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金融機関のカモにならない! おカネの練習問題50 単行本(ソフトカバー) – 2007/11/22
・複利は単利より有利か?
・当たった新規公開株は本当に値上がりするか?
・銀行員がこちらの金融商品を勧める理由は?
・長期での国際分散投資なら安定運用が可能か?
・地方自治体のギャンブルは成功しそうか?
資産運用やローンを組むときに必要な
おカネの「計算と論裡」をクイズ形式で解説。
あなたは金融機関にとって「美味しいカモ」か「手強い客か」?
50の練習問題で判定できます。
- 本の長さ174ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2007/11/22
- ISBN-104334975305
- ISBN-13978-4334975302
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商品の説明
出版社からのコメント
何をどうやって勉強したらいいのか?」
著者の吉本佳生先生は『金融広告を読め!』(光文社新書)の出版後に、日本の金融商品について熱心に学んでいる方々から、
何度かこのように質問されました。
そこで、まず最初に学んでほしい内容を整理するという意図で、
出版されたのが本書です。
豊富な図版や事例をもとに出された練習問題に挑戦することが、おカネについての正しい計算力や論理力を身につける一歩となります。
ぜひともご一読ください。
著者について
経済学者(エコノミスト)。1963年三重県生まれ。住友銀行勤務を経て、名古屋市立大学大学院経済学研究科満期退学。経済分野での幅広い執筆活動を中心としながら、大学での講義や各種の講演・研修を通じて、生活経済と金融に関する教育活動に力を入れている。主な著書に『スタバではグランデを買え!』、『金融商品にだまされるな!』(以上、ダイヤモンド社)、『金融広告を読め』(光文社新書)、『金融工学の悪魔』、『ニュースと円相場から学ぶ使える経済学入門』、『The Economistの記事で学ぶ「国際経済」と「英語」』(以上、日本評論社)、『金融工学 マネーゲームの魔術』(講談社+α新書)、『「投資リスク」の真実』(PHP研究所)などがある。
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2007/11/22)
- 発売日 : 2007/11/22
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 174ページ
- ISBN-10 : 4334975305
- ISBN-13 : 978-4334975302
- Amazon 売れ筋ランキング: - 792,328位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,647位一般・投資読み物 (本)
- - 74,483位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著述家(元大学教員・元銀行員)。専門は金融経済論、生活経済学、国際金融論など。著書に『スタバではグランデを買え!』(ダイヤモンド社)、『金融広告を読め』(光文社新書)、『デリバティブ汚染』、『禁欲と強欲』(以上、講談社)などがある。2009年よりNHKの経済教育番組「出社が楽しい経済学」の監修・出演。
1963年、三重県紀北町(旧紀伊長島町)生まれ。エコノミスト。名古屋市立大学経済学部経済学科卒業、住友銀行勤務、名古屋市立大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学、広島市立大学国際学部専任講師、南山大学経済学部准教授、関西大学会計専門職大学院特任教授を経て、現在はフリーランスの著述家。専門分野は生活経済、マクロ経済、日本経済、金融経済、国際金融。NHK教育・総合テレビで21回(再放送をふくめると50回以上)放送された、経済学教育番組「出社が楽しい経済学」の出演・監修者。『金融工学の悪魔』(日本評論社)、『金融広告を読め』(光文社新書)、『スタバではグランデを買え!』(ダイヤモンド社)、『出社が楽しい経済学』(NHK出版)、『数字のカラクリを見抜け!』(PHPビジネス新書)、『確率・統計でわかる「金融リスク」のからくり』『暗号が通貨になる「ビットコイン」のからくり』(以上、講談社ブルーバックス)、『日本の景気は賃金が決める』(講談社現代新書)、『スマホは人気で買うな!』(日経プレミアムシリーズ)、『ニュースと円相場で学ぶ経済学』(日経ビジネス人文庫)など著書多数。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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・ 50テーマの出題(1ページ)・解答(1ページ)
・ 15テーマのコラム(1テーマ2ページ)
・ 「はじめに」、各章の「ねらい」・「まとめ」、「おわりに」など
内容的には、「金融商品選びに直結した内容」というようりは、複利・単利、増加・減少率、確率など「基礎になる考え方」に多くの項目が割かれている。
また、(a) リスクについてどう考えるべきか、(b) 長期分散投資をしていれば安全か、(c) 運用のリバランスは行うべきか、など金融商品購入や運用にあたって注意すべきことも記述されている。金融機関のパンフレットや多くの本で常識とされている考え方に疑問をなげかけている項目も多い。
なので、この本は「具体的な商品選びのマニュアルが欲しい」という人には向かない本であり、むしろ「運用に当たって注意すべき点を確認したい」という人が読む本です。
全体としてみると、「これは少し無理があるなあ」と感じる項目も散見されるものの、なかなか勉強になる項目も多い。
百数十ページの本であり、すぐに読めるので一読には値すると思います。
見えるが、金融機関(と、そこに頼る人たち)にはかなり
手厳しい指摘とも思える内容だった。
しかも、著者によると「最初に」知ってほしいことだとか。
今付き合っている金融機関の人たちへの見る目がかわるかも。
それにしても、地方自治体まで騙すとはねえ。
金のためなら、地域住民がどうなってもいいようです。
怖いですねえ。
庶民が年間に6万円の金利を稼ごうと考えるなら、金融機関の手数料を差し引けば300万円の資金でも年3%程度の金利が必要だろう。現在の低金利の時代で年単利で3%稼ごうとすれば元本割れも覚悟の投資が基本になるだろう。元手がもっと少ないなら、さらにリスキーな投資になる。
しかし、月に5000円の節約なら、多くの人はなんとかなるであろう。月5000円節約で、年6万円である。そして、無駄遣いしない限り元本が割れることは決してない。つまり、庶民はおカネに働いてもらおうなどというヨコシマなことは考えず、こつこつ働きこつこつ貯金するのがいちばんだということだ。
ほとんどの人にとって、命と健康の次に大事な「おカネ」。そんな大事なものを「他人に増やしてもらおう」という魂胆が浅ましいのだ。著者はそんなことを惜しげもなく丁寧に教えてくれる。金融機関がどうやって無邪気な小市民を騙すのかそのテクニックも披露されている。これを読めば、超大手金融機関も雑居ビルの先物取引の会社もその根本は変わらないことがよくわかる。一流大卒がやってるかどうかの違いだけだ。
このご時勢で「こんな時代だからこそ投資でひと儲け」と考えている人はビッグトゥモロウやZAIを読む前にこの本を読むべきだ。そして、次には自分の仕事のスキルアップに繋がるものに投資したほうがよっぽどマシなことを知るべきである。