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会いたかった: 代理母出産という選択 単行本 – 2004/1/1
向井 亜紀
(著)
ダブルポイント 詳細
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子宮頸ガンによる子宮全摘出で16週の小さな命を失くしてから、3度目の代理母出産チャレンジでやっとふたつの命と出会えた。生命を見つめ続け、あらゆる不条理に向かい合った3年間──。感動のノンフィクション。
- 本の長さ350ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2004/1/1
- ISBN-104344004558
- ISBN-13978-4344004559
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
卵子提供、養子縁組の道を模索しながらも挑んだ最後のチャレンジで代理母シンディが妊娠。その後も様々なハードルが待っていた。代理母による出産を選択し、あらゆる不条理に向かい合った3年間を綴る感動のノンフィクション。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2004/1/1)
- 発売日 : 2004/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 350ページ
- ISBN-10 : 4344004558
- ISBN-13 : 978-4344004559
- Amazon 売れ筋ランキング: - 592,533位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 731位落語・寄席・演芸 (本)
- - 98,324位ノンフィクション (本)
- - 159,863位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2004年3月8日に日本でレビュー済み
ご両親の喜びは手にとるように伝わってきます。しかし、子供の帰属意識はどのようになるのでしょうか?また、代理母の親権は法律では裁けない部分もあるので、将来に問題を残しています。また、もっと重要なことは代理母を利用することが出来るのは一部金持ちだけです。この事は人間の崇高な行為をお金で差別することにならないのでしょうか。それからしばしば、日本の法律が現実に比べて遅れていると言われますが、このような事に関しては十分はケースを経験してからでないと、将来に禍根を残します。
2014年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
倫理的に難しい問題でもありますが、今までの私の視点では見えていなかった部分に気づかせてくれたように思います。
2007年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
代理出産はエゴイストの何ものでもない。
そう感じるのは私だけだろうか。
出産は命がけで行う行為である。
それを低額とは言え、人に頼んで行うことがそんなに賛美されるようなことなのだろうか。
代理出産は「ゲーノー人」や一部の人でないとできないと思う。
莫大なお金と時間が掛かるのだ。それが一般人はできるのだろうか。
皆、必死にやりくりをして、法律の中で不妊治療を行っているのだ。
「私にはお金があるから代理出産します」
「マスコミに出て、ネタにして、お金を稼ぎます」
結局そういうことができるから「代理出産」を選べたのではないだろうか。
本当に子供だけが欲しいのなら、マスコミに出ずして、高田氏と極秘で代理出産をするべきだ。出版物、講演、ドラマ化など「代理出産」をネタに金を稼ぐやり方は汚いとしか思えない。
本当に「問題提起」をしたいのなら、自身で基金などを設立し、問題の山積した「出産」と「代理出産」について、意義を唱え、戦うべきだろう。
戸籍はどうでもいいといいながら、実子と認めてほしいと裁判を起こしたり、自分のブログに肯定的なコメントは掲載するが、否定的なコメントをする削除したりする行為等「代理出産を問題提起したい」と言うわりには、やっていることに筋が通っていない部分も多く、いつでも被害者気取りの筆者を見ていると不愉快極まりない。
私自身も不妊治療の経験者だ。だからこそわかることもある。
子供が欲しい、けれど、それをエゴで押し通すことで、子供を授かっても良いのだろうか。
彼女はそこについては一切触れていない。
代理出産で、出産者が死亡したら、彼女はどう責任を取るのだろう。
そう感じるのは私だけだろうか。
出産は命がけで行う行為である。
それを低額とは言え、人に頼んで行うことがそんなに賛美されるようなことなのだろうか。
代理出産は「ゲーノー人」や一部の人でないとできないと思う。
莫大なお金と時間が掛かるのだ。それが一般人はできるのだろうか。
