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にっぽんのかわいいタイル 昭和レトロ・モザイクタイル篇 単行本 – 2016/6/10
加藤 郁美
(著)
「モザイクタイル」とは、タイル1枚の表面積が50平方センチメートル以下のタイルのこと。かつては一般の家庭でもお風呂や炊事場で、あるいは銭湯や映画館、煙草屋などでごく普通に使われていました。驚くべきは、昭和を彩ったこのモザイクタイルの約8割が、わずか4キロ四方の小さな町、岐阜県多治見市笠原町で作られていたこと。その立役者は一人の青年・山内逸三で、彼の独創と努力によって笠原町のタイルは、日本全国に、そして世界に広まったのです。 笠原町では2016年6月3日、藤森照信氏設計による独特の建物も話題の多治見市モザイクタイルミュージアムが開館しました。本書は、同館所蔵モザイクタイルの名品を収録する第1部、23歳で美濃焼モザイクタイルを創製した山内逸三、そして彼と藤井厚二や甲子園ホテルとの知られざる関連を追う第2部、町全体がひとつの工場のような笠原町を訪ね、タイルの製造過程を紹介する第3部、人魚や桃太郎といった美しくも妖しいモザイクタイル画など、笠原タイルを今に残すレトロな街町を歩く第4部で構成されます。なつかしいモザイクタイルを深く楽しく紹介する、充実の一書です。
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社国書刊行会
- 発売日2016/6/10
- ISBN-104336060126
- ISBN-13978-4336060129
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登録情報
- 出版社 : 国書刊行会 (2016/6/10)
- 発売日 : 2016/6/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 254ページ
- ISBN-10 : 4336060126
- ISBN-13 : 978-4336060129
- Amazon 売れ筋ランキング: - 722,724位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 37,843位アート・建築・デザイン (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本当は、実際にタイル展に足を運んでみたかったのですが叶わず、せめてと購入しましたが、
様々なタイルが美しく掲載されていて、とても惚れ惚れしました。
様々なタイルが美しく掲載されていて、とても惚れ惚れしました。
2016年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイル愛に溢れた本です。
テーマは、昭和の家にはどこにでもあったモザイクタイルについて。懐かしくも美しいタイルをたくさんの写真で紹介しつつ、タイルの歴史と製造方法と、その開発者をとことん調べあげた本です。
テーマは、昭和の家にはどこにでもあったモザイクタイルについて。懐かしくも美しいタイルをたくさんの写真で紹介しつつ、タイルの歴史と製造方法と、その開発者をとことん調べあげた本です。
2016年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
モザイクタイルについていろいろと知りたいと思っていたところだったので、発売前からワクワクして待ってました。
急に書名がかわっての発売&2冊に分かれる?(こちらは昭和篇)に、「ん?」と思いましたが、
2冊に分かれる分には、「もっと詳しく見ることができる」と嬉しかった半面
書名は元の方がよかった気も(内容にあっていた気がします)。
ただ、内容はモザイクタイルの成り立ちから、コレクション、タイルの町への旅など盛りだくさんで
オールカラー!見ごたえあります。
写真が多いせいか、、その説明が足りない部分もあったりしてそこがマイナス部分です。
個人を特定できないようになのかもしれないけれど、だいたいの地図があれば、実際に足を運んで見に行けるのにな、と少々残念に思いました。
次刊も楽しみにしています。
急に書名がかわっての発売&2冊に分かれる?(こちらは昭和篇)に、「ん?」と思いましたが、
2冊に分かれる分には、「もっと詳しく見ることができる」と嬉しかった半面
書名は元の方がよかった気も(内容にあっていた気がします)。
ただ、内容はモザイクタイルの成り立ちから、コレクション、タイルの町への旅など盛りだくさんで
オールカラー!見ごたえあります。
写真が多いせいか、、その説明が足りない部分もあったりしてそこがマイナス部分です。
個人を特定できないようになのかもしれないけれど、だいたいの地図があれば、実際に足を運んで見に行けるのにな、と少々残念に思いました。
