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戦争と美術1937‐1945 大型本 – 2008/1/25
- 本の長さ287ページ
- 言語日本語
- 出版社国書刊行会
- 発売日2008/1/25
- ISBN-104336049548
- ISBN-13978-4336049544
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登録情報
- 出版社 : 国書刊行会 (2008/1/25)
- 発売日 : 2008/1/25
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 287ページ
- ISBN-10 : 4336049548
- ISBN-13 : 978-4336049544
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,397,281位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 734位アート・芸術
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦時中の美術展の作品も掲載されている。また、行方不明の絵も掲載されいて、参考になります。編集者の苦労が分かります。素晴らしい絵集というか、画集です。特に戦後生まれの者には、興味深々です。
2017年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かつて多くの画家にとって力の見せ所であった戦争画には、細かいところまで描きこまれているものがありますが、こちらは大型本のため、図版が大きく、また印刷もきれいなので、そういったところまでよく確認することができました。とても見応えがあります。
さらに、現在所在不明の戦争画に関しても、調査の及ぶ限りで図版が掲載されているようで、資料価値が高いと思います。
そうした図版とともに、戦争美術研究を代表する先生方による、最新の調査結果を反映した論文、そして各作品に関する解説、どれをとっても今後の日本の戦争美術研究に欠かせない本だと思います。
ただ一つ残念だったのが、藤田嗣治のカラーの作品図版が掲載されていないことだったのですが、2016年12月に藤田作品を収録した改訂版が出版されましたので、これから購入される方は、そちらをおすすめします。
さらに、現在所在不明の戦争画に関しても、調査の及ぶ限りで図版が掲載されているようで、資料価値が高いと思います。
そうした図版とともに、戦争美術研究を代表する先生方による、最新の調査結果を反映した論文、そして各作品に関する解説、どれをとっても今後の日本の戦争美術研究に欠かせない本だと思います。
ただ一つ残念だったのが、藤田嗣治のカラーの作品図版が掲載されていないことだったのですが、2016年12月に藤田作品を収録した改訂版が出版されましたので、これから購入される方は、そちらをおすすめします。
2013年8月26日に日本でレビュー済み
大判の美術書、全285ページなのだが、なんと142ページから論文集と作品解説なのである。
ほぼ半分だ。(紙質は、絵と論では当然変えているが)
藤田嗣治の作品は、著作権継承者の許可が得られなかったため掲載されていない。(絵はモノクロで小さく、作品解説のみ)
心を打つ作品ばかりなので、もっともっと絵を見たい・・・。
以上、購入時の落胆の記憶。(何せ高価だし)
延々と続く論は、全部が何やら戦争画の本を出すことの言い訳的なものに感じられてしまう、といのは言い過ぎだろうか。
戦争も軍隊もより身近な時代、その時代の画家が戦争を題材にとることは自然だし、事後解釈での批評は止むを得ない側面はあるものの、現代からの安易なヒューマニズム的断罪や臭いものに蓋的な放棄はもっとも避けなければならないものだ。
普通に戦争を題材にした絵も鑑賞できなければ。
きっと同じ事を言っていると思うのだが、これだけで一冊単行本出せる分量の論文集は膨大で正直辟易したし、繰り返すがこの大判の本では、いかにももったいないと感じてしまう。
画家も含め、表現者たるもの、一度は世に問うた己の作品は、たとえ時代を訳にしても隠蔽回避は出来ぬ。
己の表現は、時代を超えて感受され評価され続ける運命にあるのだから。(まあ、忘れ去られると言うことも当然あるが)
覚悟と矜持、感受する者を動かす力。
掲載されている絵は、翼賛的な表現はほとんど感じない。
意外だった。