皆、必死にやりくりをして、法律の中で不妊治療を行っているのだ。
「私にはお金があるから代理出産します」
「マスコミに出て、ネタにして、お金を稼ぎます」
結局そういうことができるから「代理出産」を選べたのではないだろうか。
本当に子供だけが欲しいのなら、マスコミに出ずして、高田氏と極秘で代理出産をするべきだ。出版物、講演、ドラマ化など「代理出産」をネタに金を稼ぐやり方は汚いとしか思えない。
本当に「問題提起」をしたいのなら、自身で基金などを設立し、問題の山積した「出産」と「代理出産」について、意義を唱え、戦うべきだろう。
戸籍はどうでもいいといいながら、実子と認めてほしいと裁判を起こしたり、自分のブログに肯定的なコメントは掲載するが、否定的なコメントをする削除したりする行為等「代理出産を問題提起したい」と言うわりには、やっていることに筋が通っていない部分も多く、いつでも被害者気取りの筆者を見ていると不愉快極まりない。
私自身も不妊治療の経験者だ。だからこそわかることもある。
子供が欲しい、けれど、それをエゴで押し通すことで、子供を授かっても良いのだろうか。
彼女はそこについては一切触れていない。
代理出産で、出産者が死亡したら、彼女はどう責任を取るのだろう。
2005年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでいるうちに、何度も吐き気を覚えた。代理母について理解しようと思って読んだのだが、あまりに自己中心的な内容がそこここに垣間見え、生命の軽視としか思えない部分が多数でてきたのが吐き気の原因だと解った。
代理母出産を目指す人達の助けになるどころか、返ってその足を引っ張りかねない本だと思う。多くの人達が、ものすごく無理をしているのに、自分は仕事の都合を言い立てて多くの人達の善意を無駄にしようとするくだりがあったりして、代理母出産をされる方々を世間に認知してもらえる手助けになるどころか「代理母出産=自己中の我儘」と取られかねない。
代理母出産を目指す人達の助けになるどころか、返ってその足を引っ張りかねない本だと思う。多くの人達が、ものすごく無理をしているのに、自分は仕事の都合を言い立てて多くの人達の善意を無駄にしようとするくだりがあったりして、代理母出産をされる方々を世間に認知してもらえる手助けになるどころか「代理母出産=自己中の我儘」と取られかねない。
2013年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
親が欲しがっていたので注文しました。対応も早く良かったです。中身は自分で見ていないのでわかりません
2004年1月26日に日本でレビュー済み
代理母出産に関して、賛成派・反対派そのどちらでもないと思っていましたがしいて言えば消極派!?代理母出産を依頼する側より出産する女性の気持ちが理解できなかった!
私は4人の子を持つ母親ですが、自分のお腹の中で慈しみ育てた子を手放すことが出来るなんて・・・とずーっと思っていました。しかし、この本を読んでみて‘産むことの出来ない女性の変わりに産んであげたい!!!‘と心から思っている人もいるのだと考えられるようになりました。それは、サロゲートマザー(卵子は代理母のもの)ではなく、ホストマザー(受精卵は依頼者夫妻のもの)だったからかもしれませんが、今回は依頼者が高田夫妻であったこと、代理母がシンディ(ヴァンリード家)であったからこそこのような感動的な結果が得られたのかもしれません。
実子であっても虐待する親のニュースが後を絶たない世の中。出生届のことなど、固定概念にとらわれている日本の法律が早く柔軟になることと、四人の素晴らしい親を持っている高田家の双子ちゃんが、まだまだ残っている世間の冷たい目に負けずスクスク育ってくれることを願わずにはいられません。
私は4人の子を持つ母親ですが、自分のお腹の中で慈しみ育てた子を手放すことが出来るなんて・・・とずーっと思っていました。しかし、この本を読んでみて‘産むことの出来ない女性の変わりに産んであげたい!!!‘と心から思っている人もいるのだと考えられるようになりました。それは、サロゲートマザー(卵子は代理母のもの)ではなく、ホストマザー(受精卵は依頼者夫妻のもの)だったからかもしれませんが、今回は依頼者が高田夫妻であったこと、代理母がシンディ(ヴァンリード家)であったからこそこのような感動的な結果が得られたのかもしれません。
実子であっても虐待する親のニュースが後を絶たない世の中。出生届のことなど、固定概念にとらわれている日本の法律が早く柔軟になることと、四人の素晴らしい親を持っている高田家の双子ちゃんが、まだまだ残っている世間の冷たい目に負けずスクスク育ってくれることを願わずにはいられません。
2021年5月18日に日本でレビュー済み
何がなんでも子供が欲しい!という強い気持ちは理解できました。
が、本来、子供とは誰もが生めて当たり前のものなのでしょうか?血の繋がった子供を手に入れる絶対的な権利などあるのでしょうか?
