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ベンゲル・ノート 単行本 – 2002/5/1
スポーツキャスターとして活躍する中西哲生は、名古屋グランパス選手時代に、ベンゲル監督のトレーニングメニュー、ミーティングでの発言などを一冊のノートにメモしていた。本書は、そのノートをもとに、世界的名将ベンゲルの理論、戦術のすべてを明らかにする。
- 本の長さ277ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2002/5/1
- ISBN-104344002016
- ISBN-13978-4344002012
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
名古屋グランパスにおけるベンゲル監督のトレーニングメニューやミーティングでの発言をすべて収めた1冊のノートがついに公開される! 一選手の克明な記録が明かす、名将ベンゲルの理論と戦術の全て。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2002/5/1)
- 発売日 : 2002/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 277ページ
- ISBN-10 : 4344002016
- ISBN-13 : 978-4344002012
- Amazon 売れ筋ランキング: - 165,364位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書はサッカーだけでなく、ビジネス書、哲学的な要素も入っている。映画「マネーボール」の主人公がベンゲルのことを尊敬してるらしいが、科学重視で根性論ははいってないところを見習っているのだろう。
2019年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ベンゲル監督のサッカーと、選手を育てて勝つ姿勢が好きでこの本を読みました。実際に一緒に仕事をしていた中西さんの著書ということで、ベンゲル監督の素晴らしい人柄がよく伝わります。しかし、内容は薄く、もっと知りたい、もっと聞きたいと言うまま読み終わってしまいました。ファーガソン監督の自伝や人を動かすのように、ベンゲル監督のもっと重厚な内容の本が出版されて欲しいです。
2010年4月9日に日本でレビュー済み
本書は、2002年6月に出版された。今から約8年前だが内容は色褪せておらず、むしろベンゲル監督のポリシーが一貫していることを再確認した。
以下に、印象に残った箇所を一部引用する。
・Most important thing is detail.
「一番大事なことはディテール(細部)だ」
⇒「細かいところまでしっかりできることが、一番大事なことだ」(p.6-7)
(中略)
○ディフェンスのポイント(p.45-46)
(1)チーム全体のポジションに気をつける。
(2)チーム全体でプレスをかける。
(3)ラインをコンパクトに保ち、ひとりの選手が動いたらそれに対応してポジションを補正する。
(4)チーム全体が横に広がらずに、内側に絞る。
(5)長いボールを蹴らせないように、ボールを持った選手にはしっかり寄せる。
(中略)
○攻撃のポイント(p.46)
(1)ボールを取ったら爆発的な力で前に飛び出す。
(2)シンプルかつダイナミックな展開で攻める。
(3)FWに対して斜めのパスを出す。
(4)2列目からMFがFWを追い越して飛び出す。
(5)攻撃はサイドから。
「チームで1番力のある選手と監督がいい関係にあるチームは強い」(p.52)
「一番反省しているのは、一番苦しんでいるのは、他ならぬ選手だからだ」(p.58)
ベンゲルの選手起用の前提にあるのは、「周囲との絡みでチームに貢献できる選手を使うこと」である。(p.59)
「クリエイティブな部分は選手たちに選択肢を与えているが、私は個人の想像力を生かしたうえでの組織されたサッカーを目ざしているんだ。魅力的なサッカーをするためには、機動力のある大きな動きと速いパス回しが必要だ」(p.62)
「早くシンプルに。つねに最前線にいる2トップを意識しろ」(p.63)
○Pass should be future, not past, not present.
