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霧のソレア 単行本 – 2008/3/20
緒川怜
(著)
私が守る。皆の命を。
第十一回日本ミステリー文学新人賞受賞作
選考委員満場一致、迫力のエンタテインメント巨編、テイク・オフ!
有栖川有栖氏
「ディテールに凝った爽快な虚構」
石田衣良氏
「仕掛け花火のようなアクションの連続」
田中芳樹氏
「娯楽性に徹した直球勝負の作品」
若竹七海氏
「次々に起こる事件の緊迫感で一気読み」
テロリストが誤って仕掛けた時限爆弾により、太平洋上を飛行中の289人を乗せたジャンボジェットが大破。機長を失うが女性副操縦士の奮闘で飛行機は成田空港へと向かっていた。
しかし突然、通信機器が使用不能となり地上との交信ができなくなる。飛行機をそのまま墜落させるため、アメリカが電子戦機を出動させ、電波妨害を始めたのだ。
──いったい、何故?
米政府、CIA、日本政府、北朝鮮。権力同士の闇のつばぜり合いと、最後まであきらめない女性パイロットの活躍が息を呑む、壮大にして猛スピードで突き進むノンストップ・エンタテインメント。
- 本の長さ356ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2008/3/20
- ISBN-104334925995
- ISBN-13978-4334925994
商品の説明
著者について
1957年東京生まれ。東京外国語大学卒業。本作品で第11回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞し、デビュー。
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2008/3/20)
- 発売日 : 2008/3/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 356ページ
- ISBN-10 : 4334925995
- ISBN-13 : 978-4334925994
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,095,356位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,785位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スピーディーな展開で続きが気になり一気に読み進められました。女性パイロットの心理的推移も良く分かり航空小説とはまた違ったヒューマニズムな観点からも共感を得られる作品でした。女性にもお勧めです!
2010年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色々難癖を付けている人がいますが、面白かったです。同じ題材でこれよりひどいものは一杯あります。次は何を書くのか、この作家の資質は次回で判断しましょう。
2014年8月19日に日本でレビュー済み
たまたま、テロリストのターゲット機が遅延して、
たまたま、そこに二重スパイ候補が搭乗していて、
たまたま、爆発が中途半端で、墜落の危機に瀕するも二重スパイ候補は助かって。。。
スピード感は映画並みなのに、文章だと偶然に頼り過ぎたストーリーを勢いで誤魔化せないのは痛いね。
たまたま、そこに二重スパイ候補が搭乗していて、
たまたま、爆発が中途半端で、墜落の危機に瀕するも二重スパイ候補は助かって。。。
スピード感は映画並みなのに、文章だと偶然に頼り過ぎたストーリーを勢いで誤魔化せないのは痛いね。
2010年8月5日に日本でレビュー済み
話が面白そうなので購入しました。
読んだ感想は、疲れているときには読まないほうがいい。
と言うよりは、読み進まない。
あまりにも説明過多でうっとうしく感じられました。
途中からはもうほとんど説明を読み飛ばして、
フィナーレを急ぎました。
もうこうなると小説がどうというよりは、
定価で買ったからには、とりあえず読み終えようという気持ちだけでした。
本当は★1つでもいいのですが、さぞかし作家さんは取材や資料やもともとの知識を通して、
作られたかと思うので、その労力の分、★★2つにさせていただきました。
読んだ感想は、疲れているときには読まないほうがいい。
と言うよりは、読み進まない。
あまりにも説明過多でうっとうしく感じられました。
途中からはもうほとんど説明を読み飛ばして、
フィナーレを急ぎました。
もうこうなると小説がどうというよりは、
定価で買ったからには、とりあえず読み終えようという気持ちだけでした。
本当は★1つでもいいのですが、さぞかし作家さんは取材や資料やもともとの知識を通して、
作られたかと思うので、その労力の分、★★2つにさせていただきました。
2016年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
盛り上がりが今ひとつ
緊迫感がぬるい、娯楽小説という感じで読むのが良いかもしれません
緊迫感がぬるい、娯楽小説という感じで読むのが良いかもしれません
2011年1月4日に日本でレビュー済み
何気なく手にとって、一気に読めました。好みの問題かもしれませんが、ディティールがしっかりした作品づくりにとてもと手も好感が持てます。作者の情熱が伝わってきます。作品を重ねるごとに、何となく、作風という自己模倣に陥りがちな作家もいますが、この作品に込められた情熱を忘れてほしくないです。
2010年4月10日に日本でレビュー済み
ここまで詳細に航空パニックものの小説を描いた作品は他にないかもしれません。
しかし、どことなく外国の小説に出てくるような筋書きが匂っていて、新人賞を取った作品にしては新鮮さに欠ける点が気になりました。
著者は航空関連に非常に詳しくその面では卓抜な才能も見受けられますが、物語を読んでいると趣味的な嗜好でペンが走っているようにも思えます。
もう少し物語の幅を狭くしてでも、人間ドラマをもっと重点的に描けていたらさぞ良かったと思いますね。たとえば、緊急着陸するジャンボ機の機内の様子などに人間ドラマが別の角度で描けていたらと・・・。
航空関連に関する事物やシステムの詳細さは見事につきます。それだけにテーマを絞って人間のドラマ性をその中に訴えられるような作品にして貰いたかったです。
しかし、どことなく外国の小説に出てくるような筋書きが匂っていて、新人賞を取った作品にしては新鮮さに欠ける点が気になりました。
著者は航空関連に非常に詳しくその面では卓抜な才能も見受けられますが、物語を読んでいると趣味的な嗜好でペンが走っているようにも思えます。
もう少し物語の幅を狭くしてでも、人間ドラマをもっと重点的に描けていたらさぞ良かったと思いますね。たとえば、緊急着陸するジャンボ機の機内の様子などに人間ドラマが別の角度で描けていたらと・・・。
航空関連に関する事物やシステムの詳細さは見事につきます。それだけにテーマを絞って人間のドラマ性をその中に訴えられるような作品にして貰いたかったです。
2008年3月22日に日本でレビュー済み
絶対に映画化されます。飛行機の中で描かれるトラブルシューティング。ただそのトラブルは尋常ではない。ハイジャック、爆弾爆発、機長の負傷、機器の不具合、渦巻く各国の陰謀とハリウッド映画によくあるスピーディーな展開。日本でなら福井さんの小説(映画)風ねって、かと思ってたら、この作品のとった賞の選考してるし(笑)氏も絶賛。無論一気読みの面白さでした。航空機という特殊な空間と、飛行中の限られた世界、その物の描写も、そこに生きる人間の描写も素晴らしい。久し振りに活字で手に汗握りました。