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「知の衰退」からいかに脱出するか? 単行本(ソフトカバー) – 2009/1/23
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- 本の長さ440ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2009/1/23
- ISBN-104334975607
- ISBN-13978-4334975609
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商品の説明
出版社からのコメント
本書は現在の「政治」「経済」「社会」「ネット」「教育」「教養」に見られる「知の衰退」現象を取り上げ、私たちがそこから抜け出すためにはどうすればいいのか、そして、いま起こっている問題についてどう考え、どうやって解決策を見つけ出せばいいのかを、大前さんと一緒に考えていく構成になっています。
本書を読み終えたとき、あなたは「考えること」の大切さに改めて気づき、「考えるため」のいくつかのヒントを手にしていることでしょう。
「ピンチこそチャンス」と危機を脱出するのは、気がついたあなたです。たとえ1人でも、行動を起こすしかありません。誰も率先して行動しようとはしない現代の日本社会において、その作業はあなただけのユニークなものになるはずです。
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2009/1/23)
- 発売日 : 2009/1/23
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 440ページ
- ISBN-10 : 4334975607
- ISBN-13 : 978-4334975609
- Amazon 売れ筋ランキング: - 251,995位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,527位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- - 1,626位倫理学入門
- - 9,154位経営学・キャリア・MBA
- カスタマーレビュー:
著者について
1943年、福岡県に生まれる。
早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。
「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。 マッキンゼー時代にはウォールストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネスレビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として拡がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。
この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。
英国エコノミスト誌は、現代世界の思想的リーダーとしてアメリカにはピーター・ドラッカー(故人)やトム・ピータースが、アジアには大前研一がいるが、ヨーロッパ大陸にはそれに匹敵するグールー(思想的指導者)がいない、と書いた。同誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の一人に、また1994年の特集では5人の中の一人として選ばれている。2005年の「Thinkers50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。
2005年、「The Next Global Stage」がWharton School Publishingから出版される。本著は、発売当初から評判をよび、既に13ヶ国語以上の国で翻訳され、ベストセラーとなっている。
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。
趣味はスキューバダイビング、スキー、オフロードバイク、スノーモービル、クラリネット。
ジャネット夫人との間に二男(長男:創希,次男:広樹)。
【略歴】
1943年福岡県に生まれる。
早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を取得。
1970年6月マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。
1970年(株)日立製作所へ入社。(原子力開発部技師)
1972年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。この頃書きためたノートを書籍「企業参謀」として1975年に出版。
マッキンゼー・アンド・カンパニーではディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長、を務める。
