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モロッコで断食 下 愛と断食の日々編 単行本 – 2002/3/1
- 本の長さ289ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2002/3/1
- ISBN-104344001745
- ISBN-13978-4344001749
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商品の説明
商品説明
『ガンジス河でバタフライ』で鮮烈デビュー、ひとり旅をこよなく愛する、たかのてるこの痛快紀行エッセイ第2弾。持ち前の行動力で、周りのみんなを幸せにしてしまう彼女が、モロッコの魅力にとりつかれながら、旅を通して成長していく姿が存分に味わえる。旅を続けるほどに雪だるま式に増えていく出会いや別れ、「偶然」が作る旅の思い出を大切にする著者の世界観が随所に盛り込まれている。
モロッコへ発つ前、スペインで偶然に高校時代の同級生と出会い、彼と行動を共にし、初めて知った「正しい観光」のおもしろさ。熱血スコットランド人によるスパルタスキー教室。ひとりきりで迎えるはずが、現地の人が大合唱で祝福してくれたバースデー。
モロッコではさらに刺激的な出来事が起こる。地元の人の制止を振り切り、現地で知り合った3人でサハラ砂漠徒歩ツアーを断行。イスラムの人たちの人生の機微にふれようと、毎日、日の出から日没までいっさいの飲食を断つラマダーンも体験した。そして、マラケシュの町で知り合ったベルベル人の若者の実家で、彼の家族に囲まれながら生活を送るうちに…。
さまざまな「事件」に遭遇しながら、極限の時のなかで知る人々のやさしさ。日々の暮らしから解き放たれ、あるのは自分の体とリュックだけという身軽さが、彼女の心をよりシンプルにさせる。旅の中で、一期一会的な出会いを何度も重ねるうちに、次々と変わってしまうモノではない、確かなモノを実感していく。
著者は言う。「…こんな旅、もうできないだろうなとつくづく思います。…なんにしても、思い入れの深い、今も私に影響を与え続けている旅です」。(石井和人)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2002/3/1)
- 発売日 : 2002/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 289ページ
- ISBN-10 : 4344001745
- ISBN-13 : 978-4344001749
- Amazon 売れ筋ランキング: - 822,502位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 11位イスラム原理主義
- - 5,240位紀行文・旅行記
- - 9,714位海外旅行ガイド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
「世界中の人と仲良くなれる!」と信じ、7大陸・70ヵ国を駆ける旅人。
ベストセラー『ガンジス河でバタフライ』は、“旅のバイブル”として幅広い年代から支持され、主演・長澤まさみ×脚本・宮藤官九郎でドラマ化もされ話題に。
憧れのダライ・ラマに出会うまでの神秘的なチベット体験を綴った『ダライ・ラマに恋して』、人生で最も影響を受けたジプシー(ロマ民族)との濃厚な交流を描いた『ジプシーにようこそ!旅バカOL、会社卒業を決めた旅』、『淀川でバタフライ』、初めての日本旅エッセイ『あっぱれ日本旅!』、欧州21ヵ国をめぐる鉄道旅エッセイ『純情ヨーロッパ』&『人情ヨーロッパ』など、著書多数。
2011年、18年間、映画会社に勤めた後、独立。世界中の魅力を伝える、ラブ&ピースな“地球の広報”として、執筆、全国の自治体や学校での講演、TV、ラジオ、大学講師など、幅広く活動中。
2018年春、大学教え子の悩みから生まれた本『生きるって、なに?』を、500円でシェアしたい一心で自費出版したところ、口コミで広がり、小学生から90歳まで反響を呼び、シリーズ累計20万部に。
全国の学校や自治体で講演し、サインハグ会で人生相談をうけるうち、生きることに悩む人の心に、もっともっと寄り添える本が作りたい! という思いがあふれ出し、2019年夏、第2弾、『逃げろ 生きろ 生きのびろ!』が生まれ……
2020年、“生きる気マンマンになる本”、第3弾『笑って、バイバイ!』が生まれ
2022年9月10日、待望の第4弾『世界は、愛でできている』が誕生します!
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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私は「モロッコで断食」が、一番好きです!!
こちらの前編である「サハラ砂漠の王子様」と一緒に読むことを是非おススメします!
「恋」と「愛」について。
実話と思えないようなエピソードの連続で、
何度読んでも、読み終わった後は一本の映画を観終わったような感動です。。
モロッコの生活を知る上では、分かりやすいと思います。ラマダンや、イフタールの事など、いろいろ楽しめましたし、いずれ訪れる時の参考にしようとも思います。
ただ、後半で出てくる、恋愛話しって、いるのかしら?と思いました。日本には、恋人を残し、サハラでは別人と恋に落ち、モロッコでは愛を確認し、でも、日本へ帰る決意をする。
ここの部分は、無くていいように思います。特に女性の読者は、不快に感じる方が多いのでは?何だか、本当に愛があったなら、なぜ、モロッコに残らなかったのか?全てを捨てて出来なかったのか?相手の気持ち、相手の家族の気持ちを手玉にとっているように思え、不快でした。ラマダンを知る上では、参考になりました。
著者が誠実なイスラム青年と恋に落ちる下りは、厳格と誠実なイスラムの面だけではない、世界中男女が居ればそりゃあ恋にも落ちるよねー!と一気に引き込まれて行きました。人くささがあるラストが私にはあたたかく救いでした。
旅に出て新しい価値観に出会って驚いて目をさましたい!と今思っています。
痛快な旅行記で大好きなのですが、この「モロッコで断食」は他の作品とはちょっと雰囲気が
違っていて、元気いっぱい!なだけではない著者の姿がありありとみえる作品でした。
どの作品もそうですが、文章のところどころに心を鷲掴みにされる言葉があります。
とくにこの作品では、素直にわかりやすい言葉でその時の心情を表現していて、共感できる部分も多々あり
せつなくてせつなくて号泣してしまいました。
人それぞれ歩く道は違い、選ぶ決断もそれぞれですが、正解不正解ではなく
選んだ道を一生懸命あるけばいいんだな~と感じることができました。
なんとなくわかりにくく不穏なイメージをイスラム教に持っている人がいたら
目からウロコのように印象が変わると思います。
どの宗教も最初は生きている人間が心身ともに健やかに生を全うするためのヒントに
なるべきものだったはずと思っていましたが、その持論にも自信がもてた気がします。