一瞬一瞬を懸命に生きた重信房子の歌集。
重信房子を知っている人にオススメ。
素晴らしいの一言。
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ジャスミンを銃口に: 重信房子歌集 単行本 – 2005/7/1
重信 房子
(著)
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- 本の長さ131ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2005/7/1
- ISBN-104344010159
- ISBN-13978-4344010154
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2005/7/1)
- 発売日 : 2005/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 131ページ
- ISBN-10 : 4344010159
- ISBN-13 : 978-4344010154
- Amazon 売れ筋ランキング: - 421,001位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 112,980位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2017年5月10日に日本でレビュー済み
銃口にジャスミンの花無造作に挿して岩場を歩く君
一人称複数…つまり「僕たち」「俺ら」「我々」これらの言葉を未だアレルギーなしに使えずにいる。
一体誰が「僕」と繋がっているのか…そんな人はいなだろう。
同様に「おまえら」「奴ら」もそうだ。具体的な対象を実感しないままに遣うことは躊躇われる。
二人称の否定が、自分の肯定化に繋がるのもしんどい話だ。
そんなことをウダウダ考えている内に言葉が消えて行く。
その内、自分の中の政治意識みたいなものも消えていった。
「もし僕が死んだらこれを母親に」手紙と財産六十ドルなり
重信房子に限らず連合赤軍にしろ、日本赤軍にしろ僕がとうとう持つことのなかったActionを起こした。
少なくとも口だけでもなければ、金だけ出すのでもなく。
僕が常に彼らの行動や著作物をフォローするのは、そのコンプレックスからかも知れない。
一行も書かない自伝を胸に秘め壮大な絵を君は描いた
Actionを起こした人 / とうとう起こさなかった人
この両者の間の境界は何なのだろう。
人は様々な理由で境界を作るだろう。
私の関係する話ではない ex. 関係すること=国、家族など
そんなことして損したくない
その行いは間違っている ex.その行い=テロ、政治活動など ETC
秋彼岸非日常のマント着て地獄の君に会いにいこうか
問題は「その行いは間違っている」だ。
なぜテロが生まれたか、その原因を求めることなく否定する。
教育なのだろうか。
慣習なのだろうか。
おまけにテロを起こしたと云う理由で、歴史も大国のエゴも帝国主義も霧散する。
うたいたいうたいたいもっと君のこともうこのへんでいいかもしれない
僕が思うだろう「人民」なんか居ないのだなぁと思ったのは何時の頃だろうか。
山谷や寿で日雇い労働者達と実際に出逢うまで、そう思い続けていた。
今は…今は言葉にしたくない。
ただ歌を唄いたいと云う気持ちが何処かで何かと繋がっていると信じているだけだ。
偶然を必然とする神ありて君パレスチナの大地に眠る
パレスチナは遠い。剰りに遠くて僕は歌集を手に取る。
Actionもまた遠かった。剰りに遠すぎて僕は歌を諳んじる。
一人称複数…つまり「僕たち」「俺ら」「我々」これらの言葉を未だアレルギーなしに使えずにいる。
一体誰が「僕」と繋がっているのか…そんな人はいなだろう。
同様に「おまえら」「奴ら」もそうだ。具体的な対象を実感しないままに遣うことは躊躇われる。
二人称の否定が、自分の肯定化に繋がるのもしんどい話だ。
そんなことをウダウダ考えている内に言葉が消えて行く。
その内、自分の中の政治意識みたいなものも消えていった。
「もし僕が死んだらこれを母親に」手紙と財産六十ドルなり
重信房子に限らず連合赤軍にしろ、日本赤軍にしろ僕がとうとう持つことのなかったActionを起こした。
少なくとも口だけでもなければ、金だけ出すのでもなく。
僕が常に彼らの行動や著作物をフォローするのは、そのコンプレックスからかも知れない。
一行も書かない自伝を胸に秘め壮大な絵を君は描いた
Actionを起こした人 / とうとう起こさなかった人
この両者の間の境界は何なのだろう。
人は様々な理由で境界を作るだろう。
私の関係する話ではない ex. 関係すること=国、家族など
そんなことして損したくない
その行いは間違っている ex.その行い=テロ、政治活動など ETC
秋彼岸非日常のマント着て地獄の君に会いにいこうか
問題は「その行いは間違っている」だ。
なぜテロが生まれたか、その原因を求めることなく否定する。
教育なのだろうか。
慣習なのだろうか。
おまけにテロを起こしたと云う理由で、歴史も大国のエゴも帝国主義も霧散する。
うたいたいうたいたいもっと君のこともうこのへんでいいかもしれない
僕が思うだろう「人民」なんか居ないのだなぁと思ったのは何時の頃だろうか。
山谷や寿で日雇い労働者達と実際に出逢うまで、そう思い続けていた。
今は…今は言葉にしたくない。
ただ歌を唄いたいと云う気持ちが何処かで何かと繋がっていると信じているだけだ。
偶然を必然とする神ありて君パレスチナの大地に眠る
パレスチナは遠い。剰りに遠くて僕は歌集を手に取る。
Actionもまた遠かった。剰りに遠すぎて僕は歌を諳んじる。
2005年8月13日に日本でレビュー済み
稚拙と言わざるを得ない歌も含まれてはいる。しかし短歌という表現法は日本文芸の中で最も技術より心に重点を置きうる手法であり、この歌集は技術的問題を差し引いても充分鑑賞に堪えうると言えるだろう。
短歌はまた読者自身の心の鏡でもある。この歌集の歌に己の来し道と現在を映して読む人も多いだろう。良い短歌ほど鮮明に読者自身を映し出す。
今、日本社会は何やらつかみ所のないムード的な右傾化を始めているが、重信房子のような凛とした革命指導者の覚悟と愛と孤独の心情を受け取ることは、左右を問わず多くの人々に意味のあることだと思う。特に若い人たちに、歴史性を理解する面で難しい点もあるだろうが、ぜひ読んでもらいたい。
「打倒せよ」と叫びし日々はこの国の勢いありて希望ありし頃
短歌はまた読者自身の心の鏡でもある。この歌集の歌に己の来し道と現在を映して読む人も多いだろう。良い短歌ほど鮮明に読者自身を映し出す。
今、日本社会は何やらつかみ所のないムード的な右傾化を始めているが、重信房子のような凛とした革命指導者の覚悟と愛と孤独の心情を受け取ることは、左右を問わず多くの人々に意味のあることだと思う。特に若い人たちに、歴史性を理解する面で難しい点もあるだろうが、ぜひ読んでもらいたい。
「打倒せよ」と叫びし日々はこの国の勢いありて希望ありし頃