世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。
1992年政策市民集団「平成維新の会」を設立、その代表に就任。
1994年20年以上勤めたマッキンゼー・アンド・カンパニーを退職。
同年、国民の間に議論の場を作るとともに、人材発掘・育成の場として「一新塾」を設立し、2002年9月まで塾長として就任。現在はファウンダー。
1996年起業家養成のための学校「アタッカーズ・ビジネス・スクール」を開設、塾長に就任。
1997年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院公共政策学部総長教授に就任。
1997年~
1998年スタンフォード大学大学院経営学部(MBA)客員教授
1998年(株)ビジネス・ブレークスルー設立、代表に就任。2005年4月に本邦初の遠隔教育によりMBAプログラムとして大学院開校、学長に就任、2010年4月にはビジネス・ブレークスルー大学開校、学長に就任。
2002年中国遼寧省、及び、天津市の経済顧問に就任。
2006年大連の名誉市民に選出。
2007年3月財団法人大塚敏美育英奨学財団設立と同時に理事に就任。
2010年重慶の経済顧問に就任。
2011年CCTV (China Central Television(中国中央電視台))顧問に就任。
2012年4月公益財団法人の移行登記をもって公益財団法人大塚敏美育英奨学財団理事に就任。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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でも、日本の将来を考えるうえでも、自分個人の生き方を考えるうえでも、
本当に良い本です。
政治家、官僚のみならず、日本社会やマスコミが「幼児化」している、
というのは本書がでる前にも多くのひとが指摘してきたことですし、
私自身も一部のドキュメンタリー番組を除いて、テレビを見なくなりました。
新聞もやめています。代わりに各分野の(海外を含めた)専門誌や、
その分野を極めたひとの本を読むことにしています。
大前研一通信も購読していますが、
2年くらい前に大前氏の「書きぶり」が変わったので、気になっていました。
2年位前までは「どうして日本は変わらないのか」という苛立ち紛れの口調がどんどん激しくなってきたので、
「なんで同じ日本人をここまでこき下ろすのか」と感じて購読をやめようとしたのですが、突然やさしい書き方に変わったのです。
「言いすぎ」にご本人が気づいたこともあるのでしょうが、何を言っても書いても分析しても変わらない日本の状況に疲れ、
半ば諦めてしまったのではないかと感じていました。
本書を読んで、やはり大前氏はそういう心境も持っていることを実感しました。
それでも、日本が長期衰退し、シンガポールにも1人あたりGDPで抜かれ、韓国だって国連事務総長をだしたのに、
日本からは(かつての盛田氏などのように)尊敬される人材もまるで出なくなっていることに、とても悔しい思いがあるようです。
何とか現状を変えたい、と懸命なのも伝わってきて、日本人の一人として大前氏への感謝の念を禁じえません。
一言でいえば、外国に学ぼう、ということです。
外国の良いところを見出して、それを自分のものにすることこそが日本の良き伝統であるのに、今はそれを全くしなくなっているので、日本が衰退している、
という指摘には納得しました。
「学ぶ」というと上下関係を感じさせるので嫌がるひとも多いのですが、要は真似する、ということであり、
アメリカやフィンランドのみならず、シンガポール、インド、中国、韓国からも強さの源泉を盗むのが、彼らに負けない日本の生き方だと思いました。
もうひとつは、自分で考える、ということです。
今の日本人はトップから大衆に至るまで、考えることをやめてしまったのではないか、という指摘にも納得しました。
考えない集団の中で、自分は考える習慣をつければユニークな存在になれて
成功しやすくなる、というのも本当だと思います。
一部賛成できないところもありました。
これからのビジネスマンに必要な三種の神器は、
「IT」「英語」「ファイナンス」であり、古典的な教養は不要、との意見です。
学校教育に取り入れるべきだという意見もお持ちのようです。
これは「国家の品格」の藤原正彦氏を意識しているようです。
大前氏の「IT」はGoogleの検索や基本ソフト(EXCEL、WORD)を指している
以上のことは読み取れませんでした。
「ファイナンス」も、年○○%くらいで運用することや、分散投資、
家を買うときは年収の○倍以内にする、などごく基本的なことを指しているようです。
このようなことは、良書を数冊読み、その気になって投資先を探せば
すぐ実践できる話だと思います
(それさえ実行していない人が多い、ということかもしれませんが)。
また、英語力の向上については非常に賛成ではあるものの、これ以上英語の授業時間を増やすよりも、英語の教え方を抜本的に研究して改善するほうが大切だと思いました。
