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女の絶望 単行本 – 2008/9/20

4.2 5つ星のうち4.2 25個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 光文社 (2008/9/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/9/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 280ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4334975488
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4334975487
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 25個の評価

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伊藤 比呂美
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
残念ながら女性ではない私は、女性のことがさっぱりわかりません。おなじ人間だから、努力しなくてもわかるだろうと、若いころは思っていたこともあります。しかしながら、いい年をして、どうもそうではないらしいと気づきはじめました。そこで水先案内人をさがしたのですが、この著者ほど明快に答えは返ってきませんでした。いい本です。30円で中古を買えたのが申し訳ないくらい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
伊藤比呂美さんが好きで購入しましたが、こちらはあまり好きではありませんでした
文体からか内容が入ってきませんでした
2015年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ズバズバ本音一本やりの伊藤比呂美の真骨頂
オトコからすれば、そこまで言わなくてもと思う反面
逆に、よくぞ云ってくれた、とヘンに同調する気分にもなるのが不思議
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年11月6日に日本でレビュー済み
「いっぱいのお運びでありがとうございます」の文句で始まる本書。
卯月から弥生まで、12ヶ月の月の名前が章タイトルにつけられています。
語り手は伊藤しろみ。詩人で身の上相談者という肩書きです。
口調は古風な口語体。ぶっちゃけトークに絶妙のユニークが交わり、それでいて気品は保っている。飽きることなく読み進められ、徐々にしろみさんに対して愛着が湧いてきます。さるきちも人生相談したいな、と思うほど。

相談者は10代から50、60代まで幅広く、お悩みも様々。
夫婦のセックスレス、子育て、恋愛、不倫や離婚、さらに更年期、閉経の悩み、介護の問題などなど。

例えば、自傷行為を行う若い子たちに対してはこう諭している。
「今どきの若い女の子で、まともに、食べたいときに食べたいだけ、そして必要なだけ食べられて、太らずに、やせ細らずに自分が太ってるなんてぜんぜん思わずに、すくすくと育ってェる若い女の子がいましたらね、そういう子は、ええ、馬鹿なんじゃないか」

くすっと笑えちゃいますよね。なんだか気持ちいいですよね。
ずばっとね、切り込んでいくのが、心地よい。
全般的にセックスの話題が多いかな。それだけ、悩みを抱えているヒトが
多いってことかな。もちろん、フィクションなんですけどね。

すごく楽しめて読めました。しろみさんの今後の活躍に期待(笑)。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い、日々の暮らしに煮詰まった時にそっと出して読みたい本。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
みなさんもおんなじ悩みがあるんだなーとか、中々友達には言えない悩みを
しろみさんの男前なアドバイス!でとても心強い!これから更年期を迎えるけれども
しろみさんの本で乗り切れそうです!出会えてよかった!
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 著者の猛烈な愛読者です。「閉経記」・「良いおっぱい悪いおっぱい」を読み、女としての立場から性・妊娠と出産・親子関係・夫婦関係に言及し、それを素晴らしい文体で綴っていく著者の詩人としての才能に感嘆しました。特に「とげ抜き新巣鴨地蔵縁起」は現代日本文学に於ける傑作の一つであると思っています。詩人で無ければ書けない作物でしょう。氏の作品は今後総て読んでいくつもりです。
 しかし、この作品は小説宝石に連載ということもあり、著者が妙に大衆的読み物でなければと考えたのでしょうか?妙にわざとらしい、ふざけた文章の調子が鼻につきますし、読んでいていわゆるシラケてしまいます。ともすると悪ふざけのような文章で、著者の素晴らしい文体能力に自ら傷を付けているように感じてしまいます。これは自分の偏見でしょうか?そのせいか、元来は説得力のある著者の物言いが頭に入ってこないのです。(もっとも同じ様な繰り返しの内容が多いのも確かですが)時として珠玉的な文章があってもそれが印象に残らず、残念ながら読後感も「さて、何が書いてあったっけ?」と今迄の著者の作品のようには、印象が強くありませんでした。
 
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで悩んでいたことを、大した事ではないと笑い飛ばせる強さに、勇気を貰える一冊。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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