「パスは未来へ出すものだ。過去でも現在でもない」
⇒パスは未来を切り開くためのものだ。だからこそ、前へという意識を持て
(p.63-64)
「あまり多くのことを詰め込み過ぎると、選手たちが緊張してしまう。大事な試合ほど指示はシンプルかつ適切に、ポイントだけでいいんだ」(p.74)
練習の前に必ず内容と要点の説明が必要ということだ。
このトレーニングを実践すれば技術は向上する。しかし選手に学ぼう、上達しようという意志がない限り、効果は半減する。
⇒「選手がそのトレーニングをしんどいと感じた時から、効率が落ちる」(p.78)
○守備の優先順位の確認(p.106)
(1)ゾーンディフェンス
1-1)ボールの状況
1-2)味方の状況
1-3)敵の状況
(2)マンツーマンディフェンス
2-1)敵の状況
2-2)ボールの状況
2-3)味方の状況
・collective(集団で)(p.118)
ベンゲルサッカーに欠かせないキーワード。
集団で考え、集団でプレイすること。
・compensation(コンペンセーション。埋め合わせる)(p.122)
空いたポジションを埋めること。「組織されたサッカー」の第2段階に到達するために不可欠なもの。
「素晴らしいコーチになるには、チームに素晴らしい選手を持つこと。そしてチームの中で一番力のある選手と監督がよい関係を持っているチームはとても強くなる」(p.135)
○ビッグゲーム(タイトルのかかった試合)において気をつけること(p.137)
1.ボールを奪ってすぐ動かすこと
2.攻守において集団で戦うこと
3.絶対に勝つという強い気持ちをみんなで持つこと
○チェックポイント(p.199)
1.自信(積極的な態度)が勝利を確信させる
2.集中(試合の中で自分が何を求められているか理解する)
3.全員がチームの中での自分の役割を自覚して、全員がそれを満たすようにプレーする。
○Our Bases(我々のプレーのベース)とは(p.204)
(1)DISCIPLINE(規律)
(2)ORGANIZATION(組織)
(3)COLLECTIVE SPIRIT(集団でのスピリット)
「海外の移籍にひとつだけ条件を付けるなら、とにかく慎重にクラブを選ぶことを強調しておきたい。選手のキャリアの90%は、所属クラブで決まってしまう。監督がきちんとケアしてくれるのか。現地に慣れるための十分な時間を与えてくれるか。どこのチームに入り、どんな監督と仕事をするのかは十分に注意すべきだと思う」(p.257)
○Respect the game(p.266)
「ゲームに対する尊敬を持ってプレーしよう」
⇒対戦相手がいなければ、ゲームは成立しない・
グラウンドがなければ、ゲームはただのボールの蹴り合いでしかない。
審判がいなければ、ゲームは無秩序な争いになってしまう。
観客がいなければ、ゲームはひどく寒々しいものになってしまう。
だからこそ、サッカーのゲームを構成する全ての人々や物に対する、深い尊敬の気持ちとともにプレーしようじゃないか。
上記では印象に残った箇所を引用したが、他にもベンゲルは人間関係、食事、入浴方法、就寝時間、夜の営み(ご想像にお任せします)というdetail(細部)にも注意を払っていることを本書を通じて知った。また、日本での2年間で学んだことも少なくないこと、並びに日本人に対して好意的な感情を抱いていることも本書を読みながら節々で感じた。
(中略)
最後に、私は本書の続編を強く希望する。理由は2つある。
ひとつは、2002年以降のアーセナルについて知りたいことである。大幅な世代交代(ヤングガナーズ)を決断した背景、新スタジアム建設から現在に至るまでの経緯、外国資本に対する考え等、知りたいことは山ほどある。
もうひとつは、私が抱いた上記の疑問に対するベンゲル監督の回答である。8年間で変わったことはあるのか? また、その理由は?
私だけではなく、グーナーなら誰もが抱いている疑問を著者にみのさん並みにズバッと聞いてほしい。これができるのは、著者しかいないのではないかと考えている。
上記の2点に焦点を当てることにより、コーチ(=監督)としてのベンゲルではなくマネージャー(=GM以上)としてのベンゲルに焦点が当たるだろう。
グーナーの皆様のみならず、サッカーファンなら一度は手に取って読まれることをおススメする。
以下に、印象に残った箇所を一部引用する。
・Most important thing is detail.
「一番大事なことはディテール(細部)だ」
⇒「細かいところまでしっかりできることが、一番大事なことだ」(p.6-7)
(中略)
○ディフェンスのポイント(p.45-46)
(1)チーム全体のポジションに気をつける。
(2)チーム全体でプレスをかける。
(3)ラインをコンパクトに保ち、ひとりの選手が動いたらそれに対応してポジションを補正する。
(4)チーム全体が横に広がらずに、内側に絞る。
(5)長いボールを蹴らせないように、ボールを持った選手にはしっかり寄せる。
(中略)
○攻撃のポイント(p.46)
(1)ボールを取ったら爆発的な力で前に飛び出す。
(2)シンプルかつダイナミックな展開で攻める。
(3)FWに対して斜めのパスを出す。
(4)2列目からMFがFWを追い越して飛び出す。
(5)攻撃はサイドから。
「チームで1番力のある選手と監督がいい関係にあるチームは強い」(p.52)
「一番反省しているのは、一番苦しんでいるのは、他ならぬ選手だからだ」(p.58)
ベンゲルの選手起用の前提にあるのは、「周囲との絡みでチームに貢献できる選手を使うこと」である。(p.59)
「クリエイティブな部分は選手たちに選択肢を与えているが、私は個人の想像力を生かしたうえでの組織されたサッカーを目ざしているんだ。魅力的なサッカーをするためには、機動力のある大きな動きと速いパス回しが必要だ」(p.62)
「早くシンプルに。つねに最前線にいる2トップを意識しろ」(p.63)
○Pass should be future, not past, not present.
