VERYで連載していたとは知りませんでしたが、納得です。
確かに辻村作品の中では明るく軽く、胸を掴まれるようなあの感覚ではないのですが、それでも子育て中の身には身近な話題が多く、とても楽しめましたし、色々考えさせられもしました。
こういうお話も書けるんだ、と新しい発見というか、辻村深月がもっと好きになりました。
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クローバーナイト 単行本(ソフトカバー) – 2016/11/17
辻村 深月
(著)
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家族の幸せを守るべく、新米騎士(ナイト)・鶴峯裕が右往左往しながら奮闘中。
ママ友の不倫疑惑、熾烈な保活、過酷なお受験、驚愕のお誕生会、そして――。保育園に通う一男一女を抱える鶴峯家は、子育てにまつわる数々の試練を乗り越えられるのか!? 直木賞作家・辻村深月が贈る、子育て世代への高らかなエール!
ママ友の不倫疑惑、熾烈な保活、過酷なお受験、驚愕のお誕生会、そして――。保育園に通う一男一女を抱える鶴峯家は、子育てにまつわる数々の試練を乗り越えられるのか!? 直木賞作家・辻村深月が贈る、子育て世代への高らかなエール!
- 本の長さ337ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2016/11/17
- ISBN-104334911307
- ISBN-13978-4334911300
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2016/11/17)
- 発売日 : 2016/11/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 337ページ
- ISBN-10 : 4334911307
- ISBN-13 : 978-4334911300
- Amazon 売れ筋ランキング: - 487,659位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 43,036位文芸作品
- カスタマーレビュー:
著者について
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1980年2月29日生まれ。山梨県出身。千葉大学教育学部卒業。
2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。他の著作に『子どもたちは夜と遊ぶ』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『名前探しの放課後』『ロードムービー』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『V.T.R.』『光待つ場所へ』(以上、講談社)、『太陽の坐る場所』(文藝春秋)、『ふちなしのかがみ』(角川書店)など。
2010年に『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』が第142回直木賞候補作となる。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し続け、幅広い読者からの熱い支持を得ている。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年7月30日に日本でレビュー済み
VERYに掲載されている作品とは知らなかったので読み進めていくうちに なるほどVERYの読者層に向けての内容だと合点がいく。
5つの短編どれにも、東京に住む20代後半から30代で、結婚して子育てしている女性が描かれ、そういった方々なら必ず一度は悩むであろう厳しい保活事情、幼稚園選び、お受験、お誕生会、母親や姑から受ける子育てアドバイスの傷つき‥などが、まさにリアルな「あるある」となって共感を呼ぶ。
東京での保育事情 、子育て情報に実に詳しい 。実際に著者が経験していたからこそ書けた内容だと思う。私は保育士であるが 保育士の立場からしても保育園での描写に不自然さはない。
物語の進行役を母親ではなくパパにしたところが、辻村さんらしい工夫だと受け取った。パパの立場の男性にもぜひ読んでもらいたいが、少数だろう。
辻村さんらしさが出てるのは第5話の「秘密のない夫婦」だ。親子の葛藤を描くのは、やはり上手い。
クローバーナイト‥その意味が温かい。
5つの短編どれにも、東京に住む20代後半から30代で、結婚して子育てしている女性が描かれ、そういった方々なら必ず一度は悩むであろう厳しい保活事情、幼稚園選び、お受験、お誕生会、母親や姑から受ける子育てアドバイスの傷つき‥などが、まさにリアルな「あるある」となって共感を呼ぶ。
東京での保育事情 、子育て情報に実に詳しい 。実際に著者が経験していたからこそ書けた内容だと思う。私は保育士であるが 保育士の立場からしても保育園での描写に不自然さはない。
物語の進行役を母親ではなくパパにしたところが、辻村さんらしい工夫だと受け取った。パパの立場の男性にもぜひ読んでもらいたいが、少数だろう。
辻村さんらしさが出てるのは第5話の「秘密のない夫婦」だ。親子の葛藤を描くのは、やはり上手い。
クローバーナイト‥その意味が温かい。
2018年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
