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昨晩お会いしましょう 単行本 – 2001/10/1
- 本の長さ286ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2001/10/1
- ISBN-104344001265
- ISBN-13978-4344001268
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2001/10/1)
- 発売日 : 2001/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 286ページ
- ISBN-10 : 4344001265
- ISBN-13 : 978-4344001268
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,413,679位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 33,186位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
Randy Taguchi first began writing online in 1996 and soon attracted a large following in Japan, where she is sometimes referred to as the "Queen of the Internet." She is a popular and prolific author, whose work includes a busy blog, seventeen novels, two of which -- Outlet and Fujisan -- have been released in English to date, many short stories, and more than twenty essays. She is currently supporting the Fukushima Kid's Summer Camp program, helping children impacted by the 2011 earthquake, and she released a brief essay entitled "How Japan Made the Nuclear Choice" in reaction to the incident. Her latest work, Zazen Girl, was released in 2014.
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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しかし、それだけの描写があってこそ、人の心までもがさらけだされ、誰も口にできなかった深層心理までが描かれているように思いました。
4つの短編からなっているのですが、私は3番目の堕天使に一番引き込まれました。エリートとして暮らす町医者が、最後の最後に見せる姿と彼女のせりふに、共感しました。
生きていることは何なのか、どんな意味を持っているのか。男と女の関係とは何なのか。ランディさんのありったけの気持ちが、描かれているように思いました。
気楽に読めて、でも何か考えさせら得る一面をもった、かなりH描写満載作品です。
話題になっているコンセントなどを読まないとまだ解らないが、少なくともこの本を読んだ限りでは、安っぽいエロ本という印象を拭えない。官能小説ではない。レベルがそこまで及んでいない。
延々と続く性描写、山も谷もないストーリー展開と、似たり寄ったりの女性キャラ。よく謳われる心理描写はいったいどこにあったのだろうか。
買う価値はない。ディープラブやセカチューのように、一昔前のブームにのって本になった、売れてしまった、その程度の本。
何気なく読み始めたものの、性愛描写満載でビックリ。
過激ですが、読後感は悪くなかったです。
主人公の心理に共感できるものがあったからかな?
短編集のあつまり、全体的に性描写が多すぎて、かなりひいてしまいました。
この本を読んで思ったのですが、ここまで描写が過激なものには何か表記が
必要なのかもと考えさせられました。
内容的には読みやすかったのですが、主人公たちの性に対する感じ方にかなり
ズレを感じ、共感できない部分が多かった気がします。
「堕天使」「満月」という短編小説が四作品収録されています。
どの作品も恋愛物で、性描写が満載ですが、当然、ポルノ小説とは違い、
人の心理も描写していると思います。
小説では官能小説(ポルノ)と
普通の小説しか分け隔てが無いように思いますが、
この作品が映画だとしたら、間違いなくR指定となると思いました。
想像力豊かな人なら、下手なエロ写真雑誌よりもかなり、くると思います。
四作品の中で一番印象に残っているのは、「堕天使」です。
四作品の中で、唯一男性の視点から書かれているせいもあるし、
気持が入るような理解できる作品でもありました。
短編で読みやすかったし、読んで損は無かったです。
それでいて他の性的なものが多い作品と違って、
共感したり新たな発見をしたりしながら読めてしまうのは
田口ランディの作品は性的なものが目的ではなく表現の中心なのでもなく、
その奥にある人間の心理を突いているからであるように思えます。
「なんじゃなんじゃ、ポルノ小説かや?」
とおもってしまった。
表現が奇抜で、刺激的なもんだから、底に流れるすごく繊細な感覚的な主題を見逃してしまうところだった。
とくに印象的だったのは「堕天使」
SMの出会い系サイトで知り合った女と不倫の関係をずっと続けている産婦人科医。お互いに伴侶とはセックスレスだが、不仲というわけではない。
家庭と不倫の両立が上手く行っていた、不倫相手が夫の子を妊娠するまでは…。
彼女は「夫の子どもなど産みたくない」と言い、堕胎を主人公に依頼する。
傍目には幸せに見える主人公の人生のすきまに見え隠れする小さな煩悶。
それは、立場は違っても誰にとっても普遍的なものなのかもしれない。