面白いとしか言いようがない!
通勤途中の電車の中、職場の休憩中、そこかしこで吹き出しました。
センスが秀逸で、手のひらで転がされるかのようにまんまと楽しませていただきました。
いやぁ〜、傑作です。
荻原浩さんの作品が好きな方はきっと好きだと思います!
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥1,070¥1,070 税込
ポイント: 11pt
(1%)
無料お届け日:
4月1日 月曜日
発送元: Amazon 販売者: quickshop 横浜店
新品:
¥1,070¥1,070 税込
ポイント: 11pt
(1%)
無料お届け日:
4月1日 月曜日
発送元: Amazon
販売者: quickshop 横浜店
中古品: ¥19
中古品:
¥19

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
サーモン・キャッチャー the Novel 単行本(ソフトカバー) – 2016/11/17
道尾 秀介
(著),
concepted by 道尾 秀介×ケラリーノ・サンドロヴィッチ
(その他)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,070","priceAmount":1070.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,070","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"DS8rYX8%2FBOUJllU8Tw%2BXg5bHDNpX2NeCJUKvksiXoSkUcOLc9SshnkmhaJtZezsuXNmXGnJK3bgRjkXdmExZNYQ5FSs39nFUoJX7nSq4J1WKBFs2qPYdZbtunk7K96gqY%2F8lOTvu3LVPjZeNhRB6qnuCH4kZpUwOD6z7smfBWlfdZcIhwYi2BhAvPsAM1i1E","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥19","priceAmount":19.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"19","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"DS8rYX8%2FBOUJllU8Tw%2BXg5bHDNpX2NeCSyN%2FOp9lpJEbYS5xIUm1t%2FXjqrdg3lRIZflgJgKb9eh7MjVlu%2Bt%2BA7COgxQ%2FZE5PNYAfLWivoEX%2FUVKWSVR%2BHVLcR%2BmA97zKhwxAEreXeQvh6qzvz0bBvFpJdzLDlkUZ3zYeWQzayQ%2BRyGhAC2c2qA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
意外性MAX、まさかのコラボレーション! 最強のオフビートエンタメ!!
場末の釣り堀「カープ・キャッチャー」には、「神」と称される釣り名人がいた──。小さな生け簀を巡るささやかなドラマが、しかし、どういうわけか、冴えない日々を送る六人を巻き込んで、大きな事件に発展していく。しみじみ笑える異色作。
場末の釣り堀「カープ・キャッチャー」には、「神」と称される釣り名人がいた──。小さな生け簀を巡るささやかなドラマが、しかし、どういうわけか、冴えない日々を送る六人を巻き込んで、大きな事件に発展していく。しみじみ笑える異色作。
- 本の長さ321ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2016/11/17
- ISBN-104334911293
- ISBN-13978-4334911294
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2016/11/17)
- 発売日 : 2016/11/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 321ページ
- ISBN-10 : 4334911293
- ISBN-13 : 978-4334911294
- Amazon 売れ筋ランキング: - 359,262位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 31,659位文芸作品
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

