就職するにあたって、企業を知るために学生は普通会社セミナー説明会、業界分析本などを利用する。
しかし、これらは企業主催であったりスポンサーであったりして良いところしか強調されない。
OB訪問もまた、本当のところは学生に話してはくれない。
悪口をいったことが、人事に知られたら大変だからだ。
本書は、総合商社や電通をはじめ大手企業を客観的に評価している数少ない本である。
この類は他に会社図鑑があるが、こちらの方が、評価項目を数値で表しているので
ずっとわかりやすい。
行きたい企業があれば必読。
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これが働きたい会社だ 社員が教える企業ミシュラン 単行本 – 2004/11/11
渡邉 正裕
(著)
この本の内容を正確にいうと、「これが(いわゆる)“働きたい会社”(の実態)だ」ということになります。良い会社ばかりを取り上げているわけではなく、一定の基準で評価しています。巷に溢れる本との一番の違いは、企業のPR本ではないことです。 多くの読者が気付いているように、「トヨタ式○○」「キヤノン流××」といった類の本は、企業の広報部を通して社長などに取材をして書かれたものです。もちろん広報部は、企業側の立場から都合の良いことだけしか話しません。 私は今回、実際に働いている人に直接、コンタクトをとって取材しました。広報は一切、通していません。だから、良いことも、悪いことも、本音で事実関係を聞けています。
- 本の長さ334ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2004/11/11
- ISBN-104344006992
- ISBN-13978-4344006997
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商品の説明
著者からのコメント
みなさんは、ご自分のキャリアに満足していますか?
他社のことを、どのくらい知っていますか?
私は、典型的な旧来型の日本型企業で新聞記者をやったあと、典型的な外資100%のIBM(旧PWC)でコンサルタントをやったので、社風や人事、キャリアパス、オフィス環境といった、働くことに関するあらゆるファクターについて、自分自身で両極端を経験しています。また、企業取材やコンサルティングの仕事をする過程で、さまざまな会社を見てきました。
その過程で、徹底的に社員の立場に立った場合、「働きたい会社」とはどういうものか、考え続けてきました。みなさん誰しも、考えたことがあるでしょう。その1つの答えがここにあります。ぜひ読んで、自分の会社を客観的に見られるようにしてください。
他社のことを、どのくらい知っていますか?
私は、典型的な旧来型の日本型企業で新聞記者をやったあと、典型的な外資100%のIBM(旧PWC)でコンサルタントをやったので、社風や人事、キャリアパス、オフィス環境といった、働くことに関するあらゆるファクターについて、自分自身で両極端を経験しています。また、企業取材やコンサルティングの仕事をする過程で、さまざまな会社を見てきました。
その過程で、徹底的に社員の立場に立った場合、「働きたい会社」とはどういうものか、考え続けてきました。みなさん誰しも、考えたことがあるでしょう。その1つの答えがここにあります。ぜひ読んで、自分の会社を客観的に見られるようにしてください。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2004/11/11)
- 発売日 : 2004/11/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 334ページ
- ISBN-10 : 4344006992
- ISBN-13 : 978-4344006997
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,119,841位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 592位企業動向
- - 60,938位投資・金融・会社経営 (本)
- - 151,135位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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ニュースサイト『MyNewsJapan』のオーナー、編集長、ジャーナリスト。『企業ミシュラン』を主宰。1972年東京生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒後、日本経済新聞の記者、PwCコンサルティング(現・日本IBM)のコンサルタントを経て、インターネット新聞社を創業。一貫して「働く日本の生活者」の側に立ち、雇用・労働問題の取材・執筆を行う。著書に『10年後に食える仕事 食えない仕事』(東洋経済新報社)、『35歳までに読むキャリアの教科書』(ちくま新書)など多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
雰囲気だけでもつかみたいという方におススメですが、これを読んだだけでその企業を分かったように考えてしまうのは危険ですのでご注意ください。といいますのは、実際に掲載企業で働いていますが、違和感を感じる箇所もあるので。
2014年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コンディションはとても良い状態で届きました。
コンビニ入金後の回答も早く、満足してます。
コンビニ入金後の回答も早く、満足してます。
2015年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本の表題を見て、私は「企業ミシュラン」ってミシュランタイヤの事だとばっかり思って
しかも、企業のミシュランガイドらしいがミシュランじゃないのにミシュランを謳うのはふざけている!
日本企業ばかりで読む気も起きない
しかも、企業のミシュランガイドらしいがミシュランじゃないのにミシュランを謳うのはふざけている!
