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キタイ 単行本 – 2006/1/1
吉来 駿作
(著)
第6回(2005年) ホラーサスペンス大賞受賞
- 本の長さ317ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2006/1/1
- ISBN-104344011007
- ISBN-13978-4344011007
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2006/1/1)
- 発売日 : 2006/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 317ページ
- ISBN-10 : 4344011007
- ISBN-13 : 978-4344011007
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,946,151位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 442,794位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年7月20日に日本でレビュー済み
アイデアは、いいんですが、
スピード感やスリルに欠ける展開、登場人物のキャラの薄さも足りない・・・。
もっともっと、と思える分、
深層心理をえぐりとんでもないラストを期待しすぎたかも・・。
スピード感やスリルに欠ける展開、登場人物のキャラの薄さも足りない・・・。
もっともっと、と思える分、
深層心理をえぐりとんでもないラストを期待しすぎたかも・・。
2011年10月2日に日本でレビュー済み
この小説、
後半の盛り上がりがすごい。
国産ホラーには滅多にない迫力です。
スプラッタな描写が続く後半は一気に惹き込まれていきます。
蘇る死体がテーマの小説です。
キングっぽい部分も楽しめます。
いいですね。
一方、前半は退屈。
登場人物が多過ぎることと、
紋切り型の会話が続きます。
特に高校生の恋愛にまつわる描写が、
なんだか痛い。
それさえ回避できるとすごい小説だと思います。
後半の盛り上がりがすごい。
国産ホラーには滅多にない迫力です。
スプラッタな描写が続く後半は一気に惹き込まれていきます。
蘇る死体がテーマの小説です。
キングっぽい部分も楽しめます。
いいですね。
一方、前半は退屈。
登場人物が多過ぎることと、
紋切り型の会話が続きます。
特に高校生の恋愛にまつわる描写が、
なんだか痛い。
それさえ回避できるとすごい小説だと思います。
2009年6月16日に日本でレビュー済み
死者を生き返らせる方法論という平凡な題材を巡って物語が進行する。生命の再生というテーマだけでこれだけの長編を維持することはできない。高校の同級生8人の思い出や友情や恋愛感情がそれに交差して展開する。ペットセメタリーのゾンビホラーにスタンドバイミーのノスタルジーを合わせ、そこに恋愛のエッセンスをちょっぴり垂らしている。
スプラッター満載のおどろおどろしい物語であるにもかかわらず、さわやかなラストのおかげで読後感はなかなかであった。
スプラッター満載のおどろおどろしい物語であるにもかかわらず、さわやかなラストのおかげで読後感はなかなかであった。
2006年2月4日に日本でレビュー済み
不死というのは太古から人を魅了しているらしく、冷凍保存をしたり怪しい臓器売買があったり、あるいは思い切り無駄な延命処置をしたりと命が惜しい人は浅ましい限りの手を尽くす。
そしてそれらには大金が必要で、ビジネスは成り立っていく。
この物語も、永遠の命、甦りにあくなき欲望を燃やす人間の物語である。ホラーにスプラッタや凄惨さや恐怖を求めるのは当然なのかもしれないが、それ無しでも充分面白いものが描けているのではないだろうか。怖さを求める向きにはやや物足りないのかもしれないが、18年前の地方の高校生たちの鬱屈感や微妙な位置関係も描かれていてそれなりの臨場感はある。
キタイの正体もなるほどと思わせるし、特に、前半がいい。
冒頭の始まり方といい、香港時代の話やキタイなる秘儀のあらましなどどんどんひきつけられる。
この迫力が後半まで続いていれば星は5つだったと思うが、それでも面白かった。
そしてそれらには大金が必要で、ビジネスは成り立っていく。
この物語も、永遠の命、甦りにあくなき欲望を燃やす人間の物語である。ホラーにスプラッタや凄惨さや恐怖を求めるのは当然なのかもしれないが、それ無しでも充分面白いものが描けているのではないだろうか。怖さを求める向きにはやや物足りないのかもしれないが、18年前の地方の高校生たちの鬱屈感や微妙な位置関係も描かれていてそれなりの臨場感はある。
キタイの正体もなるほどと思わせるし、特に、前半がいい。
冒頭の始まり方といい、香港時代の話やキタイなる秘儀のあらましなどどんどんひきつけられる。
この迫力が後半まで続いていれば星は5つだったと思うが、それでも面白かった。