医療や衛生状態、食料事情が改善し、人はそう簡単に死ななくなり、子供も生まれやすい世界になりました。ですが、金や技術があっても手を出してはならない世界もあると思います。
病気で子供が生めない体だから、顕微授精しても授からなかったから、ゲイカップルで子供を生めないから…代理出産に手を出す理由は色々あると思います。ですが、養子ではダメなのですか?他人の健康と命を高いリスクに晒してまで手に入れる権利があると本当に思っているのでしょうか?
出産は命懸けです。無事に生まれて当たり前と思いすぎではないでしょうか。注目されるのはセレブの成功例だけ。論理的にも法的にも議論は全く足りておらず、整備もされていない。それらに真剣に向き合わず、己の利にばかり触れるのは人としてどうかと思います。
妊娠出産が趣味や生きる喜びそのもので、私が代わりに生んであげたい!という女性も確かにいます。ごくわずかですが。そういった人に代理出産を依頼するならまだ良いでしょう。
が、現実は全然違いますよね。アジアやウクライナの若く貧しい女性達が、赤ちゃん工場でわずかな報酬と引き換えに命懸けで他人の子供を生んでいるのが現実です。
見た目が悪いから、障害があるから、離婚したから、海外から引取に行けないから…そんな身勝手な理由でお金を払われなかったり引取拒否されたりしています。
妊娠出産は代理母の身体全てに関わります。依頼され、お金を払われれば、体そのものを買われたのと同じです。命そのものに値段が付けられる、つまり人身売買です。体外に取り出された卵子や精子を買うのとは訳が違います。
報酬が出なければいいのかというと、そうは思えません。ボランティアで引き受けるにはあまりにも代理母の負担が大きすぎます。しかも、その負担は代理母のみに一方的に背負わされるのです。10ヶ月も自分の胎内で育て、大変な思いをして産み落とすのですから、遺伝的に繋がっていなくとも、人ならば情がわくものでしょう。契約だからと生んだ直後に引き剥がされ、お払い箱になるのも胸が痛みます。金を払えば解決、ではないでしょう。
代理母が健康を害したり、死んでしまったら、誰がどう責任をとるのでしょうか?責任などとれるのでしょうか?代理母の家族に、子供達に、依頼者夫婦はなんと声をかけるつもりでしょうか?
アメリカで代理出産をした女性が、子宮破裂で死にかけた、と聞きました。こういった事例は氷山の一角でしょう。日本の貧しい女性達が国内外のセレブリティのために命を危険に晒し、子宮を差し出さなければならない日が来ないことを祈ります。
が、本来、子供とは誰もが生めて当たり前のものなのでしょうか?血の繋がった子供を手に入れる絶対的な権利などあるのでしょうか?
医療や衛生状態、食料事情が改善し、人はそう簡単に死ななくなり、子供も生まれやすい世界になりました。ですが、金や技術があっても手を出してはならない世界もあると思います。
病気で子供が生めない体だから、顕微授精しても授からなかったから、ゲイカップルで子供を生めないから…代理出産に手を出す理由は色々あると思います。ですが、養子ではダメなのですか?他人の健康と命を高いリスクに晒してまで手に入れる権利があると本当に思っているのでしょうか?
