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美女と竹林 単行本 – 2008/8/21
森見 登美彦
(著)
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諸君。どうやら未来は薔薇色らしいぞ!
美女と竹林。それは、自分がやみくもに好きなもの。
竹林の拝借に成功した作家は、将来の多角的経営を夢見る。
しかし。美女はどこだ?
虚実いりまぜて、タケノコと一緒に煮込んだ、人気文士の随筆集。
美女と竹林。それは、自分がやみくもに好きなもの。
竹林の拝借に成功した作家は、将来の多角的経営を夢見る。
しかし。美女はどこだ?
虚実いりまぜて、タケノコと一緒に煮込んだ、人気文士の随筆集。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2008/8/21
- ISBN-10433492624X
- ISBN-13978-4334926243
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2008/8/21)
- 発売日 : 2008/8/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 296ページ
- ISBN-10 : 433492624X
- ISBN-13 : 978-4334926243
- Amazon 売れ筋ランキング: - 632,860位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 14,711位日本文学
- - 18,707位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1979年奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。同作品は、本屋大賞2位にも選ばれる(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 ペンギン・ハイウェイ (ISBN-13: 978-4048740630 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年6月9日に日本でレビュー済み
職場の同僚の実家が京都の桂で竹林を持っている、が、なかなか手入れができず荒れていると聞いた森見氏。元から竹が大好きだけれど「ただ好き好きと言うてるだけではただの竹林のオッカケにすぎない。もっと積極的に竹林とかかわっていこう!」と決心、枯れた竹の伐採と整備を申し出ます。
学校時代からの友人で弁護士をめざす明石氏や編集者諸君を巻き込んで竹を切りに行ってるんだか、近くのステーキハウスで肉をむさぼり食っているんだかわからない活動が始まります。
しかし体力がないのと慣れないのに加えて、締め切りに追われ忙しすぎてなんともならない。同僚のご両親はさぞかしいい加減な奴だと思っているだろうと気にしながらも、その頭の中では、竹林を増やし竹製品を開発する企業を興し、あげくは月に竹を植林して不毛の大地を緑にする宇宙的プロジェクトを立ち上げようと妄想、それが実現した場合、しなかった場合など、話がどんどんとっ散らかっていきます、笑。
もしかしてすべてはこの本を書くためだったのか?それとも本当に竹が好きすぎて実際に竹林の伐採を経験されたのか。だって桂の国道沿いのステーキハウスなんてやけに具体的で実在感満点だし。
他にも、あこがれの本上まなみさんに会うことができたものの、心の準備ができていなくてあがりっぱなしだった話、本が売れてもサイン会だインタビューだとやたら忙しくなっても実感がなく、ぼーっとしていたことなど、リアルと妄想がまじりあって、エッセイなのか創作なのかなんとも判別しがたい話になっています。この独特のユーモアは他の人には真似できませんね。
読書に何か具体的に得られるものを求める人まじめな人にはお勧めしません、笑。気楽にどんどん読めて楽しめました。
学校時代からの友人で弁護士をめざす明石氏や編集者諸君を巻き込んで竹を切りに行ってるんだか、近くのステーキハウスで肉をむさぼり食っているんだかわからない活動が始まります。
しかし体力がないのと慣れないのに加えて、締め切りに追われ忙しすぎてなんともならない。同僚のご両親はさぞかしいい加減な奴だと思っているだろうと気にしながらも、その頭の中では、竹林を増やし竹製品を開発する企業を興し、あげくは月に竹を植林して不毛の大地を緑にする宇宙的プロジェクトを立ち上げようと妄想、それが実現した場合、しなかった場合など、話がどんどんとっ散らかっていきます、笑。
もしかしてすべてはこの本を書くためだったのか?それとも本当に竹が好きすぎて実際に竹林の伐採を経験されたのか。だって桂の国道沿いのステーキハウスなんてやけに具体的で実在感満点だし。
他にも、あこがれの本上まなみさんに会うことができたものの、心の準備ができていなくてあがりっぱなしだった話、本が売れてもサイン会だインタビューだとやたら忙しくなっても実感がなく、ぼーっとしていたことなど、リアルと妄想がまじりあって、エッセイなのか創作なのかなんとも判別しがたい話になっています。この独特のユーモアは他の人には真似できませんね。
読書に何か具体的に得られるものを求める人まじめな人にはお勧めしません、笑。気楽にどんどん読めて楽しめました。
2016年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまり小説を読み返すということはしないけれどこれはたまに読み返したくなるタイプの作品だと思う
太陽の塔と四畳半の次に好き
太陽の塔と四畳半の次に好き
2008年11月6日に日本でレビュー済み
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正直なところ「これはいったい何なのだ?」
というのが感想である。
本当に一度でも竹林に行って竹を刈ったのか。
それすらも疑いたくなる内容である。
まあ、基本的に「妄想」を描き続けている森見さんの
作品とひとつと思う方が正解だと思う。
帯にも「エッセイ」とはかかれておらず
「随筆集」となっている。
後半のMBC(モリミ・バンブー・カンパニー)の話なんぞはわけが分からない。
しかし、こんな話でも軌道エレベーターが出てくるほどメジャーな理論となったのが確認できたのが唯一の収穫だろうか?
どうせ駄目人間ぶりを書くのなら、三浦しおんさんのエッセイぐらい思いっきりよく書いてほしいものだ。
というのが感想である。
本当に一度でも竹林に行って竹を刈ったのか。
それすらも疑いたくなる内容である。
まあ、基本的に「妄想」を描き続けている森見さんの
作品とひとつと思う方が正解だと思う。
帯にも「エッセイ」とはかかれておらず
「随筆集」となっている。
後半のMBC(モリミ・バンブー・カンパニー)の話なんぞはわけが分からない。
しかし、こんな話でも軌道エレベーターが出てくるほどメジャーな理論となったのが確認できたのが唯一の収穫だろうか?
どうせ駄目人間ぶりを書くのなら、三浦しおんさんのエッセイぐらい思いっきりよく書いてほしいものだ。
2021年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知らないで買ったからもありますが、これはどこかに連載していたものを繋げたもの?なのかな?
森見文章は健在だから、まだ読めるけれど、他の作品の用な物語だと思って買うとがっかりします。
森見文章は健在だから、まだ読めるけれど、他の作品の用な物語だと思って買うとがっかりします。
2016年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現実世界と妄想世界を、森見節が華麗に繋いでいます。森見さんの本は全て読みましたが、この本はお気に入りの1つです。どの章も声を出して笑ってしまうので電車で読むのは危険。竹林に行きたくなる一冊です。
2011年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一応エッセイの形になってますが、勿論事実かどうかは怪しいです。
面白エッセイですが、爆笑迄は出来ません。
でも好き。
しかしこういう作品を嫌う人もいるだろうと想像もつきます。
歴史に残る一冊でも、森見さんの中のベストワンでも無いと思いますが、森見さんがエッセイを書くならそりゃこうなるさあ!と私は大満足。何度も暇な時間に読み返せそう。
私的には「有頂天家族」より評価が上…。
面白エッセイですが、爆笑迄は出来ません。
でも好き。
しかしこういう作品を嫌う人もいるだろうと想像もつきます。
歴史に残る一冊でも、森見さんの中のベストワンでも無いと思いますが、森見さんがエッセイを書くならそりゃこうなるさあ!と私は大満足。何度も暇な時間に読み返せそう。
私的には「有頂天家族」より評価が上…。
2020年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
楽しく読ませて頂きました
大変満足しています(o^^o)
大変満足しています(o^^o)