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総下流時代 All the Lower People (光文社ペーパーバックス) 単行本(ソフトカバー) – 2007/1/24
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2007/1/24
- ISBN-104334933998
- ISBN-13978-4334933999
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2007/1/24)
- 発売日 : 2007/1/24
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 320ページ
- ISBN-10 : 4334933998
- ISBN-13 : 978-4334933999
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,435,381位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 126,848位ビジネス・経済 (本)
- - 173,122位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
藤井厳喜(ふじい・げんき) http://www.gemki-fujii.com/
国際政治学者。未来学者。詩人。
『ニュース女子』レギュラー出演。
虎ノ門ニュース(第1・第3水曜日レギュラー)出演。
会員制インターネットチャンネル「ワールドフォーキャスト」配信中。
http://gemki-fujii.com/wf/
2016年まで毎週火曜22時~FMラヂオつくば #kgproject にレギュラ出演♪(番組終了)
(翌放送日に以下のURLに過去のコンテンツを公開しています)
https://www.mixcloud.com/kennysuzuki18/
軍事・経済・文明論も含む総合的な視野から国際政治を論ずる。その的確な近未来予測には定評があり、予測のプロの間でも評価が高い。
1952年(昭和27年)東京都江戸川区生まれ。本名:昇。
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。1977 〜 1985年、アメリカ合衆国へ留学。クレアモント大学大学院で政治学修士号取得。ハーバード大学政治学部大学院へ進み、政治思想のハーベイ・マンスフィールド教授、哲学のジョン・ロールズ教授(『正義の理論』の著者)、ハンチントン教授(『文明の衝突』の著者)、社会学のエズラ・ボーゲル教授(『ジャパン・アズNo.1』の著者)等に師事。政治学博士課程修了。
ハーバード大学国際問題研究所・日米関係プログラム研究員、政治学部助手を経て帰国。
1989 〜 1992年、ラジオ文化放送(JOQR)でニュースキャスター。TV朝日「朝まで生TV」等に出演。
大手信託銀行、大手証券会社等の顧問、財界人の個人アドバイザーを務める。
米ブッシュ・ジュニア政権誕生を予期し、1999年、岡崎久彦元駐タイ大使等の協力を経て、日米保守会議を創設。リチャード・アーミテージ元米国務副長官、ロバート・ゼーリック世界銀行総裁(共に当時は民間人)等を日本に招聘し、日米政界間のパイプ造りに奔走。
著書は第一作の『世界経済大予言』(1984年)以来、編・訳著、共著を含め、最新刊『国境ある経済の復活』で70作目。
英語関係の著作も韓国語に翻訳された『経済英語に強くなる本』(PHP研究所)等、数冊ある。
明治大学・麗澤大学等で、政治学・国際関係論・英語などの教鞭をとった。
エディット・ピアフ「愛の賛歌」等のシャンソンの新訳詞、オリジナル曲の作詞も多数ある。
株式会社ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン代表取締役。
『厳喜に訊け!』を中心に、YouTube( http://www.youtube.com/user/zingrace1213 )やニコニコ動画を通じて日英両語で世界に情報を多数発信している。
『藤井厳喜アカデミー』シリーズ第2弾「経済篇:日本を復活させる智恵─増税を許すな!復興財源はこうして創れ!」http://www.youtube.com/my_playlists?p=E4F42E64ED2C36F7
が好評である。
無類の動物好き、猫好きである事からNET上では「ニャンコ先生」と愛称され、「ネコウヨ党総裁」でもある。
公式HP http://www.gemki-fujii.com/
