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絆回廊 新宿鮫Ⅹ 単行本 – 2011/6/3
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巨躯。凄味ある風貌。暴力性。群れない──。
やくざも恐れる伝説的アウトローが「警察官を殺す」との情念を胸に22年の長期刑を終え新宿に帰ってきた。
その大男を阻止すべく捜査を開始した新宿署刑事・鮫島。
しかし、捜査に関わった人びとの身に、次々と──。
親子。恩人。上司。同胞。しがらみ。恋慕の情。
荒ぶる男が帰還し各々の「絆」が交錯したとき、人びとは走り出す。
累計600万部突破「どの作品から読んでも大丈夫。ハマる」人気シリーズ第10作。
- 本の長さ433ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2011/6/3
- ISBN-104334927580
- ISBN-13978-4334927585
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商品の説明
出版社からのコメント
どす黒い怨念を成就するための拳銃を手に入れようと、新宿の街を徘徊する大男の情報を得た新宿署刑事・鮫島。
大男はすでに初老で長期刑から解放されたばかりらしいが不気味な存在感を放ち、長く闇社会に生きてきた者すら恐怖を覚えたという。
大男の蛮行を阻止すべく行動を開始した、新宿署刑事・鮫島。
しかし、捜査に関わった人々に、次々と──。
大男のターゲットとなる警察官は、誰だ? その理由は?
シリーズ初期を彷彿させるストレートさ、生々しさ、破壊力に加え、新宿でしか生きることの出来ない人びとの人生が滋味深く描かれる
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2011/6/3)
- 発売日 : 2011/6/3
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 433ページ
- ISBN-10 : 4334927580
- ISBN-13 : 978-4334927585
- Amazon 売れ筋ランキング: - 303,895位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1956年名古屋市出身。慶應義塾大学中退。79年第1回小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞し、デビュー。
86年「深夜曲馬団」で日本冒険小説大賞最優秀短編賞、91年「新宿鮫」で第12回吉川英治文学新人賞、第44回日本推理作家協会賞長編部門、94年「無間人形 新宿鮫4」で第110回直木賞、20001年「心では重すぎる」、02年「闇先案内人」で日本冒険小説大賞を連続受賞。04年「パンドラ・アイランド」で第17回柴田錬三郎賞を受賞。2006年「狼花 新宿鮫9」で日本冒険小説大賞。2010年第14回日本ミステリー文学大賞受賞。2012年「絆回廊 新宿鮫10」で日本冒険小説大賞。2014年「海と月の迷路」で第48回吉川英治文学賞受賞。2022年秋 紫綬褒章受章。
05年~09年社団法人日本推理作家協会理事長を務める。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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どっぷりはまって読めると思います。
大きな裏切りはないし、キャラクターも立ってるし。
そ、そんな、という場面があり、
その出来事は、このシリーズの今後の流れを
大きく変えることになりそうです。
個人的には、そろそろ晶との関係を
はっきりさせてほしいと感じます。
まだぐずぐずしてんのかいっ。
狼花と同じく少しづつ趣きが変わり、
単なる活劇物語ではなく、
警察機構の問題などが更にと思います。
まず「風化水脈」以降の各作品は、全て、「中国」を中心とする外国勢力が大きく影響しています。これはいまの世情を着実に反映していて納得感が大きい。今回もその流れを踏襲しつつ、残留孤児に焦点を当て、それと過去のしがらみを絡めたのは誠にもって炯眼と言ってよいと思います。過去の真壁、間野に相当する軸となる悪役や女性がおらず、そこの物足りなさはありますが、今回の悪役はあくまで過去のしがらみの象徴として、また一連の事態の引き金として登場しているので、違和感はありませんでした。
何よりも、これまでの支えであった桃井、晶との絆が危機にさらされる中、鮫島がたった一人となっても警察官としての職務を全うしようとする姿勢には心打たれるものがあります。桃井や晶とのやり取りは、一見淡泊にも見えますが、その前後の鮫島のたたずまいから、彼の心の葛藤は行間から溢れていると感じました。そして、その心の葛藤から感傷的になった鮫島にあの香田が言います、「昔のお前なら、それが誰であろうと、警官の命を守るためなら、つっぱったのじゃないか」、皮肉にも生涯の敵ともいうべき香田からの言葉で鮫島は自分を取り戻すのです。
ここから最後まで畳み掛ける流れは見事というしかありません。桃井は最後まで、人知れず、しかし最も勇敢な一人の警察官であり続けます。それを必死に守ろうとする鮫島。その行動がついに新宿署の上部をも衝き動かす。最高に感動的な場面を作ってくれたと思います。
再び孤独を極めた鮫島がどうなっていくのか、次回作も大いに期待したいと思います。
近頃続編を意識し過ぎではないですか?
やっぱりおもしろいし、こんな言い方は失礼ですがよくできています。
巷に溢れる「刑事もの」とは格が違います。
個人的にこのシリーズの中で好きなのは「新宿鮫 」(第1作)、「毒猿」(第2作)、「無間人形」(第4作)、「狼花」(第9作)といったところだったのですが、この「絆回廊」はシリーズの一つの到達点となっていると思います。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、本作では前作「狼花」に続いて、シリーズの中の重要な人間関係に大きな変化が起き、そのこともシリーズ作品を通して読んできた読者には大きな感銘を与えます。
逆を言えば最初にこの「絆回廊」を読んでも登場人物の感情描写の意味がよくわからないでしょう(まぁ、そんな人はいないと思いますが…)。
やはり、いままでより面白いものを期待するのが、
読者として当然でしょう。
ところが、私が今回なんとも納得できなかったのが、
悪役の魅力のなさ、です。
今までの「木津」君とか「真壁」君とか、魅力がありました。
悪として、一本通っている、というか。
ところが今回の犯人さんは、自分の思い込み・勘違いから
スタートしているので、ただの「おばかさん」という感じで、
少しも同情できないし、感情も入っていかない。
シリーズの中で一番面白くなかったのが、その点です。
そして、他の方も書かれているように、薄っぺらい感じが
否めません。
なぜか。
それは、私自身が「新宿鮫シリーズ」に何を求めているか
分からなくなってきたからかもしれません。
もともと、ありえない・荒唐無稽なところが
新宿鮫のおもしろさだったのに、今はリアリティも求めている
自分がいて、よく分からなくなってきてしまいました。
初期の、作者の突っ走り感とともに、何も考えずに自分も
怒濤のように読み進めて突っ走っていた頃が
楽しかったなあ。
でも、もし次回作が出たら、読みます。必ず。
大沢さん、がんばって下さい。
晶とは今後どうなるのか、っもいはもういないしとても今後が気になる。
「鮫島の貌」も軽くてよかった。