「パスは未来へ出すものだ。過去でも現在でもない」
⇒パスは未来を切り開くためのものだ。だからこそ、前へという意識を持て
(p.63-64)
「あまり多くのことを詰め込み過ぎると、選手たちが緊張してしまう。大事な試合ほど指示はシンプルかつ適切に、ポイントだけでいいんだ」(p.74)
練習の前に必ず内容と要点の説明が必要ということだ。
このトレーニングを実践すれば技術は向上する。しかし選手に学ぼう、上達しようという意志がない限り、効果は半減する。
⇒「選手がそのトレーニングをしんどいと感じた時から、効率が落ちる」(p.78)
○守備の優先順位の確認(p.106)
(1)ゾーンディフェンス
1-1)ボールの状況
1-2)味方の状況
1-3)敵の状況
(2)マンツーマンディフェンス
2-1)敵の状況
2-2)ボールの状況
2-3)味方の状況
・collective(集団で)(p.118)
ベンゲルサッカーに欠かせないキーワード。
集団で考え、集団でプレイすること。
・compensation(コンペンセーション。埋め合わせる)(p.122)
空いたポジションを埋めること。「組織されたサッカー」の第2段階に到達するために不可欠なもの。
「素晴らしいコーチになるには、チームに素晴らしい選手を持つこと。そしてチームの中で一番力のある選手と監督がよい関係を持っているチームはとても強くなる」(p.135)
○ビッグゲーム(タイトルのかかった試合)において気をつけること(p.137)
1.ボールを奪ってすぐ動かすこと
2.攻守において集団で戦うこと
3.絶対に勝つという強い気持ちをみんなで持つこと
○チェックポイント(p.199)
1.自信(積極的な態度)が勝利を確信させる
2.集中(試合の中で自分が何を求められているか理解する)
3.全員がチームの中での自分の役割を自覚して、全員がそれを満たすようにプレーする。
○Our Bases(我々のプレーのベース)とは(p.204)
(1)DISCIPLINE(規律)
(2)ORGANIZATION(組織)
(3)COLLECTIVE SPIRIT(集団でのスピリット)
「海外の移籍にひとつだけ条件を付けるなら、とにかく慎重にクラブを選ぶことを強調しておきたい。選手のキャリアの90%は、所属クラブで決まってしまう。監督がきちんとケアしてくれるのか。現地に慣れるための十分な時間を与えてくれるか。どこのチームに入り、どんな監督と仕事をするのかは十分に注意すべきだと思う」(p.257)
○Respect the game(p.266)
「ゲームに対する尊敬を持ってプレーしよう」
⇒対戦相手がいなければ、ゲームは成立しない・
グラウンドがなければ、ゲームはただのボールの蹴り合いでしかない。
審判がいなければ、ゲームは無秩序な争いになってしまう。
観客がいなければ、ゲームはひどく寒々しいものになってしまう。
だからこそ、サッカーのゲームを構成する全ての人々や物に対する、深い尊敬の気持ちとともにプレーしようじゃないか。
上記では印象に残った箇所を引用したが、他にもベンゲルは人間関係、食事、入浴方法、就寝時間、夜の営み(ご想像にお任せします)というdetail(細部)にも注意を払っていることを本書を通じて知った。また、日本での2年間で学んだことも少なくないこと、並びに日本人に対して好意的な感情を抱いていることも本書を読みながら節々で感じた。
(中略)
最後に、私は本書の続編を強く希望する。理由は2つある。
ひとつは、2002年以降のアーセナルについて知りたいことである。大幅な世代交代(ヤングガナーズ)を決断した背景、新スタジアム建設から現在に至るまでの経緯、外国資本に対する考え等、知りたいことは山ほどある。
もうひとつは、私が抱いた上記の疑問に対するベンゲル監督の回答である。8年間で変わったことはあるのか? また、その理由は?
