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発売元 澤口書店
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: 2012年重版。カバーあり。
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高安犬物語 (戸川幸夫動物物語 1) 単行本 – 2008/12/1

4.7 5つ星のうち4.7 15個の評価

第32回(昭和29年度下半期) 直木賞受賞
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 国土社 (2008/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 206ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4337122311
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4337122314
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 15個の評価

著者について

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戸川 幸夫
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子どもに昔読んだ牙王物語を読んであげたところ大変気に入り、あとがきで出ていた本書も読みたがり、私の興味もあって購入しました。筆者が接した最後の高安犬の事以外にも、今とは違う世相や社会の雰囲気も感じられるので、今となっては資料としても貴重なものだと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年10月18日に日本でレビュー済み
 「高安犬物語」「熊犬物語」「北へ帰る」「土佐犬物語」「秋田犬物語」の5篇が収められている。
 戸川幸夫は、小説家としては3流以下であると思う。人物表現は薄っぺらで、構成力はなく、文章もお粗末である。しかし、動物を主役に据えさせれば、そこそこ読めるものを仕上げてくる。
 本書に収録された5篇は、大正~昭和初期、日本犬の保存が問題となった時期を背景としている。明治維新以降にもたらされた洋犬との交雑が進み、純粋な日本犬は山間部の猟犬にしか残らなくなった頃のことだ。このままでは本来の強さや逞しさが失われてしまう。危機を感じた日本犬愛好家たちは保存会を結成し、各地で「純粋な」日本犬を買い漁った。それに伴う悲劇や欺瞞が本書のテーマとなっている。暗い話ばかりである。しかし、その暗さが大切なのであろう。
 動物の魅力は純粋で愛らしいことだけではない。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
約53年ぶりに原本と再会でき感激です。高安犬の「種」を後世に残そうと必死に努力する。報われない寂しい結末ですが、主人公が立派な行動をした事を初めて知りました。当時の私は17歳。昼は働き、夜間高校に通い毎日を忙しく過ごした時期てした。今回、本の購入が叶いまして誠に有難う御座いました。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔読んだ本が懐かしくて。
しかも今でも読み継がれているとは、とてもうれしかったです。
包装もしっかりしてロイ、封を切ると新しい本の香り。
ありがとうございました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年5月8日に日本でレビュー済み
胸を打つ物語だった。
いや、これは、作り話ではないらしい。
ほぼ実話だということだ。

本当だとすると、世の中にこんな立派で凄い犬がいたのかと驚きを隠せない。
自分は動物が好きで、シートン動物記を子供のころから読んでいたが、
日本人作家で、ここまで人間と動物を書いた小説を書ける人がいたことが嬉しい。

「高安犬物語」に登場する犬「チン」は、まさに英雄的存在だ。
だが、人間に寄り添い、人間とともに生きてきた名もなき犬たちの中にも、素晴らしい犬はたくさんいたのだろう。

もっと、犬と解りあい、心を通わせ、犬と仲良くなりたくなった。犬をただの犬だと思えなくなった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年12月11日に日本でレビュー済み
小学生の頃読みました。
あまりにも懐かしいのと、こういた類の良い読み物、書き手がいらっしゃらなくて虚しい。
甲斐犬を子供が欲しがり、ふと思い出したのがこの本。直木賞を受賞して漫画も犬の飼い方図鑑に掲載されていたと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年10月27日に日本でレビュー済み
日本の作家の中で戸川幸夫ほど
動物を題材とした物語を書ける人はいないでしょう
この高安犬物語は実際にあった
作者本人が体験したノンフィクション風小説です
高安犬とは山形の一部にのみ産した、幻の犬種です
明治に入り、西洋犬の輸入とともに純血の日本犬が
絶滅していく中、日本最後の純血の高安犬に作者は出会います
チンというその犬は最高の熊猟犬でもあったのです
手負い熊を噛み殺し、大鷲をたたきおとし
タイマンで土佐闘犬にも勝ってしまう!
更には溺れた子供も助けてしまう、スーパーマンみたいな犬です
(↑全部、実話らしい)
「もし人間に生まれていれば大臣になっていた」(文中より)と
飼い犬に言わしめた、最高の犬との出会いと別れを描いた力作
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
決して野生を失っていない孤高で威厳に満ちた犬と深い情愛と信頼で結ばれた人との濃密な交流が描かれた極めて感動的な短編集である。