むといいと思います。
2008年9月21日に日本でレビュー済み
始めに作者が漫画家で鬱病!という出だしなので、「ツレウツ」みたいに自分の体験談かと思いきや多くの人々の悩みやトラブルをコミックとエッセーにした内容。
色々な人の様々な悩みをお昼のTV体験談みたいに読むのは面白いが、だから何?といった感じもする。
各ストーリーの後に書かれているエッセーも作者独自の視点から書かれていてあまり参考にはならない。
本書は、病んでいる人を元気づけるのが目的なのか、面白ネタ本なのか?どっちつかずの状態だ。
絵が可愛いので星1つ追加で星2で。
色々な人の様々な悩みをお昼のTV体験談みたいに読むのは面白いが、だから何?といった感じもする。
各ストーリーの後に書かれているエッセーも作者独自の視点から書かれていてあまり参考にはならない。
本書は、病んでいる人を元気づけるのが目的なのか、面白ネタ本なのか?どっちつかずの状態だ。
絵が可愛いので星1つ追加で星2で。
2004年10月10日に日本でレビュー済み
タイトルがいいですね~
精神科とか鬱とか心療内科とか、神経の病気って、
まだまだ偏見の目がありますが、
「みんな元気に病んでいる。」と言われると
なんだか、そーゆーのもありかなー と気が楽になる気がします。
漫画で紹介されている症例のひとつひとつは、
結構、悲惨だと思うんですが、漫画でさらっと描いてあるから
重くなく読めます。
症例毎にはいる著者のコメントが、私にはちょっとえらそーに
感じられて気に障ったけど、
これは、読み手によって受け止め方が変わると思います。
彼女自身、鬱や神経症を抱えて生活しているわけだし。
調子がいい時には、こういう文章も書けるんだなー って感じです。
そう考えると、鬱も神経症も必要以上に怖がることないね!
と、そう思える本です。
精神科とか鬱とか心療内科とか、神経の病気って、
まだまだ偏見の目がありますが、
「みんな元気に病んでいる。」と言われると
なんだか、そーゆーのもありかなー と気が楽になる気がします。
漫画で紹介されている症例のひとつひとつは、
結構、悲惨だと思うんですが、漫画でさらっと描いてあるから
重くなく読めます。
症例毎にはいる著者のコメントが、私にはちょっとえらそーに
感じられて気に障ったけど、
これは、読み手によって受け止め方が変わると思います。
彼女自身、鬱や神経症を抱えて生活しているわけだし。
調子がいい時には、こういう文章も書けるんだなー って感じです。
そう考えると、鬱も神経症も必要以上に怖がることないね!
と、そう思える本です。
2005年2月21日に日本でレビュー済み
うつ病や依存症なと、日本ではつっこみにくい内容を漫画でさらっと書いているので読みやすいのだが、1話ごとに書いてある彼女のコメントが必要ないのではと思う。実際に問題を抱えている人が自分と登場人物を照らし合わせたとき、彼女のコメントをみて心を痛めたり、状態が悪化してしまうかもと思った。このような本を書く時はやはり専門家の意見を取り入れてほしい。それだけ心の問題は慎重に扱わなくてはいけないものだと思うから。
2005年9月2日に日本でレビュー済み
事例が多いのはよい。
だが、その事例があまりにも個性的過ぎるので、自分が脳みそ系なのか気になっている人、あるいは脳みそ系に対する対処方法の参考にしようなんて考えている人には向かない。
読み物として割り切ると面白かったので、星三つ。
だが、その事例があまりにも個性的過ぎるので、自分が脳みそ系なのか気になっている人、あるいは脳みそ系に対する対処方法の参考にしようなんて考えている人には向かない。
読み物として割り切ると面白かったので、星三つ。