女性誌に掲載された連載小説ということで、子育てがテーマになっていますが、初期の北村薫さんのように、何気ない日常の謎をさわやかに解決していく、ちょっとした謎解きも含まれている点がすごくいいです。連作短編集ですが、話が繋がっているところも多くて、一筋縄ではいかないところが辻村さんらしいです。
主人公のご夫婦がいい人たち過ぎて、ちょっと個性的ではないのですが、それだけに周りの人たちのちょっとした悪意や不注意、偽善などが浮かび上がる構造になっていて、よく考えられていると思います。
辻村さんの初期の作品を読んだ後にこの本を読んだのですが、若い時には若い時の、年齢を重ねてからは年齢を重ねてからの、その時々にしか書けない物語がある、ということに気付かされました。
『かがみの孤城』『朝が来る』もよかったですが、いまのところこの作品がベストです。おすすめです。
主人公のご夫婦がいい人たち過ぎて、ちょっと個性的ではないのですが、それだけに周りの人たちのちょっとした悪意や不注意、偽善などが浮かび上がる構造になっていて、よく考えられていると思います。
辻村さんの初期の作品を読んだ後にこの本を読んだのですが、若い時には若い時の、年齢を重ねてからは年齢を重ねてからの、その時々にしか書けない物語がある、ということに気付かされました。
『かがみの孤城』『朝が来る』もよかったですが、いまのところこの作品がベストです。おすすめです。
2017年12月30日に日本でレビュー済み
育児のアレコレも面白く、それぞれの人物の性格もよく描けている。いるよねーって。
最終話が筆者の本領発揮だと思う。嫌な人物の性格分かるわーって感じで、しかも何度も何度もやってくる。でも家族なんだよねという感情も残る。寝る前に読んで眠れなくなった。
主人公が男なので、男の私も抵抗なく読めた。まぁ、山本文緒が好きだったりするのでアテになりませんが…。
保活やお受験に取り組む親子の背中を押しつつ、そうでない親子に対しても価値観の多様さを伝えていて、すべての親子に対しての筆者の優しさを感じました。でもね、こんな出来た夫婦関係はないだろたい。
最終話が筆者の本領発揮だと思う。嫌な人物の性格分かるわーって感じで、しかも何度も何度もやってくる。でも家族なんだよねという感情も残る。寝る前に読んで眠れなくなった。
主人公が男なので、男の私も抵抗なく読めた。まぁ、山本文緒が好きだったりするのでアテになりませんが…。
保活やお受験に取り組む親子の背中を押しつつ、そうでない親子に対しても価値観の多様さを伝えていて、すべての親子に対しての筆者の優しさを感じました。でもね、こんな出来た夫婦関係はないだろたい。
2018年3月5日に日本でレビュー済み
保活、お受験、子供同士のお付き合い、お誕生日会、ママ友、両家両親との関係…。
育児経験者には「あるあるあるっ」と首がもげるくらい頷ける描写がこれでもかと詰め込まれており(特に保活に関しては、描写が生々しすぎてもう…)、ですが、それでいながら読後は爽やかな気持ちになれる作品だと思います。
私が特に共感したのは最終話。妻・志保とその母の関係がまんま自分にも当てはまり、胸が痛かったです。その分、そこにキッパリと線を引いてくれた夫・裕は素晴らしいと思いました。こんな旦那さん、理想すぎる!!(しかもママ友関係のイベントにも自然に参加できて、妻の海外出張中に二人の子供をワンオペで面倒みれるだなんて最高でしょう!)
VERYに連載していたということで、登場する人たち全員の生活水準が少し高めだなあと思う部分はありましたが、“育児”での悩みはどこも同じですね。
育児経験者には「あるあるあるっ」と首がもげるくらい頷ける描写がこれでもかと詰め込まれており(特に保活に関しては、描写が生々しすぎてもう…)、ですが、それでいながら読後は爽やかな気持ちになれる作品だと思います。
私が特に共感したのは最終話。妻・志保とその母の関係がまんま自分にも当てはまり、胸が痛かったです。その分、そこにキッパリと線を引いてくれた夫・裕は素晴らしいと思いました。こんな旦那さん、理想すぎる!!(しかもママ友関係のイベントにも自然に参加できて、妻の海外出張中に二人の子供をワンオペで面倒みれるだなんて最高でしょう!)
VERYに連載していたということで、登場する人たち全員の生活水準が少し高めだなあと思う部分はありましたが、“育児”での悩みはどこも同じですね。
2017年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
楽しみにしていたのですが、どうしても子育て奮戦記のように思えて、
作者のデビュー当時のキレキレ感が伝わらない・・・。
それでも、次の作品を読みたいと思うのは、やっぱり作者のファンだから。
作者のデビュー当時のキレキレ感が伝わらない・・・。
それでも、次の作品を読みたいと思うのは、やっぱり作者のファンだから。
2017年3月7日に日本でレビュー済み
平和の象徴であるクローバー。そのクローバーの形がいつまでも続くよう、幸せを守る騎士である鶴峯裕が育児に奮闘する物語。
お受験やお誕生日会、ホカツなど、昨今話題となっているテーマが、良識ある一人の父親の視点から描かれていて読みやすかった。
「子どものために」と思って始めたお受験が、母親の使命になって他人と比較するようになったり、お誕生日会が親の義務になっておかしなルールが増えて負担になったりと、普通という感覚がどんどん麻痺していくという話は共感できた。
子育て世代に読んでほしい良書だった。
お受験やお誕生日会、ホカツなど、昨今話題となっているテーマが、良識ある一人の父親の視点から描かれていて読みやすかった。
「子どものために」と思って始めたお受験が、母親の使命になって他人と比較するようになったり、お誕生日会が親の義務になっておかしなルールが増えて負担になったりと、普通という感覚がどんどん麻痺していくという話は共感できた。
子育て世代に読んでほしい良書だった。