次刊も楽しみにしています。
2016年8月14日に日本でレビュー済み
オールカラーで、美しい色彩のタイルが次から次へと登場します。
「昭和レトロタイル・コレクション」では、2016年6月に開館されたばっかりの「多治見市モザイクタイルミュージアム」の昭和30年代の逸品が掲載してありました。
第2部で登場する山内逸三の「錦窯山内製陶所」の丸タイル(6p)は、本書の表紙にも使用されています。シンプルでいて、見る者を引き付ける魅力が伝わりました。
その他の多彩なデザインは、いまでも「かわいい」という形容詞が浮かび上がるような個性が輝いていました。最盛期は世界のシェアの80%をこの多治見の笠原町で生産されたそうですが、タイルにもメイド・イン・ジャパンの矜持が流れているようです。
「徳利スレンダー」「米タイル・アルプス入り」などを見ていると様々な形状と色合いのタイルがあることを教えてもらった気がします。
52ページにユニークな「多治見市モザイクタイルミュージアム」の外観が写し出されています。いつの日にか訪れることを検討していますので。
「山内逸三という青年がいた 23歳で美濃焼モザイクタイルを創製した若者」は、モザイクタイルの発展と歴史が記されています。山内さんの素晴らしいところは自分の開発した技術を町の人全部に使わせていたそうで、それが笠原町の発展につながりました。
71ページの「甲子園ホテル」の記述は特に関心をもって読みました。ここを10日後に訪れます。外観だけでなく、内部のタイルの幾何学模様など、美術の粋を集めたホテルだと思いました。
そして、80ページに記載がある「山内逸三試作品。アールのついたタイルとその型」との合致の瞬間は、筆者の調査探究した努力の結晶だと思いました。丹念な取材が、84年前の仕事をつなげました。
「タイルの町、笠原町のひとびと 町全体がひとつの工場」には、今も生産されている現場の写真が数多く紹介してあります。歴史に学びながら、新しい時代に対応しようという企業の姿を垣間見ました。
「モザイクタイルの旅 昭和をのこすタイルな街町」では、日本各地に残っている素敵なタイルの建物を紹介してあります。愛知県が比較的多いですが、「瑞芳(台湾)、勧済堂(台湾)、新荘(台湾)」など、戦前の日本統治時代のものが今も健在でした。この丹念な調査が本書の魅力でもありますし、筆者・加藤郁美さんのかける思いが感じられる章でもありました。
「昭和レトロタイル・コレクション」では、2016年6月に開館されたばっかりの「多治見市モザイクタイルミュージアム」の昭和30年代の逸品が掲載してありました。
第2部で登場する山内逸三の「錦窯山内製陶所」の丸タイル(6p)は、本書の表紙にも使用されています。シンプルでいて、見る者を引き付ける魅力が伝わりました。
その他の多彩なデザインは、いまでも「かわいい」という形容詞が浮かび上がるような個性が輝いていました。最盛期は世界のシェアの80%をこの多治見の笠原町で生産されたそうですが、タイルにもメイド・イン・ジャパンの矜持が流れているようです。
「徳利スレンダー」「米タイル・アルプス入り」などを見ていると様々な形状と色合いのタイルがあることを教えてもらった気がします。
52ページにユニークな「多治見市モザイクタイルミュージアム」の外観が写し出されています。いつの日にか訪れることを検討していますので。
「山内逸三という青年がいた 23歳で美濃焼モザイクタイルを創製した若者」は、モザイクタイルの発展と歴史が記されています。山内さんの素晴らしいところは自分の開発した技術を町の人全部に使わせていたそうで、それが笠原町の発展につながりました。
71ページの「甲子園ホテル」の記述は特に関心をもって読みました。ここを10日後に訪れます。外観だけでなく、内部のタイルの幾何学模様など、美術の粋を集めたホテルだと思いました。
そして、80ページに記載がある「山内逸三試作品。アールのついたタイルとその型」との合致の瞬間は、筆者の調査探究した努力の結晶だと思いました。丹念な取材が、84年前の仕事をつなげました。
「タイルの町、笠原町のひとびと 町全体がひとつの工場」には、今も生産されている現場の写真が数多く紹介してあります。歴史に学びながら、新しい時代に対応しようという企業の姿を垣間見ました。
「モザイクタイルの旅 昭和をのこすタイルな街町」では、日本各地に残っている素敵なタイルの建物を紹介してあります。愛知県が比較的多いですが、「瑞芳(台湾)、勧済堂(台湾)、新荘(台湾)」など、戦前の日本統治時代のものが今も健在でした。この丹念な調査が本書の魅力でもありますし、筆者・加藤郁美さんのかける思いが感じられる章でもありました。
2019年5月28日に日本でレビュー済み
タイトルに惹かれて購入しましたが内容的にはネットで調べるとすぐ出てくるないよばかりで
正直がっかりしました。
なので星1個
正直がっかりしました。
なので星1個