私だけではなく、グーナーなら誰もが抱いている疑問を著者にみのさん並みにズバッと聞いてほしい。これができるのは、著者しかいないのではないかと考えている。
上記の2点に焦点を当てることにより、コーチ(=監督)としてのベンゲルではなくマネージャー(=GM以上)としてのベンゲルに焦点が当たるだろう。
グーナーの皆様のみならず、サッカーファンなら一度は手に取って読まれることをおススメする。
2008年7月6日に日本でレビュー済み
アーセン・ベンゲルは無限の引出しをもった監督である。
以前そんな文章を読んだおぼえがあるのですが、それはウソです。
本書を読めばわかります。
本書の中心は、元名古屋グランパスエイトの中西哲生が記したベンゲルによる練習メニュー。
現在もアーセナルで実践されている。
それらは繰り返し実践されているもので、次から次へと無限にメニューが出てくるわけではない。
ようするにベンゲルとて持ちネタには限りがあって状況に応じ、必要に応じてバリエーションを持たせて繰り出しているということ。
世界最高峰であろうと、Jリーグ級であろうと(おそらくそれ以下であろうと)彼の教えるサッカーに大きな違いはない。
ま、当たり前ですな。考えてみれば。
でも、その当たり前のコトが確認できたということ、その具体例が豊富に示されているということ、それが本書の価値である。
本書は<考えねばならぬ本>である。
ベンゲルの練習メニューは、あなたが実践してきた、指導してきたメニューとどこが違うか?
違いの意味は?新たに加えるメニューがあるとすればどれか?加えたことで何が得られるか?
ベンゲルのメニューになんら目新しいものがなかったとして。
あなたのチームとベンゲルのチームの差とはどこにあるのか?
単に選手という素材の差なのか?
同じようなメニューを実践していく中に何かしら差を生じさせるモノが存在するのか?
本書にその答えは書かれていない。
自ら、考えねばならぬ。
容易に答えの見当たらないことについて自ら考える。
極めてサッカー的な営為を本書は強いてくる。
考えることをせずして読んでいると眠くなっちゃうと思うよ。
考えてないと眠くなる。まさに本書はサッカー観戦そのものじゃないっすか?
実践家もそうでないヒトも、必死に考えながら読んでみよう。
サッカーのコアな部分の一端が、必ず見えてくるはずです。
以前そんな文章を読んだおぼえがあるのですが、それはウソです。
本書を読めばわかります。
本書の中心は、元名古屋グランパスエイトの中西哲生が記したベンゲルによる練習メニュー。
現在もアーセナルで実践されている。
それらは繰り返し実践されているもので、次から次へと無限にメニューが出てくるわけではない。
ようするにベンゲルとて持ちネタには限りがあって状況に応じ、必要に応じてバリエーションを持たせて繰り出しているということ。
世界最高峰であろうと、Jリーグ級であろうと(おそらくそれ以下であろうと)彼の教えるサッカーに大きな違いはない。
ま、当たり前ですな。考えてみれば。
でも、その当たり前のコトが確認できたということ、その具体例が豊富に示されているということ、それが本書の価値である。
本書は<考えねばならぬ本>である。
ベンゲルの練習メニューは、あなたが実践してきた、指導してきたメニューとどこが違うか?
違いの意味は?新たに加えるメニューがあるとすればどれか?加えたことで何が得られるか?
ベンゲルのメニューになんら目新しいものがなかったとして。
あなたのチームとベンゲルのチームの差とはどこにあるのか?
単に選手という素材の差なのか?
同じようなメニューを実践していく中に何かしら差を生じさせるモノが存在するのか?
本書にその答えは書かれていない。
自ら、考えねばならぬ。
容易に答えの見当たらないことについて自ら考える。
極めてサッカー的な営為を本書は強いてくる。
考えることをせずして読んでいると眠くなっちゃうと思うよ。
考えてないと眠くなる。まさに本書はサッカー観戦そのものじゃないっすか?