1975年東京生まれ。04年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、デビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、10年には『龍神の雨』で大藪春彦賞、『光媒の花』で山本周五郎賞を受賞。『向日葵の咲かない夏』は、オリコン調べによる“09年度で最も売れた本”となる。最近では、月9ドラマ『月の恋人~Moon Lovers~』(CX系)の原作を書いたことでも話題に。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年8月27日に日本でレビュー済み
道尾さんとケラさんの共同企画で、それぞれ小説版と映画版が創作される企画の小説版。
お2人の組み合わせは意外で、何となく映画を先に観たかったので長年積読状態でしたが、映画の情報がなく順番を諦めた次第です。
総じてダメな状況にある冴えない複数の人物が別々に登場し、終わりにかけてくしゃっと繋がっていくコミカルなストーリー。
視点は次々に変わりながらも、混乱せずにスッと読めるのはさすがで、ソフトな感じで読んでいくと時々ちゃんとサイコな場面、切ない場面、じんわり感動する場面など小説ならではの楽しさもあります。
途中途中に出てくる架空の言語、ヒツギム語とその和訳は、小ネタ集のよう。
これについては、バカだな〜めちゃくちゃ遊んでるな〜と楽しみましたが、賛否ありそうですよね。
終わりに向けての怒涛の回収、対するゆったりとしたエピローグが心地良く、
ダメな自分、冴えない自分に落胆しても実はそんなに不幸な事ではないんじゃないかとも思わせてくれます。
お2人の組み合わせは意外で、何となく映画を先に観たかったので長年積読状態でしたが、映画の情報がなく順番を諦めた次第です。
総じてダメな状況にある冴えない複数の人物が別々に登場し、終わりにかけてくしゃっと繋がっていくコミカルなストーリー。
視点は次々に変わりながらも、混乱せずにスッと読めるのはさすがで、ソフトな感じで読んでいくと時々ちゃんとサイコな場面、切ない場面、じんわり感動する場面など小説ならではの楽しさもあります。
途中途中に出てくる架空の言語、ヒツギム語とその和訳は、小ネタ集のよう。
これについては、バカだな〜めちゃくちゃ遊んでるな〜と楽しみましたが、賛否ありそうですよね。
終わりに向けての怒涛の回収、対するゆったりとしたエピローグが心地良く、
ダメな自分、冴えない自分に落胆しても実はそんなに不幸な事ではないんじゃないかとも思わせてくれます。
2023年9月3日に日本でレビュー済み
※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります
『Prologues』と複数形で記された通り,様々な人たちの様々な状況が語られる冒頭.
少しゴチャつき気味にも映りますが,ここで群像劇スタイルであると想像が付くため,
彼らがどう繋がり,まとめられるのかと,主に前半はそれぞれの言動に意識が向きます.
また,すれ違いや,勘違いを繰り返しながら,徐々に接点が生まれていく中盤以降,
気が付けば,一つの場所,一つのアイテムを巡る騒動へと連なっていく後半の流れは,
あの人とあの人が,あの人があの人の…など,繋がりを増していく様子に違和感がなく,
都合が良すぎる面もありますが,予定調和というより,期待通りの畳まれ方には満足です.
このほか,おふざけが満載の,架空の国の架空の言葉には,何度も吹き出しましたし,
人間ドラマとその交差を織りまぜた,群像劇らしい,いいエンタメ作品だと思いました.
『Prologues』と複数形で記された通り,様々な人たちの様々な状況が語られる冒頭.
少しゴチャつき気味にも映りますが,ここで群像劇スタイルであると想像が付くため,
彼らがどう繋がり,まとめられるのかと,主に前半はそれぞれの言動に意識が向きます.
また,すれ違いや,勘違いを繰り返しながら,徐々に接点が生まれていく中盤以降,
気が付けば,一つの場所,一つのアイテムを巡る騒動へと連なっていく後半の流れは,
あの人とあの人が,あの人があの人の…など,繋がりを増していく様子に違和感がなく,
都合が良すぎる面もありますが,予定調和というより,期待通りの畳まれ方には満足です.
このほか,おふざけが満載の,架空の国の架空の言葉には,何度も吹き出しましたし,
人間ドラマとその交差を織りまぜた,群像劇らしい,いいエンタメ作品だと思いました.
2016年12月30日に日本でレビュー済み
まぁいつも通り伏線はしっかり回収!話はまさにサーモンキャッチャーでした。映像化されてもレンタルまで待ってる内に忘れちゃうかな...
