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比類なきジーヴス (ウッドハウス・コレクション) 単行本 – 2005/2/1
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- 本の長さ305ページ
- 言語日本語
- 出版社国書刊行会
- 発売日2005/2/1
- ISBN-104336046751
- ISBN-13978-4336046758
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出版社より
世界最高のユーモア小説!
皇后陛下がお誕生日のご回答の中で、〈ジーヴス・シリーズ〉こと「ウッドハウス・コレクション」に言及されました。
美智子皇后陛下
公務を離れたら何かすることを考えているかとこの頃よく尋ねられるのですが、これまでにいつか読みたいと思って求めたまま、手つかずになっていた本を、これからは1冊ずつ時間をかけ読めるのではないかと楽しみにしています。
読み出すとつい夢中になるため、これまで出来るだけ遠ざけていた探偵小説も、もう安心して手許に置けます。
ジーヴスも2、3冊待機しています。
(2018年10月20日 皇后陛下お誕生日のご回答文書より)
『ウッドハウス・コレクション』(ジーヴス・シリーズ)
P・G・ウッドハウス原作〈ジーヴス・シリーズ〉。英国女王母エリザベス陛下やブレア元英国首相も愛読し、イギリスでは何度も映像化されたユーモア文学の最高傑作。ぐうたらなダメ男の若旦那バーティーと、天才執事ジーヴス。世界的に有名なこの名コンビと、奇人怪人変人たちがくり広げる、笑いの渦巻く人間喜劇。
全14巻
登録情報
- 出版社 : 国書刊行会 (2005/2/1)
- 発売日 : 2005/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 305ページ
- ISBN-10 : 4336046751
- ISBN-13 : 978-4336046758
- Amazon 売れ筋ランキング: - 408,006位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
どちらもそれなりに面白くて、でもかもしだす雰囲気が違う。
それで、何が違うから雰囲気が違うのだろうと、
同じ話を一行ずつ、訳のとり方を確認してみました。
すると、事実関係が違っているところが結構あることに気がつきました。
表現の問題とか、訳し方ではなく、ジーヴズの返答の「イエス」「ノー」が異なっている。
とか、明らかに主語のとり方が異なっている。みたいなことです。
それによって物語の面白さが変るということはないのですが、
なんだか気になりました。
キャラクターの話し方も「事件簿」で気に入った自分にはがっかりでした。これはどちらを先に読んだかでまた印象が違うのかもしれませんが。
ただこの小説を日本でシリーズとして刊行してくださっている点には大変感謝致します。作品として大好きになりましたので、続きも読むつもりです。
PGウッドハウス、この人は ほんとに面白い笑えるユーモア作家である。もっと若いころ、十代にウッドハウスを知っていたら、もっと楽しく人生を過ごせたろうな と思えるほど、世界のとらえかたが素晴らしい。
笑える部分を引用して その面白さを紹介したいのだが、ちょっと長くなるんで割愛。
イギリス人だが、若いころはアメリカでジェロームカーンの曲に作詞したり、中年になってから1941年くらいにヨーロッパでナチスに捕まり、イギリス向けラジオ放送で ユーモアたっぷりにしゃべりまくって イギリスの知識人らを激怒させ、ジョージオーウェルが「ウッドハウス擁護」という文章で、「ウッドハウスは悪いんじゃなくて思慮が足りないんで赦したげて」と書いたり、
まあ、なかなか面白い人生を送った人でもあったそうだ。
笑いの才能は幼児性を前提とする ってやつかも。
森村さんの翻訳にかんしては賛否両論でてるが、ぼくは断固支持。そもそも、「賛否両論うずまくとき、その作品はいちばん生命力を持ってる」byオスカーワイルド って話。
だから、みんながみんな絶賛してるブライアンウィルソンのno pear pressureは、ファンだけが喜ぶジャンル吸収作品なんじゃないかなあ。←何の話?
ま、とにかく、イギリスの国民的ユーモア作家である。ほんとうに、腹をかかえて笑える。
最近まで僕のレーダーにひっかからなかったのが不思議なくらい。
原語で読めば 面白いのかな?
いくつか例をあげます。
・朝、ニュースを聞かれて答えるシーン
岩永訳「バルカン半島で何か小競り合いがあったようでございますが、他には取り立てて」
森村訳「バルカンで少々軋轢がございます他は取り立ててございません」
・上機嫌に夢想しているシーン
岩永訳
浮き浮きした気分、ロマンチックというやつだが、わかるかなあ。僕は女の尻ばっかり追いかけるたちじゃないが、こんな朝などは、かわいい女の子が僕のところに飛びこんで、暗殺者か何かから身を守ってくれと頼ってこないものかと考えたりする。
森村訳
気分が上を向いている。ロマンティック、と言ったらわかるだろうか。僕はそれほどご婦人向けの男ではないが、しかしこの朝は、今の僕に本当に必要なのはチャーミングな女性が駆け寄ってきて僕に暗殺者から何かから救ってくれと懇願することなのだと思えた。
・食堂でひどいメニューを注文するシーン
岩永訳
丸パンとコーヒー以外のメニューは、毒殺名人のボルジア一族でもとりわけ邪悪な連中が特に恨みのある人間を暗殺するために作ったもののように思えたので、僕は丸パンとコーヒーだけを注文した。メイベルは離れていった。
森村訳
恨みを抱く相手のために腹黒いボルジア家の一族が特別にこしらえたのではない食べ物はメニュー上で唯一、パンとバターとコーヒーだけであるように見えたので僕がそれを頼むと、メイベルは立ち去った。
・書評について聞くシーン
岩永訳
「いまどきそんな本があるのかい? 新聞で見る限り、結婚したけれど世界は灰色だとか、いっしょにいると我慢がならないとかいう話ばかりじゃないか」
森村訳
「そんな本が最近出ているのかい? 書評誌には人生灰色だっていう夫婦がもういっしょにいるのは我慢できないって言ってる話がひとつあったきりだったが」
個人的には岩永訳のほうがテンポがよくて読みやすく、また表現としてもやんちゃな青年っぽさと洒脱さがあって気に入っています。森村訳はどうもくどくて野暮ったく、もったり重たい感じがします。
訳としてどちらが正しいかは私にはわかりませんが、続刊はともかくとしてこの本に収録されているエピソードは岩永・小山訳で読まれることをおすすめします。
構成は連作短編で、一気に読み終えるともったいないので、すこしづつ読もうと思っても、ついつい次の話を読んでしまいます。
いわゆる中毒性のある本です。
この手の物語の例にもれず、若旦那が自分で考えて行動すると大抵失敗します。そしてジーヴスの出番となるわけですが、若旦那がジーヴスの手を借りずに何かしようとする理由がまた・・・。
この「ジーヴス」シリーズは今後も出る予定らしいので、今後に期待大です。