ほかの科目の授業時間を減らして英語学習に振り分けるなら、英語国の思うつぼだと感じます。
古典的な教養についても、大前氏は不要だとしています。
でも、ビジネスの中で直接話題にならないとしても、
思考力や洞察力を養う上で、大変な訓練になると思います。
大前氏がすぐれた政治家だと指摘する李登輝氏も、
その著書の中で古典の重要性を繰り返し指摘しています。
藤原正彦氏は、古典的教養の大切さに並んで、数学の重要性を挙げていますが、大前氏ご自身も物理の勉強の過程で、論理的思考力を養ったのでしょうから、
学校教育では、そういった基礎力のほうが非常に大切ではないでしょうか。
社会にでれば、直接使わない難解な教養と格闘する(思考や認識を訓練する)
時間はとれないのですから。。
小学生に株を教える、というのは、大前氏には新しい時代への適用だと映り、
藤原氏には愚民化政策だと映っているようですが、
これに関しては藤原氏のほうに賛成です。
そういう部分は多々あるのですが、大いに考えさせられる本でした。
私も大前氏に習って、youtubeのトップ10などをみて情報を仕入れようと思います。
本書を読んで改めて自分の気を引き締めた。
戻せ!」というメッセージが込められた本。著者の作
品は初めてですが、注釈が少なく、誤解を怖れていな
い文章なので、主張がわかりやすいです。
著書では、最初に考えない現在の社会を認識し、それ
により誰が得をしているかを探っていきます。その中
で納得したのが、「教育を再生すること自体が間違い」
との主張。必要な能力や教養は時代により変化してき
ており、昔の状態に戻るのは意味がないと指摘します。
“昔は良かった”との情緒的な世界を離れ、あくまで現
実に徹する姿勢は好感が持てます。
著者の考える現代に必須な能力は、英語、ファイナンス、
ITを駆使した論理思考と問題解決力、リーダシップ。そ
して、中国や韓国を含めた他者から“必要なところだけ”
を学び、知識獲得に使っていた時間を考える時間に廻そ
うと主張します。
国や他者に頼らず、自分で立つことの重要性を認識できる
本です。
が、それで終わらせてしまうのは勿体無い。
これを自分事と捉え、行動に移していくことが何より大切なことだと思います。
気になる人もいるかと思うが、
なんとかこの日本を救いたいという思いが
全編で読み取れ一気に読ませてくれる。
雑誌などの記述とかぶっている部分もあるが、
大前節初心者にとってはかなり面白く読ませてもらえるはず。
低IQ化する日本人(決して偏差値ではない)を鼓舞する本書。
俺もやってやろうじゃないか。
そしてこれからは、社会的IQの高い国が低IQ国からどんどん富を奪い、しかもその構造が固定化される恐れがあるとも。これらは格差社会としてすでに起こりつつある未来である。
「知の衰退」から脱却するためにはどうすればよいか。
つまるところ、本書では「自分で考える力」を身につけること、さらには「それを実行する勇気」と「結果が出るまで続ける執念」をもつことと主張している。
本書では「考えることの大切さ」として、様々な社会現象に対する著者の考察が大部分を占めるが、個人的には耳にしたことのあるもの(日本人の貯蓄選好、官製不況、食品偽装、税収問題、郵政民営化、年金問題、教育問題、サイバー社会等)が多い。
ややもすると、いつもの(?)著者の考察・解決策の事例集になってしまうが、読んで損はない。
個人的には、こういった考察より「社会的IQ、集団IQ、しいては組織IQを高めるための仕組み・事例」を深堀してほしかった。
一つには、ネット(サイバープラットフォーム)を活用したクラウドソーシングのような仕組みを挙げており、これらは示唆するものが多い。一方で、ネット上の集団知をリアル社会につなげていく方法(著者は”アウフヘーベン”と述べているが...)は自身も模索中と述べており、個人的にも興味の対象が広がった。(千葉県の銚子電鉄の再生もこれに近いものがある。)
リアル社会につなげるということは、実行し形のあるものにすることと考えるが、この実行には人の心の中の意識改革、変化に対する不安と期待、といった感情的な要素も関係してくる。
そうなると、人の話に耳を傾ける能力、相手の立場にたって考えられる寛容さ、強さ・優しさ、モチベーションを高められるエンパワーメント能力などの仕組みも必要になってくるかもしれない。
そして、常に持ち続けなければならない大切なことは、「変化を恐れる気持ち、このままでよいという保守的な気持ちに打ち克つ心の強さ」と「周りに流されない自分らしさ」なのかもしれない。勇気付けられる一冊です。
「過ちも失敗も多かった。だが、後悔する余地はない」(H.ヘッセ)こんな人生を送りたいものです。
興味ぶかい点のひとつは,「いわゆる教養主義は 1970 年前後に消滅し」,「最近では世界のエグゼクティブと言われる人間でも,伝統的な教養をあまり知らない」,だから「古典的教養」を復活させるのでなく,ネット社会重視の「21 世紀の教養」を身につけるべきだといっていることである.
この本の内容にはうたがわしい点も多々ある.「思考停止」してそれを信じるのは著者がもっとものぞんでいないことだろう.刺激的な著者の意見を自分のあたまでかんがえなおせば,えられるものはすくなくないだろう.