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告発! 検察「裏ガネ作り」 単行本 – 2003/5/7
- 本の長さ281ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2003/5/7
- ISBN-104334973914
- ISBN-13978-4334973919
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
昨年4月、検察庁による「組織的な公費不正流用疑惑」を告発するとし、マスコミに接触を続けていた大阪高等検察庁公安部長検事(当時)が、マンション所有に関わる虚偽の証書申請を行ったとして逮捕された。その後も暴力団員からの収賄容疑、16件所有するマンションの税務申告漏れ疑惑などが加わり、「悪徳検事」の印象を深く世に残した。現在、彼は事実上社会から抹殺された状態にある。
本書はその元公安部長検事である三井環氏が、一連の事件の顛末と、検察庁に対する義憤、私憤の数々を赤裸々に綴った書だ。事実だとすれば検察庁の屋台骨を揺るがしかねない公費不正流用や、異例とも言える特捜の微罪逮捕劇について、著者の目から見た実態を実名で明かしていく。
著者が「裏ガネ作り」の元凶だと指摘するのが検察庁の調査活動費だ。法務省が「性格上使途は公表不可」とする予算の聖域で、この10年間で34億円を上回る不正流用があったと言う。著者は、現場の者でなければうかがい知れないような具体例を挙げて、疑惑の解明を試みる。また、自らの罪状は「いわれなき犯罪」と主張して名誉の回復を訴える。事件を追った朝日新聞記者の手記も掲載されており、客観的視点からの事実関係を補完している。
(日経ビジネス 2003/06/23 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
出版社からのコメント
検察の調査活動費は、実際は検察幹部たちの遊興飲食費として使われていた! 「口封じ逮捕」され、325日間を独居房で過ごした著者が、己の無実と検察の組織的な公金横領犯罪を徹底暴露する!
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2003/5/7)
- 発売日 : 2003/5/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 281ページ
- ISBN-10 : 4334973914
- ISBN-13 : 978-4334973919
- Amazon 売れ筋ランキング: - 572,510位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 216位その他の事件・犯罪関連書籍
- - 478位事件一般関連書籍
- - 547位司法・裁判(一般)関連書籍
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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むしろより空恐ろしかったのは、内部告発を決意した筆者(元公安部長)がマスコミと接触開始したのを察知するやいなや「微罪逮捕」「でっちあげ逮捕」で総力をあげて口封じしようとした検察のなりふり構わぬ態度。
現在も係争中の案件ですが、本書指摘のとおりマスコミの本件報道姿勢のせいで不当に注目度が低い。もっと関心をもたれてよい(もつべき)事件でしょう。
地位の高い者が「悪」の側に立つのなら、それより地位の低い「善」の側が「悪い」ということなる。その価値基準はすべて、権力をよりたくさん持つ側にある。それがこの国の「スタンダード」。僕たちは、そういうことなのだ、と諦めなくてはいけない。権力をともなった「悪」の側につけば、僕たちはその人生を安寧に過ごせるのだ。正義とか理想とか希望とか、そんな考えを持ってはいけない。そんな言葉を吐いたり吐こうとした者は、法を犯していなくても即刻逮捕され、なんの理由もなくいつまででも拘留されることになったらしい。!法を犯す者たちを検挙することを仕事にしている政府の最高機関が、組織ぐるみで法を犯してもよい国なのだ、日本という国は。彼らを「検挙できる」組織は、地球上のどこにも存在しない。それは、彼らじたいが「法律」であることを意味する。
だから。
僕たちは子どもたちに、正しいと思ったことはなにもしゃべるな、と教えなくてはいけない。それが、この国での処世術。それが「正しい」のだ。
正確には、
ばれないというよりも、ばれそうになったら隠すことができる人たちがいる。
そのような人たちとして、この本では「検察」が名指しされている。
著者の怨念というか私怨というか、
とにかく「恨み節」は深い。
ある特権的な地位にいるということだけで、税金を財源として遊ぶことができるという現実に対して、著者はひどく怒っている。
その怒りに油を注ぎ込んだのが、著者に対して行使された、不等な逮捕。
この本に書かれてあることが事実であるなら、
はやいこと、なんとかしなくては、
いや、「なんとかしてくださいよ、検察関係者」と思うことは間違いない。
本の大筋とはまったく関係ないが、
「勤務中にホテトル嬢とお遊びしたことは絶対にない」という著者が、
勤務外の時間、つまり、夜に、「ホテトル嬢と遊びました、反省しています」
と告白しているところに、茶目っ気を感じた。
そこまでばらしているのなら、著者のことを信じてもいいかな~と
思ってしまった。
活字も大きくて、大変読みやすい本だった。
書かれている事実を読むだけで、充分楽しめる。
じい(元警察官)や一(多分、元警察官)は良い人間でしたが、その家族にも中には、悪い人がいて、その親戚にまた、悪い医者がいて、(松Dのご家庭かもしれませんが、)人には言えないいじめがありました。同じ、警察のご家庭なのに、立場の弱い警察官のご家庭をいじめていたのです。
私の記憶が確かなら、人に対して薬物投与して遊んでいたようです。
私は雨が降りそうなお天気、ある女性の後をついていったとき、あることを見てしまったために、当時の記憶を消されてしまいました。ある女性は私の爪に赤い物(血液みたいなもの)をぬっては遊んでいたようです。最近 ある歌を聞いて思いだしたことです。
あれから、40年うっすらした遠い記憶です。
そう聞いていても、実際にどのような手口を使って、
どのように使われるかを詳しく知ることがなければ、
現実的な怒りは湧きにくいものです。
そういった意味では、この本は検察で何が起こっているかを
説明してくれているので、税金を納めている人なら、
「ほんっとムカツク!税金返せよ!」といいたくなると思います。
本の3分の2は元検察幹部の三井氏によって、
いきさつが描かれており、残りは新聞記者の落合氏の解説になっている。
三井氏は自分自身がはめられた!というので憤慨しているようですが、
元々私憤で始まっていることもあり、三井氏個人には同情できないのですが、
落合氏が解説しているように、組織としての悪巧みを隠したために、
三井氏を逮捕したのはあきらかで、
その様な体制は許されるのもでないと思います。
検察と三井氏との裁判はまだ決着がついてないようですが、
一体、裁判所はどのような結審をするつもりなのでしょうか・・・。