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グラデーション 単行本 – 2007/10/20
永井 するみ
(著)
- 本の長さ301ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2007/10/20
- ISBN-104334925766
- ISBN-13978-4334925765
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2007/10/20)
- 発売日 : 2007/10/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 301ページ
- ISBN-10 : 4334925766
- ISBN-13 : 978-4334925765
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,193,819位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 27,602位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少女が成長していくお話し。頑張れと言ったりそうそうと思ったり感情移入できるお話しでした。爽やかな読後感です。永井するみさん、亡くなられて本当に残念です。
2015年2月18日に日本でレビュー済み
小さなエピソードを丹念に紡いでる感じなので、同年代なら共感を抱くのかも。
私は通り越してしまったのでw
私は通り越してしまったのでw
2007年12月25日に日本でレビュー済み
主人公の真紀は地味で平凡な女の子。
クラスメイトの女の子達がきゃあきゃあ盛り上がる
男の子の話題やゴシップめいた噂話は苦手。
そんな自分がひどくお堅い、
陰気な人間のような気がしてひそかに自己嫌悪に陥る・・・そんな子。
おおよそ主人公には向いてないタイプですが、
真紀のような子を見てくれている男の子がちゃんといること、
真紀の良さをすぐに見抜いてくれる同級生がいることを嬉しく感じ、
なんだか私自身が真紀になったかのように、すごくリアルに感情移入できました。
友人たちとの関係、母や姉との関係・・・
女性なら必ずどこかで懐かしさを感じ取るアンテナが反応しちゃうはず。
そんな意味で女性向けの作品といえるのかな。
どの章もスパッと完結しているわけでなく、
どこか尻切れで物足りなさを感じてしまうように唐突に締めくくられます。
でも、読了した今になって思うと、
その作為的な書き方はとても意味のあることに思える。
真紀の人生は文章に描かれてない部分でも存在していて、
ここに描かれているのは
彼女の人生のほんと些細なエピソードにすぎないと感じさせるのに効果的。
より強く、彼女をリアルに感じさせます。
真紀は高校で美術の楽しさに触れ、
その方面の学校へ進むことになるのですが、
そうでなくてもこの「グラデーション」ってタイトルはいいなぁ。
迷い、傷つきながらも、
どんどん自分という色を濃くしていく・・・だから「グラデーション」。
少しづつ自分色に色づいていく等身大の主人公が瑞々しい。
大きなドラマはないけど、
自分の近くにもいそうな誰かの青春をのぞき見るような心地よい作品でした。
クラスメイトの女の子達がきゃあきゃあ盛り上がる
男の子の話題やゴシップめいた噂話は苦手。
そんな自分がひどくお堅い、
陰気な人間のような気がしてひそかに自己嫌悪に陥る・・・そんな子。
おおよそ主人公には向いてないタイプですが、
真紀のような子を見てくれている男の子がちゃんといること、
真紀の良さをすぐに見抜いてくれる同級生がいることを嬉しく感じ、
なんだか私自身が真紀になったかのように、すごくリアルに感情移入できました。
友人たちとの関係、母や姉との関係・・・
女性なら必ずどこかで懐かしさを感じ取るアンテナが反応しちゃうはず。
そんな意味で女性向けの作品といえるのかな。
どの章もスパッと完結しているわけでなく、
どこか尻切れで物足りなさを感じてしまうように唐突に締めくくられます。
でも、読了した今になって思うと、
その作為的な書き方はとても意味のあることに思える。
真紀の人生は文章に描かれてない部分でも存在していて、
ここに描かれているのは
彼女の人生のほんと些細なエピソードにすぎないと感じさせるのに効果的。
より強く、彼女をリアルに感じさせます。
真紀は高校で美術の楽しさに触れ、
その方面の学校へ進むことになるのですが、
そうでなくてもこの「グラデーション」ってタイトルはいいなぁ。
迷い、傷つきながらも、
どんどん自分という色を濃くしていく・・・だから「グラデーション」。
少しづつ自分色に色づいていく等身大の主人公が瑞々しい。
大きなドラマはないけど、
自分の近くにもいそうな誰かの青春をのぞき見るような心地よい作品でした。