2017年2月6日に日本でレビュー済み
プロローグからいろいろな人物が登場し、何の話なのかよく分からない。
どうやら、何人かの登場人物と場面が切り替わりながら話が展開していくようだ。
まずはヨネトモ。かつては社会人の陸上選手だったのだが、引退してからは日雇いの仕事で食いつないでいる。彼の特技は釣りで、カープキャッチャーという屋内釣り堀で魚を釣り、ポイントを稼いで日用品やスナック菓子を手に入れている。
そして場面は変わり、大洞(おおぼら)という男の話になる。健康ランドを宿代わりにして、便利屋のような仕事をしている。無口すぎるという理由で妻と離婚し、娘のブログをチェックするのが日課である。その娘、明(めい)はカープキャッチャーでバイトをしており、ヒツギム語という言語を勉強している。そのヒツギム語では、「ちょっと違う」が「クサッテラ」、「いいね」が「クサ」なのだ。そんな言葉あるか!と突っ込みを入れたくなる。
次は内山賢史。対人恐怖症で、大型安売り店の倉庫でバイトをしている。最近、妹の智(とも)に、池本という社員が目をつけて、何とか智にコンタクトを取ろうとしている。何とかそれは防げた。
そして市子。汚い格好をしているので、ヨネトモがスナック菓子とオーブントースターをやったのだが、実は、彼女は金持ちの家の主婦だった。そしてその息子が、明の利用しているオンライン語学会話教室を運営している。
賢史は智に誘われて、金目当てでフェイクの心霊現象ビデオを作る手伝いをすることになった。
そのうちにある事件が起こり、上記の人たちがそれを解決しようとしてどたばたした展開となる。
・・・と、まあこんな感じで、これらの人物が複雑につながりながら物語が展開していくのだが、前半はあまり面白くはない。面白くなるのは、いろいろなことがつながり出す後半からラストにかけてである。
ミステリーでもサスペンスでもない。重すぎないエンターテインメント、という言葉が一番当てはまるだろうか。
人物はしっかりと描かれているし、関係ない人たちの物語をうまく関連させながら一つの作品を構成していく技は見事だ。
バラバラだった話が一つにつながり、一気にラストに向かって収束していく。道尾さんらしい展開とラストだなと感じた。
どうやら、何人かの登場人物と場面が切り替わりながら話が展開していくようだ。
まずはヨネトモ。かつては社会人の陸上選手だったのだが、引退してからは日雇いの仕事で食いつないでいる。彼の特技は釣りで、カープキャッチャーという屋内釣り堀で魚を釣り、ポイントを稼いで日用品やスナック菓子を手に入れている。
そして場面は変わり、大洞(おおぼら)という男の話になる。健康ランドを宿代わりにして、便利屋のような仕事をしている。無口すぎるという理由で妻と離婚し、娘のブログをチェックするのが日課である。その娘、明(めい)はカープキャッチャーでバイトをしており、ヒツギム語という言語を勉強している。そのヒツギム語では、「ちょっと違う」が「クサッテラ」、「いいね」が「クサ」なのだ。そんな言葉あるか!と突っ込みを入れたくなる。
次は内山賢史。対人恐怖症で、大型安売り店の倉庫でバイトをしている。最近、妹の智(とも)に、池本という社員が目をつけて、何とか智にコンタクトを取ろうとしている。何とかそれは防げた。
そして市子。汚い格好をしているので、ヨネトモがスナック菓子とオーブントースターをやったのだが、実は、彼女は金持ちの家の主婦だった。そしてその息子が、明の利用しているオンライン語学会話教室を運営している。
賢史は智に誘われて、金目当てでフェイクの心霊現象ビデオを作る手伝いをすることになった。
そのうちにある事件が起こり、上記の人たちがそれを解決しようとしてどたばたした展開となる。
・・・と、まあこんな感じで、これらの人物が複雑につながりながら物語が展開していくのだが、前半はあまり面白くはない。面白くなるのは、いろいろなことがつながり出す後半からラストにかけてである。
ミステリーでもサスペンスでもない。重すぎないエンターテインメント、という言葉が一番当てはまるだろうか。
人物はしっかりと描かれているし、関係ない人たちの物語をうまく関連させながら一つの作品を構成していく技は見事だ。
バラバラだった話が一つにつながり、一気にラストに向かって収束していく。道尾さんらしい展開とラストだなと感じた。