日本企業ばかりで読む気も起きない
2004年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本で取り上げられているような日本を代表する企業について、新聞・雑誌記事や知人を通じて断片的に聞くことはあったが、キャリアという視点から具体的・体系的に整理された本を見かけることはなかった。
実際にこれらの企業に勤めていなくても、本を読み進めていくと、「この会社で働いてみたい」とか、「この会社では働きたくない」などと感じるはずである。こうして、それぞれの企業に対する自分自身の評価を積み重ねていくと、自分は何のために働いているのか(たとえばお金、やりがい)ということを発見・確認できるかもしれない。
自分の今後のキャリアを考えたい人には、特におすすめである。
取材対象となる人数が限られていることもあり、多少内容が偏っている可能性もあるが、企画そのものの斬新さは変わることがない。
実際にこれらの企業に勤めていなくても、本を読み進めていくと、「この会社で働いてみたい」とか、「この会社では働きたくない」などと感じるはずである。こうして、それぞれの企業に対する自分自身の評価を積み重ねていくと、自分は何のために働いているのか(たとえばお金、やりがい)ということを発見・確認できるかもしれない。
自分の今後のキャリアを考えたい人には、特におすすめである。
取材対象となる人数が限られていることもあり、多少内容が偏っている可能性もあるが、企画そのものの斬新さは変わることがない。
2007年11月11日に日本でレビュー済み
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つくづく「会社」という組織はいやらしいものだと感じた。
巻頭に世界的に成功している製造企業が載っているが、
その内容は規律訓練、生存競争、報酬制度、モチベーションの釣上げ…
まさに会社とは組織として「成功した共産主義」と言えるのではないか。
組織として利益追求という観点から完璧を目指すことは
かくも非人間的で気色悪いことなのであろうか…。
一方で充実した福利厚生、社員の航空運賃は殆どタダ、海外の五つ星ホテルに格安宿泊、
入社6〜7年は単純作業ばかりでスキルが身に付かない事務職の職務内容、
「仕事にやりがいを求めない人、やりたいことがない人には最適」、
無給の1ヶ月休職に社員が殺到、というふざけた某航空会社の紹介もある。
職業選択の自由がある社会で本当に幸福だ。
巻頭に世界的に成功している製造企業が載っているが、
その内容は規律訓練、生存競争、報酬制度、モチベーションの釣上げ…
まさに会社とは組織として「成功した共産主義」と言えるのではないか。
組織として利益追求という観点から完璧を目指すことは
かくも非人間的で気色悪いことなのであろうか…。
一方で充実した福利厚生、社員の航空運賃は殆どタダ、海外の五つ星ホテルに格安宿泊、
入社6〜7年は単純作業ばかりでスキルが身に付かない事務職の職務内容、
「仕事にやりがいを求めない人、やりたいことがない人には最適」、
無給の1ヶ月休職に社員が殺到、というふざけた某航空会社の紹介もある。
職業選択の自由がある社会で本当に幸福だ。
2006年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私もこの本に掲載されてる会社で働いてますが、かなり精緻に内情を
捕らえてます。実際に働く、あるいは働いていた人間にそれなりの時
間と労力をかけて取材したのでしょう。そういう意味で、転職希望者、
就職活動中の学生にはとてもオススメの一冊です。
ただ、数人の人間に対して深堀をしたと思われるため、若干取材対象
者の主観というか、おかれてる環境独特の意見が見受けられます。そ
のあたりは誤差ということで、本書の内容を絶対としてみるのは危険
です。
それを差し引いても一読に値する良書です。
捕らえてます。実際に働く、あるいは働いていた人間にそれなりの時
間と労力をかけて取材したのでしょう。そういう意味で、転職希望者、
就職活動中の学生にはとてもオススメの一冊です。
ただ、数人の人間に対して深堀をしたと思われるため、若干取材対象
者の主観というか、おかれてる環境独特の意見が見受けられます。そ
のあたりは誤差ということで、本書の内容を絶対としてみるのは危険
です。
それを差し引いても一読に値する良書です。
2015年2月25日に日本でレビュー済み
今から10年以上前の本ということを踏まえても、内容が心許ない。
・仕事(Work)
・生活(Life)
・対価(Money)
といった3点を軸に会社を評価して、大手企業を紹介している。
実際に在籍する社員へのインタビューを元にしているとのことだが、
就活の時も、転職の時もとても参考になるとは思えない。
2004年に出版された本だが、当時もインターネット上は存在し、
社員の愚痴レベルの話やニュースは散見出来た。
企業の組織はや、業界内での立ち位置はすぐに変化してしまう。
またインタビューもどれだけの人に聞けているのかわからない。
本書に掲載されている企業は、社員も数千〜数万人いるだろう。
どの職位にいる人かわからない方のインタビューを、その企業の印象としていいのだろうか?
就職サイトに企業が載せたインタビュー記事より少しマシ、
位に見ておけばいいかもしれないが、それを知りたいならネットで見られる。
本書よりは、業界の分析をした方が時間が有効に使えると感じた。
・仕事(Work)
・生活(Life)
・対価(Money)
といった3点を軸に会社を評価して、大手企業を紹介している。
実際に在籍する社員へのインタビューを元にしているとのことだが、
就活の時も、転職の時もとても参考になるとは思えない。
2004年に出版された本だが、当時もインターネット上は存在し、
社員の愚痴レベルの話やニュースは散見出来た。
企業の組織はや、業界内での立ち位置はすぐに変化してしまう。
またインタビューもどれだけの人に聞けているのかわからない。
本書に掲載されている企業は、社員も数千〜数万人いるだろう。
どの職位にいる人かわからない方のインタビューを、その企業の印象としていいのだろうか?
就職サイトに企業が載せたインタビュー記事より少しマシ、
位に見ておけばいいかもしれないが、それを知りたいならネットで見られる。
本書よりは、業界の分析をした方が時間が有効に使えると感じた。