もちろん個人的意見ですが、タイトルや表紙の色使いとかで
”仕事小説だけど読んだらやる気がでる!”
みたいな青春系小説っぽいですが、大違いで会社の派閥争いや上司部下の関係とか
会社員としての常識とか、はっきりいって下らないことが延々続きます。
ミステリーっぽくしてるけど、とんちん菅野が実は切れ者だったなんで、
作者じゃなければ設定できない内容で唖然・・・・。
面白くなるのかなと最後まで我慢して読みましたが・・・時間を無駄にした。
(月刊誌に連載してたらしいので、毎月章ごととかに分割して詠めば何とかなるのかもしれない)
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八月の魔法使い 単行本(ソフトカバー) – 2010/7/17
石持 浅海
(著)
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2010/7/17
- ISBN-104334927181
- ISBN-13978-4334927189
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2010/7/17)
- 発売日 : 2010/7/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 304ページ
- ISBN-10 : 4334927181
- ISBN-13 : 978-4334927189
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,664,827位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,314位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年8月8日に日本でレビュー済み
非常に面白かったです。
個人的に
・製造業に関わっていること
・縦割りの組織構造に与していること
・主人公とほぼ同世代ということ
から、スムーズにストーリーに入っていけました。
また、各登場人物のキャラクターがとても巧く書き分けられており、
各者の思惑やせめぎ合いを純粋に楽しむことが出来ました。
まあ、論理展開は見事である分だけ、
こんなに上手いこと洞察できるかぃ!というツッコミもありますが、
そこには目を瞑っても楽しめる本だと思います。
個人的に
・製造業に関わっていること
・縦割りの組織構造に与していること
・主人公とほぼ同世代ということ
から、スムーズにストーリーに入っていけました。
また、各登場人物のキャラクターがとても巧く書き分けられており、
各者の思惑やせめぎ合いを純粋に楽しむことが出来ました。
まあ、論理展開は見事である分だけ、
こんなに上手いこと洞察できるかぃ!というツッコミもありますが、
そこには目を瞑っても楽しめる本だと思います。
2012年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日常の社会生活のなかでものんびりした日
そこに考えさせられる事件が発生。
読んでいて吸いこまれましたが、ちょっと物足りない感もありました。
でも、会社で疲れた人には活力が生まれる作品だと思います。
仕事人間でもいいかなぁ
でも、私生活も大切に^^
そこに考えさせられる事件が発生。
読んでいて吸いこまれましたが、ちょっと物足りない感もありました。
でも、会社で疲れた人には活力が生まれる作品だと思います。
仕事人間でもいいかなぁ
でも、私生活も大切に^^
2017年10月10日に日本でレビュー済み
この人の作品はどれも私にとっては違和感がつよいなぁ。
設定に妥当性を感じられないんですよ。
「っな訳ないだろう。」って思ってしまう。
本作も、当該案件に積極的に関与するのは恋人(?)救出のため・・・と言ってるのだが、
恋人はどう考えたって窮地に立っていないように思うのだが・・・。
(一介のかばん持ちぺーぺー社員が責任を問われるような状況ではない。)
「オレ、関係ないもんね!」と言えばそれで済むのでは?
そこを妥当性のある設定にしないから、「どういうふうに展開するんだろう」と興味を
持ちながらも作品に入り込めない。
残念ながら上の評価になってしまいます。
スミマセン。
設定に妥当性を感じられないんですよ。
「っな訳ないだろう。」って思ってしまう。
本作も、当該案件に積極的に関与するのは恋人(?)救出のため・・・と言ってるのだが、
恋人はどう考えたって窮地に立っていないように思うのだが・・・。
(一介のかばん持ちぺーぺー社員が責任を問われるような状況ではない。)
「オレ、関係ないもんね!」と言えばそれで済むのでは?
そこを妥当性のある設定にしないから、「どういうふうに展開するんだろう」と興味を
持ちながらも作品に入り込めない。
残念ながら上の評価になってしまいます。
スミマセン。
2010年8月15日に日本でレビュー済み
石持浅海氏は、同郷出身ということもあって、私が期待しているミステリー作家の一人です。初期の作品は、登場人物の会話がどうにも鼻について、せっかくのプロットを活かしきれていませんでしたが、作を追うごとにその辺りは洗練されてきており、最近の著書は純粋に物語を楽しめるようになったと思います。
本作は、こういう表現があるのか甚だ怪しいですが、「勤め人ミステリー」だそうです。まあ、現役会社員でもある著者ならではの、サラリーマン的発想やら行動やらが、謎解きのキーになっているので、そういうジャンルで呼ぶのも良しとしましょうか。
「事件は会議室で起こっていた!」
帯の紹介文です。なんとも安直なコピーに苦笑しますが、実際に本作の事件は会議室で起きています。
あるはずのない文書が役員会議室で見つかり企画会議が中断して紛糾する。誰が、何のために・・・。同時に同じ文書が階下の総務部で見つかり、草食系サラリーマンである主人公がアームチェア・ディテクティブならぬビジネスチェア・ディテクティブとなって謎の解明に当たる、という筋書きです。
主人公の謎解きのいたるところにサラリーマン的発想が出てきて、苦笑せざるをえませんが、シニカルなのは良いのですけど、あまりに打算的すぎて今ひとつ共感できません。石持氏の一番の弱点がこの辺の人物描写力だと思うので、もう少し魅力的な主人公が描けるようになることを望みます。
良くも悪くも、会社ってそうだよね、みたいな勤め人作家ならではの視点が特徴です。ゴールに至る起承転結の結が杜撰な印象を受けるのが残念ですが、ストーリー的にはそこそこ楽しめると思います。
本作は、こういう表現があるのか甚だ怪しいですが、「勤め人ミステリー」だそうです。まあ、現役会社員でもある著者ならではの、サラリーマン的発想やら行動やらが、謎解きのキーになっているので、そういうジャンルで呼ぶのも良しとしましょうか。
「事件は会議室で起こっていた!」
帯の紹介文です。なんとも安直なコピーに苦笑しますが、実際に本作の事件は会議室で起きています。
あるはずのない文書が役員会議室で見つかり企画会議が中断して紛糾する。誰が、何のために・・・。同時に同じ文書が階下の総務部で見つかり、草食系サラリーマンである主人公がアームチェア・ディテクティブならぬビジネスチェア・ディテクティブとなって謎の解明に当たる、という筋書きです。
主人公の謎解きのいたるところにサラリーマン的発想が出てきて、苦笑せざるをえませんが、シニカルなのは良いのですけど、あまりに打算的すぎて今ひとつ共感できません。石持氏の一番の弱点がこの辺の人物描写力だと思うので、もう少し魅力的な主人公が描けるようになることを望みます。
良くも悪くも、会社ってそうだよね、みたいな勤め人作家ならではの視点が特徴です。ゴールに至る起承転結の結が杜撰な印象を受けるのが残念ですが、ストーリー的にはそこそこ楽しめると思います。