やはり画家の善悪を超越した人間の描写力は、凄まじいものがある。
16ページに渡り紹介されている現所在不明作品が貴重、もっと大きなサイズで見たかった。
貴重な大型画集、中途半端な構成なのが惜しまれる。
※新潮社『画家たちの「戦争」』(とんぼの本)は、収録画数は少ないが藤田嗣治の作品も掲載されていて、値段も手頃です。
ほぼ半分だ。(紙質は、絵と論では当然変えているが)
藤田嗣治の作品は、著作権継承者の許可が得られなかったため掲載されていない。(絵はモノクロで小さく、作品解説のみ)
心を打つ作品ばかりなので、もっともっと絵を見たい・・・。
以上、購入時の落胆の記憶。(何せ高価だし)
延々と続く論は、全部が何やら戦争画の本を出すことの言い訳的なものに感じられてしまう、といのは言い過ぎだろうか。
戦争も軍隊もより身近な時代、その時代の画家が戦争を題材にとることは自然だし、事後解釈での批評は止むを得ない側面はあるものの、現代からの安易なヒューマニズム的断罪や臭いものに蓋的な放棄はもっとも避けなければならないものだ。
普通に戦争を題材にした絵も鑑賞できなければ。
きっと同じ事を言っていると思うのだが、これだけで一冊単行本出せる分量の論文集は膨大で正直辟易したし、繰り返すがこの大判の本では、いかにももったいないと感じてしまう。
画家も含め、表現者たるもの、一度は世に問うた己の作品は、たとえ時代を訳にしても隠蔽回避は出来ぬ。
己の表現は、時代を超えて感受され評価され続ける運命にあるのだから。(まあ、忘れ去られると言うことも当然あるが)
覚悟と矜持、感受する者を動かす力。
掲載されている絵は、翼賛的な表現はほとんど感じない。
意外だった。
やはり画家の善悪を超越した人間の描写力は、凄まじいものがある。
16ページに渡り紹介されている現所在不明作品が貴重、もっと大きなサイズで見たかった。
貴重な大型画集、中途半端な構成なのが惜しまれる。
※新潮社『画家たちの「戦争」』(とんぼの本)は、収録画数は少ないが藤田嗣治の作品も掲載されていて、値段も手頃です。
2008年9月21日に日本でレビュー済み
まず、この本のサイズと装丁の鶴田吾郎《神兵パレンバンに降下す》の美しさが特筆モノ。確かに価格は張るが、内容は非常に充実している。小磯良平、宮本三郎、向井潤吉、川端龍子ら錚々たる戦争画のビッグネームの代表作に加え、これまで見た事の無かった作品も相当数カヴァーされている。北脇昇、北川民次、山下菊二、井上長三郎、須田国太郎といった意外な画家の作品も収録されている。何よりも有り難いのは、「現所在不明作品」も多数図版(カラーを含む)が収録されている事。そこには白黒図版ではあるが、吉原治良、松本俊介、丸木俊らの作品まである。
唯一残念なのは、著作権継承者の許可が得られなかった為、藤田嗣治作品のカラー図版が収録されていない点だ。しかし、巻末の藤田作品解説には他の書籍で見る方法が極力記されているのは良心的である。又、藤田代表作の何点かは巻末解説に小さい白黒図版が付されている。
解説も充実していて、現時点で望みうる最も包括的な日本の戦争画集成であろう。
唯一残念なのは、著作権継承者の許可が得られなかった為、藤田嗣治作品のカラー図版が収録されていない点だ。しかし、巻末の藤田作品解説には他の書籍で見る方法が極力記されているのは良心的である。又、藤田代表作の何点かは巻末解説に小さい白黒図版が付されている。
解説も充実していて、現時点で望みうる最も包括的な日本の戦争画集成であろう。
2008年2月7日に日本でレビュー済み
針生さん、まだ元気なんですね。僕の大学での教養課程での日本文学の先生でした。実はこの本は購入した作品ではありません。だってこの値段では買えません。表紙が懐かしくて。実はこの表紙の絵は僕が子供の時に購入したtime-life社のchurchillの第二次大戦回顧録の縮刷版にカラーで掲載されています。1965年頃の出版ですので、クレジットを見てみると米国の軍貯蔵と書かれています。おそらく戦後、米国に持ち出された後に、どういう経路でか複製されて、掲載されたのでしょう。この絵を選んだ縮刷版のエディターはどういう思惑でこれを選択したのでしょうか。この表紙は、パレンバン(インドネシアの油田地帯)へ降下した日本の陸軍の落下傘部隊が主題です。珍しい作品です。このチャーチルの縮刷版にはほかにもいくつかの日本の画家の戦争画が掲載されています。皮肉な現象です。本家の日本からは持ち去られ、その後もタブーでなかなか公開されなかった作品が、戦勝国の首相の回顧録に掲載されていたとは。星は、読んでないのであくまでも参考程度です。