実践家もそうでないヒトも、必死に考えながら読んでみよう。
サッカーのコアな部分の一端が、必ず見えてくるはずです。
2002年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サッカーの指導者だけでなく、ビジネスマン、特にコンサルタントにお勧めの本だと思う。きちんとした仕事、大きな成果の影で、ささいなことにもしっかり気を配られているのだ、ということが本当によく分かる。何事にも意味のない無駄なことはなく、すべてが勝利という目標に向かって統一されているということ、そして周囲にそれを理解させることができた点が素晴らしい。著者はベンゲル政権下で決して不動のレギュラー選手だったわけではないが、ここまでベンゲル氏を尊敬している理由がよく分かる。第3章以後最後まで読み終えたときには、その多くが恐らくベンゲル氏に対して尊敬の念を持つようになると思う・・・と、尽きない素晴らしさの数々はレビューに書ききれないほど。
2002年10月30日に日本でレビュー済み
アーセンベンゲルさんは前から好きな監督で、この本があると
聞いた時は買わずにいられなくなりました。
ベンゲルさんの何がすごいって、ベンゲルさんはチームに人を呼んで
強くするんじゃなくて、今いる個人個人の能力を引き出して勝つという
素晴らしい才能のもちぬしなんです。事実、名古屋グランパスも
ベンゲルさんが来た次の年、今までは最下位続きのちーむだったのが
いきなり2位につけるとうことをなしとげました。
僕が思うにはベンゲルさんが最高の監督だと思います。
ぜひこの本を参考にしてみては?
聞いた時は買わずにいられなくなりました。
ベンゲルさんの何がすごいって、ベンゲルさんはチームに人を呼んで
強くするんじゃなくて、今いる個人個人の能力を引き出して勝つという
素晴らしい才能のもちぬしなんです。事実、名古屋グランパスも
ベンゲルさんが来た次の年、今までは最下位続きのちーむだったのが
いきなり2位につけるとうことをなしとげました。
僕が思うにはベンゲルさんが最高の監督だと思います。
ぜひこの本を参考にしてみては?
2013年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アーセナルのフットボールは面白い、
と感じている人は多いのではないでしょうか。
私もその一人でありますが、
そのチームの根幹であるアルセーヌ・ベンゲルが、
グランパス時代にやっていた練習や
フットボールに対する考え方が伝わる1冊。
と感じている人は多いのではないでしょうか。
私もその一人でありますが、
そのチームの根幹であるアルセーヌ・ベンゲルが、
グランパス時代にやっていた練習や
フットボールに対する考え方が伝わる1冊。
2009年9月12日に日本でレビュー済み
この本では、ベンゲルによる実際の練習方法が解説してあるのだが、それを見ると、実に実戦的で無駄のない練習をしている。合理的で、よく考えられている。オシムとは違い、そんなに厳しい練習ではなさそうである。練習時間もそんなに長くはない。その練習の中で、簡単なボール回し、シンプルなプレーを心がけろという指示が印象に残る。サッカーはそう簡単ではないので、この言葉が常に正しいとは限らないが、今の日本代表には参考になるだろう。中村憲剛や本田圭佑を除いて、日本代表はミドルシュートを打たない。シュートできそうな場面でもパスを選択する。こういう部分はベンゲルのアドバイスに従うべきだ。かつての日本代表、柳沢がそうだった。フォワードなのに、シュートにこだわらず、「サッカーはそんなに単純ではない」と言って得点が少なかった。他のポジションはともかく、フォワードの仕事は点を取ることである。「もっとシンプルに」という言葉はFWが必ず実践しなければならないことだ。
グランパスでの練習を見ても、そんなに変わったことや指導はしていない。アーセナルでも、練習内容は同じらしい。それでいて結果は出ている。結局、当たり前のことが試合でも当たり前にできるのが強いチームだということだろう。
頭が良く、冷静に試合を分析し、実績もあり、選手の起用も的確である。岡田の後の監督は彼しかいない。彼なら、確実に日本をベスト8ぐらいまで導いてくれるだろう。南アフリカ大会の次の監督はぜひ彼に…と願うのは、私だけではあるまい。
グランパスでの練習を見ても、そんなに変わったことや指導はしていない。アーセナルでも、練習内容は同じらしい。それでいて結果は出ている。結局、当たり前のことが試合でも当たり前にできるのが強いチームだということだろう。
頭が良く、冷静に試合を分析し、実績もあり、選手の起用も的確である。岡田の後の監督は彼しかいない。彼なら、確実に日本をベスト8ぐらいまで導いてくれるだろう。南アフリカ大会の次の監督はぜひ彼に…と願うのは、私だけではあるまい。