引用
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じゃあ、どうするの?〟ってことにしかならないわけですから。それで、とにかく考えて考えて考え抜いて、真夜中に意味もなく表をウロウロしたりして、朝の五時、やりますよ、やればいいんでしょって結論にたどりついたんです。なんだよ、これじゃ Uインターのときの気持ちと同じじゃないか
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この本を読んでから、「プライド」を読むと、濃密さが段違いだ。「プライド」は、「泣き虫」の出がらしのように思えた。門外漢にだからこそ、ここまで打ち明けて話せた。書くことが許されたのだという推察に納得です。
今でこそ、当たり前として受け止められていることが、当時のファンには当たり前ではなかった。観客の目を覚まさせる。観客を育てるのに時間がかかった。UWFは、だからまぶしく見えたし、印象に残っている。過渡期にしか存在できないプロレスだった。
髙田から見たUWFの景色で、前田から見たら、山﨑から見たら、藤原喜明から見たら、という視点が面白い。いまはYOUTUBEでも昔語りをしているから、新しい情報や記憶違いも含めた後付け解説を聞ける。すごいことだと思う。夢中で見ていたプロレスの裏側を知った上で、また試合を見られる楽しさがある。本人達の裏話解説で、過去の試合を配信してほしい。
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泣き虫 単行本 – 2003/11/1
金子 達仁
(著)
- 本の長さ325ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2003/11/1
- ISBN-104344004159
- ISBN-13978-4344004153
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
あの日、あの試合、高田延彦の心は揺れていた。真のリアルファイトとは何か? いまも格闘技の世界に身を置く立場でありながら、プロレス界、格闘技界のタブーにまで踏み込んで語った、これまでの人生。ノンフィクション。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2003/11/1)
- 発売日 : 2003/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 325ページ
- ISBN-10 : 4344004159
- ISBN-13 : 978-4344004153
- Amazon 売れ筋ランキング: - 113,983位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,374位スポーツ (本)
- - 9,423位エンターテイメント (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初の新日入門の辺りはともかく、第一次、第二次UWF、Uインター、新日対抗戦、ヒクソンとの1戦目の
辺りまではひたすらにネガティブな表現が続きます。「しんどかったけど頑張りました」ではなく
「しんどかった・やりたくなかった」で終わっているので、読んでいると結構気が滅入ってきます。
ヒクソンとの2戦目の話の辺りでようやく少し前向きな姿勢が見られるようになりますが、その後いくらも
しないうちに引退です。この本だけ読んでいると「高田って結局何をした人なの?」となっちゃいそうです。
当時多くのプロレスファンを熱狂させた陰には高田のこういった苦悩があったんだよ、というのが趣旨なんだと
思いますが鵜呑みにはできず、どう捉えるべきか非常に悩ましい内容です。
ただ、こういった切り口の本は少ないと思うので当時の事を知る上では読んでおいたほうがいいのかなと思います。
辺りまではひたすらにネガティブな表現が続きます。「しんどかったけど頑張りました」ではなく
「しんどかった・やりたくなかった」で終わっているので、読んでいると結構気が滅入ってきます。
ヒクソンとの2戦目の話の辺りでようやく少し前向きな姿勢が見られるようになりますが、その後いくらも
しないうちに引退です。この本だけ読んでいると「高田って結局何をした人なの?」となっちゃいそうです。
当時多くのプロレスファンを熱狂させた陰には高田のこういった苦悩があったんだよ、というのが趣旨なんだと
思いますが鵜呑みにはできず、どう捉えるべきか非常に悩ましい内容です。
ただ、こういった切り口の本は少ないと思うので当時の事を知る上では読んでおいたほうがいいのかなと思います。
2020年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いつの間にか流されるだけ流されて平成の格闘王に祭り上げられた話。やっぱりカリスマは普通の人ではだめだと思い知らされた。分相応がある。
興味深いのは組織論。プロレスラーの集まりだが普通の会社にも同様に起き得ることが書かれている。社長は大変だ。
そして猪木、馬場はやはり偉大だと思った。馬場さんが総合格闘技に見向きもしなかったのがよくわかる。プロレスラー最強説を唱えるのに逃げることも大事。幻想を抱かせるのも会社を守る1つの経営。高田が全日本に行ってたらなぁ…馬場さんなら彼を幻想のまま最強に出来た気がする。
興味深いのは組織論。プロレスラーの集まりだが普通の会社にも同様に起き得ることが書かれている。社長は大変だ。
そして猪木、馬場はやはり偉大だと思った。馬場さんが総合格闘技に見向きもしなかったのがよくわかる。プロレスラー最強説を唱えるのに逃げることも大事。幻想を抱かせるのも会社を守る1つの経営。高田が全日本に行ってたらなぁ…馬場さんなら彼を幻想のまま最強に出来た気がする。
2006年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
UWFファンなら一読の価値はあるとは思うが、
この本を読んでから高田延彦という人に嫌悪感を抱いた。
結構、本音で書かれたものと思われる。
この本を読んでから高田延彦という人に嫌悪感を抱いた。
結構、本音で書かれたものと思われる。
2015年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高田がこんな本を出しているとは知らず、他のプロレス関係の本で知って、中古で購入した。
正直言って、U.W.Fの大ファンだった私にとって衝撃的な部分もあったが、当時を思い出しながらサクサクと読んだ。
小説のような校正も良かったと思う。
正直言って、U.W.Fの大ファンだった私にとって衝撃的な部分もあったが、当時を思い出しながらサクサクと読んだ。
小説のような校正も良かったと思う。
2018年12月4日に日本でレビュー済み
これを読んでプロレスファンを辞めました
全ては決め事でした
全ては決め事でした
2015年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高田延彦という人間がわかります
母親から離れ、父親に半半ば育てられ、早くにプロレス入門
藤原、前田をしたい、あまり充実した日々がかかれていなく滅入る内容が多いです。
今の棚橋選手などのように突き抜ける内容とは全く違います
気分が滅入るので読んでいてつらくなります
母親から離れ、父親に半半ば育てられ、早くにプロレス入門
藤原、前田をしたい、あまり充実した日々がかかれていなく滅入る内容が多いです。
今の棚橋選手などのように突き抜ける内容とは全く違います
気分が滅入るので読んでいてつらくなります
2015年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
泣き虫。この本が欲しかったので、何気に検索したところ、安価で購入出来、満足です。過激な内容を想像してましたが、普通でした。