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ありふれた魔法 単行本 – 2006/9/21
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- 本の長さ293ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2006/9/21
- ISBN-104334925170
- ISBN-13978-4334925178
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2006/9/21)
- 発売日 : 2006/9/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 293ページ
- ISBN-10 : 4334925170
- ISBN-13 : 978-4334925178
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,181,700位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 27,287位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
盛田隆二(もりた・りゅうじ)
1971年、県立川越高校2年在学中に書いた短編「糠星」が旺文社小説コンクールで1等になる。同作品は短編集『あなたのことが、いちばんだいじ』(光文社文庫)に所収
1985年、情報誌「ぴあ」編集者の傍ら小説を執筆し、「夜よりも長い夢」で早稲田文学新人賞入選
1990年、デビュー作『ストリート・チルドレン』(講談社)が野間文芸新人賞候補作
1992年、第2作『サウダージ』(中央公論社)は三島由紀夫賞候補作
1996年「ぴあムック」編集長等を経て、18年間勤務したぴあを退社、作家専業に
2004年『夜の果てまで』(角川文庫)が30万部を超えるベストセラーに
2007年~2010年、早稲田大学 文化構想学部 客員教授
2011年『二人静』(光文社)で第1回Twitter文学賞受賞
2016年8月24日午後8時~NHK-Eテレ「ハートネットTV」で、30分番組「父との長いお別れ・作家 盛田隆二 ――リハビリ・介護を生きる 認知症の親をおくって」を放送
著書は他に『焼け跡のハイヒール』『蜜と唾』『父よ、ロング・グッドバイ 男の介護日誌』『残りの人生で、今日がいちばん若い日』『いつの日も泉は湧いている』『きみがつらいのは、まだあきらめていないから』『身も心も』『あなたのことが、いちばんだいじ』『ありふれた魔法』『ささやかな永遠のはじまり』『散る。アウト』『おいしい水』『リセット』『ニッポンの狩猟期』『金曜日にきみは行かない』『ラスト・ワルツ』『いつかぼくは一冊の本を書く』など多数
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
男子にとって夢のような話なので、その世界にはまり込めればとっても良いお話ですが、残念ながら大人になるとそんな甘い話は無いと知っているので感情移入しきれません。
でも恋に落ちていくまでの描写は「いいな〜」って感じで羨ましいですよ。こんな部下がいたら良いなーと思うよ。
それにしてもラストを含めて都合が良過ぎる。
銀行に勤める若い女子が読んだら「いねーよ、こんな上司」「キモッ」とか
次長クラスが読んだら「いねーよ、こんな女子行員」と吹き出すけどね。
あくまでファンタジーって事で。
それにしても城南銀行五反田支店、事件起き過ぎ。
こんなに事件ばっか起きてたら管理職レベルば本当に体が持ちません。
■読んで欲しい人
・銀行で働くアラフォー以上の男の人
・銀行で働く若い女の人
ただ残念ながら、登場人物が作り物めいているというか、躍動感がなくて。
後半に行くにつれ感情の振れは激しくなるのに物語としてはやせ細っていきます。
頭で恋愛を描こうとしている感じ、なのかな。
主人公の不倫相手、なんで主人公にそんなに魅かれるの、さっぱり分かりません。たんにおっさんの不倫願望から生み出された都合のいい妄想キャラじゃないの?
ま、文章がいいので、ぐいぐい読めました。ってな感じの☆三つ。
ヒロインの女性が男にとっては理想的な人だし、また結末もどう考えても男に都合のいいもので、そういう意味では中年男性の童話でしょう。
作者の盛田さんは現代を「切り取るのがうまい」という定評があるらしく、この作品では銀行の話やmixiまで出てきます。マイミクではなくミク友と表現されているところが笑ってしまいますが。
それにしても、日本語の間違いが多い。プロの作家としてはどうかなと思います。タイトルのありふれた魔法とは、スピッツのヒット曲「ロビンソン」の一節です。
それが些細なことがきっかけで部下との不倫関係になっていく、もちろんふたりの未来は、、、
というあらすじ的にはそのあたりに転がっているようなありふれたもの。
それでも盛田隆二の手にかかると、一流の大人の恋愛小説になるから不思議。
話のメインストーリーからはあまり関係ない銀行業務などちょっとしたディーテールや
主人公やその不倫相手の人物描写を丁寧に書いているからなのか。
期待を裏切らない一冊です。
恋愛なんて自分にはもう関係ないと思っていた中年男性が
20歳以上年下の部下の女性にダメだと思いつつも惹かれていくその過程が、
女性の私が読んでもけっこうドキドキしました。
若い女に好かれ、モーションかけられ、我慢しきれずに一夜を共にした事がバレ、公私ともに追い詰められるが、最後はストレス強い職場から転職し、浮気相手も別の相手を見つけ、奥さんとも和解する…というなんとも都合の良い話。
恋愛小説というより妄想小説。
様々な視点を持たせた分、焦点が散漫になったことは感ぜずにはおれません。
そのせいか、茜とのかかわりも、妻とのかかわりも、もどかしさを感ずるのですが、それを意図していたとすれば、作者の目論見どおりといえましょう。