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シールド(盾) 大型本 – 2006/3/24

3.7 5つ星のうち3.7 43個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎 (2006/3/24)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/3/24
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 大型本 ‏ : ‎ 149ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4344011449
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4344011441
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 43個の評価

著者について

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村上 龍
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1952年長崎県生まれ。

七六年『限りなく透明に近いブルー』で第七五回芥川賞受賞。『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、『半島を出よ』では野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。『トパーズ』『KYOKO』で映画監督も務めた。最新作は『新 13歳のハローワーク』『13歳の進路』。日本の金融・政治経済の問題を考える メールマガジン『JMM』を主宰し、経済トーク番組『カンブリア宮殿』(テレビ東京)のホストも務める。

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
43グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供向けに書かれていますが、人間にとって普遍的に大切な尊厳について書かれています。
図書館では探せますが、購入となるとなかなか巡り会えずにいましたので、今回のお取り引きは大変有効でした。
2006年6月22日に日本でレビュー済み
悪い本ではない。大事なことも書いてある。しかし、、

私は心を常に盾でがっちりと守ってる人なんかヤダ。

傷付くことがそんなに悪いことなのか?

安っぽいドラマの台詞じゃないけど、傷付く事によって他人の心の痛みがわかるようになったり、他人に優しくできるようになったりすることもある。

「盾」の例として、「シェパードの訓練」だとか「外国語」だとかが出てくるけど、あまりにもステレオタイプな村上龍が出過ぎてるような気がする。世の中にある職業の大部分は、「営業」だの「ライン工」だの、そのような「盾」になるような職業ばかりではない。

なぜ、人が傷付きながらも小さくても確かな幸せを積み上げていくようなことを書けない?

例えば、子供の頃に「いじめ」を受けた人でないと、いじめられた人の気持ちは本当には理解できない。そいう人がいなくなったらどうするのか。

心の奥にある柔らかくて傷付きやすいものって、何をそんなに過大評価しているのか。

自分は少なくとも、「盾」で心をがっちり守っている人なんか魅力的ではないと思う。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説でなく絵本という形式を選んだのは何故だろう、などと考えてしまいました。コジマとキジマという二人の幼馴染が辿る人生が象徴的に描かれています。柔らかなものを守っている「盾」の意味は読んだ人がそれぞれ想像するでしょう。著者も書きながら探したのではないかと思います。眼に見えないですし、言葉にしづらいのですがそれは確かにあるものだと思います。親しい人達といると盾を立てる必要はないのですが、知らない人達に囲まれていると柔らかなものに触れさせないために「盾」が必要です。今の日本に暮らす多くの人はいつも盾を立てているように感じます。幸福の意味を「盾」という視点でみた物語のような印象です。はまのゆかさんの絵がとても素敵でこの物語が素直に響いてくるのは絵の力も大きいと思います。大人の方に向いている寓話だと感じました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 個人的な事だが、小学生の頃『良い本を読みましょう』という

スローガンがあったのだが『良い本』の基準が分からず、読書感想文用の

本選びに困った事があった。

 『頭が良いか悪いかというのは一つの基準に過ぎず、それを決める事に

意味は無い』『からだの中心にある大切なものを守る「盾」が必要』などと

言う『名なしの老人』の話は本質を突いており、『良い本』とは先生や大人が

考えた勝手な基準にしか過ぎないと自分自身、ハッとさせられる。心の中が

支配されると、アイデンティティが失われ、自分が自分でなくなってしまう

という警告を発しているのだろう。そのために「盾」は存在しているのだと。

 また、違う形で栄光と挫折を味わう主人公のコジマとキジマの半生が、

自分自身の一部を投影している部分があり、二人が共通して直面した「盾」が

崩壊した時、どうやって新しい「盾」を作ってきたか?のくだりは、自分自身が

どう生きるか?という人生のテーマにヒントを与えてくれる。

 出来る事なら子供の頃にこの本に出逢いたかった。大人だけではなく、

小学校高学年あたりから読んでもらいたい。学校の『推薦図書』には

ならないだろうけど。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネットで注文してしまいましたが、やはり書店で内容を少し見てから判断すべきでした。あまりにもがっかりしたので、辛口コメントを書かせてください。

高度成長期から現在にいたるまでの、とてもステレオタイプな話をパッチワークのように断片的につなぎ合わせたストーリー。妙にリアル、妙に現実離れ、が交互に出てきます。

いったい読者を誰に想定してるのだろうと思いました。

大人向けにしては、中身が薄すぎるし、子供向けにしては妙にリアルだし(断片的にですが)、、、

著者の知名度と絵本という珍しさだけで話題になってるような気がしました。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年8月22日に日本でレビュー済み
最後に村上龍氏による「おわりに」という文章があり、なぜこの絵本を書こうと思ったのかが綴られているけれども、そこに書かれていることが内容の全てだった感じ。

「おわりに」で書かれたことをもう少しわかりやすく例えを出しながら説明すると、この本文になると言えば良いでしょうか。

ここ最近の村上氏の本を読んでいる人であれば、目新しさがある内容ではないかと思います。

読んだことがない人とかであれば、とっつきやすくて良いのではないでしょうか。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
二人の少年の一生を描く絵本です。
心を守る盾の存在を、二人はふと思い出します…
2006年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分自身の心を守る「盾:シールド」という発想は精神科や心理学の分野では目新しい概念ではないのでしょうが、自分にとっては新鮮でした。

引きこもりやニートになりつつある思春期の若者達には先生の説教よりずっと効果的な本かも知れません。

ただ、あくまで「男性の視点」から書かれた本です。もちろん女子・女性にも含蓄のある内容ではありますが、女性社会の友情・仕事関係はまた独特なわけで、その辺はちょっとカバーされていません。

イラストは「13歳のハローワーク」より随分達者になっており、絵本や挿絵の勉強をしている人達にはいい参考書ではないでしょうか。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート