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さよなら、そしてこんにちは 単行本 – 2007/10/20
荻原 浩
(著)
- 本の長さ244ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2007/10/20
- ISBN-10433492574X
- ISBN-13978-4334925741
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2007/10/20)
- 発売日 : 2007/10/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 244ページ
- ISBN-10 : 433492574X
- ISBN-13 : 978-4334925741
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,529,011位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 36,145位日本文学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
荻原先生はやはり面白いです。全作コンプリートしたいと思います。
2007年11月7日に日本でレビュー済み
世のため自分のため人のため家族のため、
一生懸命働いているのに、
報われないことってあるんだよね〜。
そんな悲哀が十二分に伝わる短編集。
荻原さんのユーモア溢れる作品は
読んでいて本当に心地よい。
特に今作では
同じ働く者の悲哀が面白いくらい伝わってくる。
そうそう、そうなんだよな、って。
報われなかったりもするけれど、
ガクっとくることも多いけど、
働くことって楽しいことばかりじゃない。
そんなことを明るいタッチで
描ききってます。
「長福寺のメリークリスマス」なんて特に秀逸です。
寺の住職が人目を忍んでクリスマスグッズを買いに出かける。
仏教とキリスト教の間で揺れ動く住職。
面白すぎ。
頑張れって思わず声をかけたくなる人々の日々。
愛おしいです。
一生懸命働いているのに、
報われないことってあるんだよね〜。
そんな悲哀が十二分に伝わる短編集。
荻原さんのユーモア溢れる作品は
読んでいて本当に心地よい。
特に今作では
同じ働く者の悲哀が面白いくらい伝わってくる。
そうそう、そうなんだよな、って。
報われなかったりもするけれど、
ガクっとくることも多いけど、
働くことって楽しいことばかりじゃない。
そんなことを明るいタッチで
描ききってます。
「長福寺のメリークリスマス」なんて特に秀逸です。
寺の住職が人目を忍んでクリスマスグッズを買いに出かける。
仏教とキリスト教の間で揺れ動く住職。
面白すぎ。
頑張れって思わず声をかけたくなる人々の日々。
愛おしいです。
2008年2月29日に日本でレビュー済み
見回せばどこにでもいるような、そんな人たちの日常を描いている。
登場人物の、生きることに一生懸命な姿が、読んでいて心にぐっとくる。
一番印象に残ったのは表題作の「さよなら、そしてこんにちは」だ。
人の死を生業としている男の妻が子供を産む。その「生」と「死」の
コントラストがなんとも言えなかった。短いけれど、心に強く焼きつく
ような話だ。どの話も、ユーモアの中にちょっぴり切ない部分が含まれて
いて、そのバランスが絶妙だった。
登場人物の、生きることに一生懸命な姿が、読んでいて心にぐっとくる。
一番印象に残ったのは表題作の「さよなら、そしてこんにちは」だ。
人の死を生業としている男の妻が子供を産む。その「生」と「死」の
コントラストがなんとも言えなかった。短いけれど、心に強く焼きつく
ような話だ。どの話も、ユーモアの中にちょっぴり切ない部分が含まれて
いて、そのバランスが絶妙だった。
2008年2月15日に日本でレビュー済み
著者の本を読んだのは初めてです。
新聞の広告で、「日常生活の中の喜びや哀しみが描かれている短編集」という印象を受けて買いました。その種の短編集が好きなので。
読みやすい癖のない文章ですが、全体的に「ものたりない」というのが正直な感想です。
私はネットオークションで800円ぐらいで入手しましたが、それでも「高いな」というのが
読後の印象です。
私が勝手に「しみじみ感」を期待しすぎていたからでしょう。
新聞の広告で、「日常生活の中の喜びや哀しみが描かれている短編集」という印象を受けて買いました。その種の短編集が好きなので。
読みやすい癖のない文章ですが、全体的に「ものたりない」というのが正直な感想です。
私はネットオークションで800円ぐらいで入手しましたが、それでも「高いな」というのが
読後の印象です。
私が勝手に「しみじみ感」を期待しすぎていたからでしょう。
2007年10月27日に日本でレビュー済み
ひと括りで云えば、仕事上相容れないものが敢えて遭遇したらどんなドラマが生まれるのか?をテーマにした短編集です。生まれてくる子どもが待ち遠しい葬儀屋の営業マン、テレビの健康番組に振り回されるスーパーマーケットの店員、子供番組に我が子より夢中になってしまった母親、客足の伸びない寿司屋に訪れた評論家風情の男など、禁忌を破ってのめり込んでしまう登場人物達がすこぶる滑稽で、また愛らしいです。中でも『美獣戦隊ナイトレンジャー』は若い母親の少しだけ背徳の楽しみ方が面白かったし、『スローライフ』は仕事に忙殺される料理評論家の慌て振りにマスメディアに携わる人間の分刻みのスケジュールに少し憤り大いに同情したりもしました。お勧めは『長福寺のメリークリスマス』です。禁忌を破って愛娘のためにクリスマスグッズを買いに奔走する住職の姿が笑いを誘うとともに、宗教の壁を乗り越えてもっと大切なものがあることを教えてくれました。実際、基本は仏教なのにキリスト教も取り入れている某宗教団体もあるくらいですからありえない話では無いのです。
どれも40ページそこそこの短編に収められていますが、なかでも『ビューティフルライフ』は『大草原の小さな家』みたいに長編にしても良さそうな作品なだけに潔いつくり方をしているとも感じました。
う〜ん、荻原先生の小説はやはり面白いですね。
どれも40ページそこそこの短編に収められていますが、なかでも『ビューティフルライフ』は『大草原の小さな家』みたいに長編にしても良さそうな作品なだけに潔いつくり方をしているとも感じました。
う〜ん、荻原先生の小説はやはり面白いですね。
2015年6月28日に日本でレビュー済み
氏の短編の多くは「さんざ笑わせておいてラストでしんみりさせる」というストーリーが多く
ワンパターンと言えばワンパターンなのかもしれませんが、「笑いがあるからこそ、涙が輝きを
増す」とも言えて、いい意味で”安心して”読むことができます。
表題作で私が一番好きな「さよなら、そしてこんにちは」などはその典型で、
葬儀社の社員の奮闘ぶりに思い切り笑わされたあと、ラストには作品タイトルの意味が明かされ
思わず目から鼻水が垂れてしまうひと言が用意されています。そしてそれは前半部の
コミカルさがあるからこその感動なのだと思います。
まだ長編は読んでいませんが、しばらくは氏の短編マジックに酔ってみるつもりです
。
ワンパターンと言えばワンパターンなのかもしれませんが、「笑いがあるからこそ、涙が輝きを
増す」とも言えて、いい意味で”安心して”読むことができます。
表題作で私が一番好きな「さよなら、そしてこんにちは」などはその典型で、
葬儀社の社員の奮闘ぶりに思い切り笑わされたあと、ラストには作品タイトルの意味が明かされ
思わず目から鼻水が垂れてしまうひと言が用意されています。そしてそれは前半部の
コミカルさがあるからこその感動なのだと思います。
まだ長編は読んでいませんが、しばらくは氏の短編マジックに酔ってみるつもりです
。
2013年2月1日に日本でレビュー済み
良くも悪くも作者らしさがあふれている明るくシニカルな短編集
深く感銘を受けたり、人生観に影響を与えたりすることは無いが、気楽に読むにはちょうどいい内容だろう
作者のファンにはお勧めの作品
深く感銘を受けたり、人生観に影響を与えたりすることは無いが、気楽に読むにはちょうどいい内容だろう
作者のファンにはお勧めの作品