出産は命懸けです。無事に生まれて当たり前と思いすぎではないでしょうか。注目されるのはセレブの成功例だけ。論理的にも法的にも議論は全く足りておらず、整備もされていない。それらに真剣に向き合わず、己の利にばかり触れるのは人としてどうかと思います。
妊娠出産が趣味や生きる喜びそのもので、私が代わりに生んであげたい!という女性も確かにいます。ごくわずかですが。そういった人に代理出産を依頼するならまだ良いでしょう。
が、現実は全然違いますよね。アジアやウクライナの若く貧しい女性達が、赤ちゃん工場でわずかな報酬と引き換えに命懸けで他人の子供を生んでいるのが現実です。
見た目が悪いから、障害があるから、離婚したから、海外から引取に行けないから…そんな身勝手な理由でお金を払われなかったり引取拒否されたりしています。
妊娠出産は代理母の身体全てに関わります。依頼され、お金を払われれば、体そのものを買われたのと同じです。命そのものに値段が付けられる、つまり人身売買です。体外に取り出された卵子や精子を買うのとは訳が違います。
報酬が出なければいいのかというと、そうは思えません。ボランティアで引き受けるにはあまりにも代理母の負担が大きすぎます。しかも、その負担は代理母のみに一方的に背負わされるのです。10ヶ月も自分の胎内で育て、大変な思いをして産み落とすのですから、遺伝的に繋がっていなくとも、人ならば情がわくものでしょう。契約だからと生んだ直後に引き剥がされ、お払い箱になるのも胸が痛みます。金を払えば解決、ではないでしょう。
代理母が健康を害したり、死んでしまったら、誰がどう責任をとるのでしょうか?責任などとれるのでしょうか?代理母の家族に、子供達に、依頼者夫婦はなんと声をかけるつもりでしょうか?
アメリカで代理出産をした女性が、子宮破裂で死にかけた、と聞きました。こういった事例は氷山の一角でしょう。日本の貧しい女性達が国内外のセレブリティのために命を危険に晒し、子宮を差し出さなければならない日が来ないことを祈ります。
2022年11月14日に日本でレビュー済み
現在、出産や子どもの誕生に関して様々な形がありますが、向井さんも代理母という選択により、誕生当時心無い非難を浴びたり余計な詮索を受けたりしていました。
現在もこの本の他の方のレビューを読む限りそれは現在進行形で行われており、向井さんでもない方が向井さんの事情を知るよしもないのに非難しているのに対し強い憤りを覚えます。
多様性を認めるという言葉は、ふわっとしてる割に突き放した感じがあるので、あまり好きではないのですが、様々な立場の方がいる事を知ることで個々の苦悩に想像を巡らせ、考えを深め、今の時代、特に必要な『思いやり』を養うという点でもこの本は大きな意味を持っていると思います。
また、この本を出版当初購入し読んで大きな感動を貰った私にとって、向井さん高田さんの息子さんお二人が現在も健やかに育たれている事に大きな喜びを感じています。もうそんなに大きいんだと。
向井さん高田さんの勇気、決断を、それをまっすぐな言葉で伝えてくれた事に感謝します。
現在もこの本の他の方のレビューを読む限りそれは現在進行形で行われており、向井さんでもない方が向井さんの事情を知るよしもないのに非難しているのに対し強い憤りを覚えます。
多様性を認めるという言葉は、ふわっとしてる割に突き放した感じがあるので、あまり好きではないのですが、様々な立場の方がいる事を知ることで個々の苦悩に想像を巡らせ、考えを深め、今の時代、特に必要な『思いやり』を養うという点でもこの本は大きな意味を持っていると思います。
また、この本を出版当初購入し読んで大きな感動を貰った私にとって、向井さん高田さんの息子さんお二人が現在も健やかに育たれている事に大きな喜びを感じています。もうそんなに大きいんだと。
向井さん高田さんの勇気、決断を、それをまっすぐな言葉で伝えてくれた事に感謝します。