"未来が分かる『" Fujii's Focus For Future』(藤井厳喜公式ブログ)は人気が高い。http://www.gemki-fujii.com/blog/
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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よるものだけではないという点です。
野党や評論家はいっせいに小泉政権の責任を唱えていますが、2極化は欧米でも進んで
いる現象であることは多くの人が知っているはずです。
その2極化の原因はグローバル化であり、その理由を賛同・納得させてくれる本でした。
「フラット化する世界」の影響を大きく反映した今後の
世界情勢に関する大きな流れが解説されています。
日本についても確かに大変厳しい指摘がされており、
また悲観的なことが書かれていると思われるかもしれません。
確かに世の中は、そんなに単純にフラット化や格差社会に
ならないかもしれません。そして、個人の生活は淡々と
続いて行くことでしょう。しかし、これくらい厳しい現実が
起こりつつあることを念頭において、自分は何をどうして
行くかを考える参考にするのには丁度良い刺激になるかと
思います。
一人一人が宇宙船地球号のメンバーだと自覚すれば、
世の中はもっと良くなるのではと思いたいし、そう願いたい。
しかし、中東情勢を見ても分るように必ずしもそう楽観的に
物事は進んでいないという現実もやはりあることに
気付かされます。
二極化が進んでいくという話を中心として、高齢化、
少子化、資源不足などの話が展開します。。
それらの話自体はあまり新しい内容ではありませんが、
定量的な資料などは豊富で、ペーパーバックの割には
しっかりした内容です。
日本のみならず、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、そして
アラブ世界のことまで書かれており、著者のご専門の
国際政治学がフルに生かされている内容でした。ご自身の
意見も書かれており、国際社会の視点から、日本を政治的・
経済的に理解するにあたり、読みごたえのある内容です。
とくに著者の本を今まで読んだことがなければ、
より面白く読めると思います。
戦略的な視点を持って書かれた警世の書である。
経済のグローバル化が進展した結果、「商品マーケット」だけでなく「人材調達マーケット」も世界中に広がり、
資本主義の当然の帰結として、企業は売上原価の大部分を占める人件費を圧縮するために、BRICs諸国で
先進国に負けない高等教育を受けた賃金の安いホワイトカラーを、第3世界で只同然のブルーカラーを雇う。
その結果日本のみならず先進国全体でホワイトカラーの賃金すら下落して中流がいなくなり総下流化する、
というロジックには説得力がある。
さらに、近代国家vs前近代国家、西洋圏vsイスラム圏などの対立軸を活用して、今後の世界観の変化を
地政学的・歴史的・哲学的な視点を絡めつつ総合的に説く。それぞれの論は紙数の制限から割愛されて
いるが、それは個別に紹介されている書籍で補填すればよい。
大事なことは「世界を理解する視点」=「世界観」=「哲学」を理解することなのだ。
この本には(=この筆者には)厳しさを増す世界に処する「哲学」がある。
たいへん残念ながら、私の「世界観」はこの書の極めて暗い見通しとほぼ同じだった。今日からでも、厳しい
未来への対処を始めようと思う。
最近歳のせいでもの忘れが激しくてどうしても思い出せません。
「株で生活できる」という連中はそのスキルで生活すればいいものを、なぜそのノウハウを惜しげもなく公開するのか?という疑問と同様、この著者についても日本の悲観的未来を予測するならさっさと己の身の安全を確保すればよいものを、なぜ日本にしっかりと定住してご親切に国民に忠告してくださるのか?(というかシコシコとこの類の本を売りつけて小銭を稼いでいるだけだが)という疑問を感じざるを得ないのである。
現代社会で最も力を持つ多国籍企業にとって、国や地域や国民や市民などの近代的価値観はもはや無用な存在になったようだ。
物や金や労働力を自由に動かすには、各国各地域に固有な文化や習慣や制度は邪魔なデコボコ道でしかないから、平面的にローラーをかけたいのだろう。
国や地域は市場というシンプルな記号に解体し、国民市民は労働力と消費者ってシンプル記号へ還元した方が都合がいいだろうから。
格差を批判する左派も、ナショナリズム否定あるいは土着共同体否定という理想はグローバル企業の思想と重なるため、その言説が市場原理主義抑止に有効などころか、逆に市場原理主義を後押しする結果となってしまっている。
先進国の流れはこんな感じでしょう。